実相寺を後に、妙照寺へ。車で行けばさほど遠くはない。日蓮は、根本寺三昧堂から移り、御赦免になるまでの約2年半を過ごしたという。
寺の境内には多くの堂がある。鐘楼を左手に見る仁王門に続き、山門をくぐると正面に本堂がある。本堂右手には宝塔、左手に宝蔵、経蔵、祖師堂、三十番神堂。本堂奥に七面堂、稲荷堂。そう広くはない境内にはたくさんの堂や蔵があるものだと感心させられる。
日蓮は4年の配流期間中、約2年半をここで過ごしたというのだから、実相寺以上に日蓮との関わりは深そうだ。門をくぐって入る境内の風景にはそれなりのものがある。だが駐車場からすぐ境内なので少し寂しい。参道を歩いて特別な場へと入るといった時間がほしい。あっけなく感じる。実相寺からは遠くないので、二つまわって日蓮ゆかりの寺を見たと思えばよいか。
同寺には、「日蓮聖人自筆曼荼羅」と「赦免状写」が伝えられているという。佐渡島内にある寺々を巡る旅をしたい方には、訪問先の一つとしてもよい。また、寺の前には佐渡観世流師範遠藤家の墓、坂道を上った近くには二宮神社がある。
寺の境内には多くの堂がある。鐘楼を左手に見る仁王門に続き、山門をくぐると正面に本堂がある。本堂右手には宝塔、左手に宝蔵、経蔵、祖師堂、三十番神堂。本堂奥に七面堂、稲荷堂。そう広くはない境内にはたくさんの堂や蔵があるものだと感心させられる。
日蓮は4年の配流期間中、約2年半をここで過ごしたというのだから、実相寺以上に日蓮との関わりは深そうだ。門をくぐって入る境内の風景にはそれなりのものがある。だが駐車場からすぐ境内なので少し寂しい。参道を歩いて特別な場へと入るといった時間がほしい。あっけなく感じる。実相寺からは遠くないので、二つまわって日蓮ゆかりの寺を見たと思えばよいか。
同寺には、「日蓮聖人自筆曼荼羅」と「赦免状写」が伝えられているという。佐渡島内にある寺々を巡る旅をしたい方には、訪問先の一つとしてもよい。また、寺の前には佐渡観世流師範遠藤家の墓、坂道を上った近くには二宮神社がある。
ここに至る以前が、塚原山根本寺にいたわけですから、
場所としては雲泥の差があるかも知れません。
塚原山の塚原とは、死罪人の塚の原をさすようです。
さて、これらの寺に参りますとき、たいがいは一人で
まわりますが、写真撮影しながらも遠き昔の話に思いを
寄せることがあります。
特に雪のある冬がよいです。季節的には厳しさがもちろ
んありますが、あえて「凜」とした気分になれる頃合い
と、私は思っています。
慢心と堕落の垢を落としてくれる。そんな下世話な願い
にも応えてくれるような気がいたします。