盆過ぎの佐渡帰省の際不思議な感じがしていた。大佐渡の山の森が妙に色づいているのである。紅葉の季節にはずいぶん早く、また色づく樹木も散在しくすんだ赤茶という感じなのである。写真は気になって比較的近くから撮影したのだが、わかりにくいものとなっているのが残念。
松食い虫のせいかとも思ったが、やがてそれらが広葉樹の木々であるとわかった。原因もわからず、おかしな事が起こっていると思ってきたが、2007.08.31の毎日新聞の記事でそれがカシノナガキクイムシという虫による虫害であることがわかった。
コナラやミズナラがやられているという。紙面では「ナラ枯れ」と表現されていた。県内各所でその被害が報告されているようであるが、佐渡のそれは最も深刻であるという。ここ数年その被害は認知され、増加傾向にあったと報じられているが、著しく景観を損なう。困ったことである。皆さんの地域ではいかがであろうか?
【カシノナガキクイムシ・関連サイト】
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/situ/zoo/catalog/9gaichu/kasina.htm
森林総合研究所九州支所
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/mamoru/2-1.html
林野庁/カシノナガキクイムシの防除方法
http://fserc.kais.kyoto-u.ac.jp/asiu/kasinaga/
芦生演習林におけるナラ類の立ち枯れについて
京都大学フィールド科学教育研究センター
---------------------------------------
写真撮影:2007.08.19
---------------------------------------
2007年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_465
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------
パタヤ観光の閲覧に感謝致します。
カシノナガキクイムシ・・・何と長い名前の害虫でしょう。!
写真で見ればセミの幼虫の様な姿をしていて、可愛らしいですが、家のとこ下の木を食べるシロアリと同じ害虫なのですね。
広島地方では、被害のことはまだ聞きません。(小生が知らないだけかも・・・)
覚えられそうにありません(苦笑
大量発生は温暖化と関係があるのかな?
被害が広がらないといいですね。
これからはマツクイムシのように増えるのでしょうか。
北限域が温暖化で広まったのでしょうか。
京大の研究所のHPを見ますと、菌類を養殖して食料にするとか、驚きの生態です。
それをまた、シイタケ菌で抑えるとは面白いですね。
国家プロジェクトでも組んで、樹木を守りたいですね。好きなブナ林が減ると困ります。
我が家も4本の松が有りますが、庭師さんに消毒
して頂いています、ブナやコナラって!大事な木なのに、生意気で困った虫ですね、
稲も育って居ますね、稲穂に花が咲いてる頃ですね
こちらも初めて聞きます。
松食い虫は、それこそひどいです・・・。
とんでもない害虫ですが、
日本海側が中心のようで
すよ。これ以上の拡大。
もちろんのぞみません。
確かに長い名です。
ですがこう覚えると良いと思
います。
カシノ
ナガ
キクイムシ
なんとなくわかるような気が
しませんか?
ブナについてはもっと悪役がでているようです。
今晩のNHKで伝えられていていました。
越後や佐渡でもブナは多いですから、かなり不
安です。ブナに関しましては、本当に困った対
象です。
実りはじめている稲穂と対照的
になってしまいました。