地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

コロムビア MODEL 1261

2005年07月21日 06時21分23秒 | 趣味と管理人から
 最近、真空管ラジオを二台落札した。ダメ元で入札したら二台とも落札となったものである。置き場所と家族への言い訳で困ったことにもなるが、昨晩こっそり自分の部屋で梱包を解いた。同じ出品者さんからのものであるので、二台をまとめて一つの梱包にしてあった。ある意味助かった。家族はきっと一台と思っているに違いない。せめてもの言い訳に...である。

 さて、簡単に一台目を紹介しよう。二台目は後日と言うことでご理解いただきたい。

 写真のコロムビア1261は真空管が五つ。MW:530~1600Khz、SW:3.8~12Mhzの二バンド。つまみは左から電源スイッチ兼用のボリューム。チューニング、バンド切り替え。TONEは無し。と至極簡素な構造である。以前も使ったことのある言葉。ミスターシンプルだ。

 筐体は思いの外小さめ。本棚なんかに入れておいて聞くのにちょうど良いサイズ。下のオンキョーOS-270と比較してみればそのサイズがコンパクトなものであることがわかっていただけよう。

 さっそく通電。5mほどのワイヤーアンテナを結んで受信する。音が鳴るかから各機能が生きているかどうか、緊張の瞬間だ。やがてわき上がってくるように音が出てきた。地元のNHK第一、837Khz付近に合わせてみる。感度は上々だ。音の割れもないし、ボリュームのガリも少なくしっかりとした音が出た。バンド切り替えも、短波の感度もそれなりのものだ。


 裏蓋を開けるのはたやすい。真空管が五本ささっているのが確認できる。各真空管がほのかな灯を伴っているのがわかる。良いラジオを手に入れた。内外をきれいに清掃されているラジオ。実に気持ちよい。大切に。末永く使える。でも他のコレクションもローテーションで使わないと....。悩ましい。


 梱包を解いた時、出品者さんからはありがたいコメントがついていた。「梱包前にチェックしOKでしたが、もし受信しないようでしたら、真空管の差し込みのみ確認していただければ幸いです。それでもだめな場合、ご連絡をお願いします。」とあった。対応も迅速で、梱包も十分であった。良い出品者さんに出会うと、うれしさも倍増である。これだからオークションはやめられないが、これから落札した二台を狭い部屋のどこに置こうかと思案である。

<写真撮影:2005.7.20>

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3 コメント

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AIR受信 (かんりにん)
2005-07-22 06:45:32
このラジオで受信できた海外短波局。



昨晩(7/21) 9760Khz?  VOA

今朝(7/22) 9425Khz   AIR



注:AIRはRF-2200を使って同一局と確認。



受信周波数の不安定感が少しつらいと感じました。

ですが、昔の真空管ラジオでもある程度の局が

受信できそうです。

 
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真空管ラジオ (思ったこと 管理人)
2005-07-22 08:25:56
かんりにんさま こんにちは



良いですね 真空管ラジオで聞く短波放送



一味違った感じで聞けるのではないでしょうか
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Re.真空管ラジオ (かんりにん)
2005-07-22 22:27:55
ありがとうございます。



ひと味..。



聞こえるのは郷愁とでも

言いたいところです。
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