ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。574
「地元学をはじめよう」 岩波ジュニア新書。
http://www.bk1.jp/product/03055963
オンライン書店ビーケーワン
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たまたま手にとって読み始めたらこれが面白い。著者は吉本哲郎さんという方。オンライン書店ビーケーワンサイトでの著者紹介の欄に、1948年水俣市生まれ。宮崎大学農学部卒業。水俣市環境対策課課長、水俣病資料館館長などを経て、地元学ネットワーク主宰。著書に「わたしの地元学」など。とあった。
読み進んでいくうちに示唆に富む話題が次々と出てくる。いきおいネットで「地元学」をキーワードに検索をかけてみたくなった。たくさんの実践がある。関連サイトを参考にして欲しい。
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さて、この地元学とはなにか。少し考えてみたい。
関連サイトで紹介している”NPO野田塩ベコの道”サイトでは下記のように説明している。
地元学は、学問ではありません。
地元住民の皆さんが、地元の暮らし、文化や資源を見つめ直し(再発見し)それを大切に育てながら、地域らしさを追求していく持続的な取り組みのことを言います。
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この考え方、何気なく地域の風景や故郷佐渡の風景を撮影し、多様な物事に関心を寄せてきた道草大好きの指向性に重なる部分があると感じる。何もないではなく何かある。で何があるのか。ふとした風景や様々なものとの出会い、妙に印象に残ることなどは日常の中に多々ある。ぼんやりとしているが、何かとはこれではないかと少し霧が晴れるような思いである。
地元学とはこうした出会いや発見を少し掘り下げてみようとする所から始まる世界なのではないか。そして、集めた情報を系統的にまとめ上げていくことで、目指すものが見えて来るのではないか。
普段の地理佐渡はそんなことを強く意識するものではない。気の向くまま、好き放題、一貫性なんぞは皆無。でも何か感化されている。「地元学」。良い言葉にであった。なお、今回紹介の風景は現長岡市大口(旧中之島町大口)の風景である。村の神社、そしてそれを覆う木々、手前には大口を代表する蓮田である。
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【地元学・関連サイト】
http://kuin.jp/fur/ootuka2.htm
地元学」の特徴と背景
ー水俣における地域再生の取り組みー 大塚勝海
http://www.nodabeko.com/jimotogaku/index.html
NPO 野田塩ベコの道
http://www.aiina.jp/environment/digieco/
いわてエコミュージアム いわて地元学
http://www.kyushunomura.net/index.php?gclid=CNv7wezlqpcCFdUupAodWk9jiw
九州のムラへ行こう
http://www.amazon.co.jp/地元学のすすめ―地域再生の王道は足元にあり-下平尾-勲/dp/4794807074
Amazon.com
http://www.town.nishiwaga.lg.jp/index.cfm/8,0,83,30,html
地元学 - 西和賀町
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写真撮影:2008.12.06
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2008年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_574
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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ディックさんの場合も地元学。
草花や樹木編と言うところだと
思います。地元学はありとあら
ゆるものに興味・関心を寄せて
良いようです。
まあ、そうした試みや、こうしたブログでの情報交換のためにあれこれ調べてみたり、そうしたところから郷土を誇りに思い、大切にしよう、という気持ちが住民の中に育っていくことが大切なのでしょう。
山手の木々さんにところはほとんど隣町ですが、あちらも横浜市中区の山手から根岸と言えば谷ひとつ隔てて尾根続き、似たような環境です。地元の西洋館の歴史など、勉強させてもらっています。
そうでしたか。当方の方では
ありまして、たまたま新着コー
ナーにあったものですから.。
良い本をご紹介いただきました。
流石に図書館にはまだありませんでした。(笑)
是非読んでみましょう。
地元学、何となく語感もいいですね。
そうでしたか。どうりでそれらしい建物などが
多々登場するわけです。趣味と実益がライフワー
クとしてかね備わっているかのようですね。
ブログはそんな調査結果を整理整頓、まとめる
一つのツールになり得るかも知れません。
私も地元学をやっていまして、老後はガイドでもやろうかなと考えています。
今年もまた冬枯れの蓮田と共に
紹介できる季節が来ました。
早朝靄がかかっていたり、背景
に濃い雪雲なんかを備えると
すごく良い風景となります。
さて、地元学の本。面白いです
よ。お勧めです。地元の図書館
なんかには置いてあると思われ
るので..。
蓮田の枯れた風景は実によいです。
水面との絶妙な風景を描き出します。
毎年この時期はこの風景が楽しみで
す。
蓮田を写しています。
蓮根の収穫風景でした。
これから寒い季節なの
ですが、蓮根農家は
吹雪の中でも収穫作業
をします。その風景に
は自然相手の仕事の厳
しさを感じます。
一方で、普段食する農
作物のありがたさを感じ
ます。
蓮根と言えば茨城というイメージもありますが、
こちら越後ではここ大口が一番の産地だと思い
ます。周囲の水田は良質な新潟コシヒカリを作る。
そんな環境ですから良い蓮根が育つのです。
準優勝ですか?良かったですねぇ。
こちら新潟のチームは、J1残留
を勝利で決めたようです。
さて、今回の本はなかなか面白い
です。ジュニア新書は馬鹿になり
ません。大人にも十分読み応え有
りです。
昨日午後から本格的に降り始めましたが、
湿った重い雪です。降りながらすでに少
しは融けたりしまして、それでも朝には
5~10Cm近くでしょうかね。
なるほど。
地元の地域を大切にすることは、とても、素晴らしいことですね。
枯れものショット、風情があっていいですね。
見て、心癒しでした。
ありがとうございました。
さて、地理佐渡さん
昨日の「トンボ 」掲載についてですが、・・・。
→ トンボや花など、今でも見られる珍しそうながあったら、載せてみたいと思いました。
お誘い、ありがとうございました。
興味が出てきましたこのご本!
読んでみたいと思います。
先日、お写真をお借りましたこの風景、大好きです。
貴婦人のような3本の木、その前には魅力的な蓮田。
とても印象的でした。~
写真の水の中の植物の収穫風景は、何の収穫
でしょうか、レンコンでもなさそうな!
「地元学」。。今、地理佐渡..さんのやられて
いる事そのままだなぁ!と感じました。
このブログ、何かと先取ってます(笑)
下のお写真はやはり蓮ですね。一瞬そんな気がし
ました。こんな風になったんですね~
私もオオガハスを撮ったので、感慨深い心境です。
丁度 通勤の時に読んでいた本が終わったので
次はこの本を読んでみたいと思います。
さて、地元学ではありませんが
地元密着型スポーツと言えばJリーグ...。
今日はその最終戦を観戦して来ました。
私がサポートするチームは今シーズン準優勝でした。
...酒が超~美味い!!。
賛成ですね。
地方の時代がいわれて久しいですが、変わりません。一人ひとりの気持ちに関係がありそうです。
そういえば、雪はいかがでしたでしょうか。
micoさんもたぶん共有する
部分あると思いますよ。
アリオの変化紹介などはま
さに地元学の一つです。
今仕事から帰ってきたところです。
私もこの言葉の響きとその内容に
感心しました。良いですよね。
地元学。身の回りのものを見る目
が変わります。
どこか共感するところがあります。
これから、少し意識してみたいと思います。
系統的に並べて、そこに何かが生まれてきて、再発見する事で、新しい感覚が芽生えてきそうな予感がします。
いい話を有難う。