ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。679
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花の山ドンデンシリーズ10月版を長い間紹介してきました。春から月一回程度を目安にドンデンに行こうと決めてはいましたが、なかなかそうも行きませんでした。それでも行くたびに何か発見があったという感じがしまして、ドンデンにはまだまだ楽しみが残っています。
すでにドンデンへの入口のゲートは閉められ、後は雪解け後の春を待つだけとなりました。気持ちの良い森を歩くのは実に心地よいです。一連のシリーズ最後に少しドンデンへのアオネバ登山道で見てきた森の風景を紹介したいと思います。
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Photo-03 登山道途中の落合と言うところです。
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Photo-05 紅葉が始まっています。
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Photo-07 葉が落ちきる頃にもう一度入りたいものです。
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写真撮影:2010.10.17 アオネバ登山道
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2010年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_679
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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佐渡の自然、素晴らしいですね。
早朝から居ながらにして、爽やかな登山気分を味あわせていただきました。
「アオネバ、初めて聞くっチャー。」「俺にも教えてくれテー。」
子供の頃の相川弁と沢根弁です。
アオネバとはどんな意味でしょうか。 ドンデン山もよく解りません。
ドンデン山もこの時期でしたら紅葉真っ盛りでしょうね。
今日もお天気が悪そうですね。 こちらは朝から冴え渡っています。
タイトルを見て、最初どうしてこの時期に仰げば尊しが出て来たのかな―?何て思ってしまいました。スミマセン。
アオネバ登山道なんですね。
2枚目の写真、この草は何て云う名前ですか?
私の実家にも有るのですが。
登山道は沢沿いにあり、豊かな森林に恵まれ
ています。これから道沿いの木々は葉を落と
し、久しぶりに林床まで光が射し込む季節と
なります。晩秋から冬にもそれなりの楽しみ
があると思うのですが、いかんせん道が雪に
隠れますからおいそれとは入れません。
雰囲気としましては、麓から登りはじめた
最初の風景という感じですかね。この登山
道は尾根筋に至るまでこのような広葉樹を
メインとした森林に覆われています。
ニリンソウやシラネアオイ、キクザキイチゲなど
が足の踏み場もないほど咲く場所です。
ここからドンデンに2回ほど歩いています。
シーズンオフなら静かな歩くができそうです。
2枚目の写真はクサソテツですね。
春の若芽はコゴミといって食用になります。
3枚目にサラシナショウマが見えます。
この花もかなり遅くまで咲いているようです。
今朝もよく晴れていますが、冷え込んでいます。
昼間もあまり暖かくならないようです。
青粘と書きましてアオネバ。
今からだいたい1700万年程前の
新第三期中新世のグリーンタフ
変動という時期に日本海で起こっ
た海底火山の活動によって堆積し
た緑色凝灰岩(グリーンタフ)が
岩化あるいは未固化のまま粘土状
になっているものです。
鮮やかな青緑色をしています。
アオネバとはそれから付いた名で
して、登山道沿いには広く見られ
るのです。
当方は不勉強ですが、日本列島や
日本海の形成とも関わる出来事です。
と言うあたりでご勘弁下さい。
なんとなく語感がそうさせましたかね(笑)。
さて、二枚目ですがシダの仲間であることは
わかるのですが、これまた不勉強。シダの仲
間はまるっきりだめです。すみません。
ただ、越後・佐渡ではよく見る大形のシダで
すよね。春には毛深いワラビ状のものを見る
ものだと思います。
そうですか。クサソテツ。
ありがとうございました。
春に見るものとは大違い
ですね。
ななごうさんも見てくれるかなぁ。