団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ASUS

2012年07月10日 | PC

  「ASUS」っ てなんて読むんだろう。PCの自作を始めた最初に買ったマザーボードが ASUS P/I-P55T2P4でした。その頃はどこを探しても読み方はわかりませんでした。そこで自己流 で「エーサス」と読んでいました。長い間業界でもエイサスやエーサステックとかアスースとか一定しない状態でし た。私が自作から遠ざかっている間にどうやら「ア スース」になったようです。
  それでも私にとっては未だにエーサスまたはエイサスです。その「ASUS」の話題が思わぬところで話題に なっているそうです。  

  MSN産経ニュー スより  2012.6.27

  台 湾製パソコン基板、小さな字で「日本に神のご加護を」

 私たちの知らないところで、私たちの 知らない人が、私たちが遭遇した困難のために祈ってくれている。東日本大震災に際して、世界中の人々から多くの 救いの手が差し伸べられたことは記憶に新しい。が、私たちが知らないこんな話もあった。(フジサンケイビジネス アイ)

 先日、フェイスブックの会員の間で反 響を呼んだ1枚の写真があった。写真は何の変哲もないただのパソコン基板。だがよく見ると小さな字で「God  Bless Japan(日本に神のご加護を)」と祈りの言葉が印刷してあったのだ。

 基板とはパソコン内部に装填(そうて ん)されている主要部品で、普段はまったくユーザーの目に触れることはない。そこに日本への思いやりのメッセー ジがあった。 会員からは次々と「ありがとう。感激です」「感動した」など感謝のコメントが書き込まれた。同時 に、いったい誰が、何のために、パソコンの内部基板にこのようなメッセージを印字したのだろうかと、大きな話題 となった。

 「日本に神のご加護を」と印字された 基板を搭載したパソコンを製造したのは台湾のASUSで、同社も日本から問い合わせがあるまではこの事実を認知 していなかったようだ。ASUSによれば、印字は同社の技術者が独断で行ったことで、誰かは特定できていないが たぶん日本の一日も早い復興を祈ってやったのだろうとのことで、本件は黙認しているそうだ。

 一人の台湾人技術者が独断で思いつ き、会社の許可も得ずに印字した日本の復興を祈るメッセージが、マスコミではなくソーシャルメディアを通して日 本人の心を揺さぶった。「神のご加護を」は日本では一般的な言葉ではないが、英語圏では最もなじみの深いフレー ズの一つで、God Bless JapanのスローガンはTシャツやポスターのデザインとなり、Pray  For Japan(日本のために祈ろう)とともに世界中で東日本大震災の義援金集めの標語となった。

  ASUSは台湾の大手パソコンメー カーの一つで、同社には技術革新やイノベーションの創出と並び謙虚、誠実、勤勉を訴える社是がある。デジタル新 時代のリーディングカンパニーを目指すと標榜(ひょうぼう)する一方で、企業人として誠実さと勤勉さを忘れま い、と明確に会社の哲学を従業員に訴えている。

 台湾の技術者は何を思って「日本に神 のご加護を」という文字を印字してくれたのだろうか? 大災害への同情心からか、日本に多くの友人がいたから か、それとも単に日本が好きだからなのか? そして、考えてみた。もし台湾に大災害が起こり、日本の技術者が誰 の目にも留まらないだろうからと、会社の許可も得ず、「ガンバレ台湾」と台湾向け製品の基板にメッセージを印刷 したら、会社は黙認するだろうか?

 ASUSの社是 「Integrity(誠実)」が重く、価値あるものに感じられた。(実業家 平松庚三)

  「ASUS」で育った私としては 「そんな素晴らしい会社の製品を使っていたんだ」と、思わず涙が出そうになりました。こんなことの出来る会社が 日本にはもう無いのでしょうね。
  それにしても、今度の震災でのこの台湾と韓国の違いは何なんでしょうね。同じように戦前の日本の統治を 受けながらどうしてここまで日本に対する気持ちが正反対と言えるほど違うのか不思議で仕方ありません。人種 の違いと言う人もあるようですが人間って人種でそれ程違うものでしょうか。
  これは私の想像ですが、やはり戦後の教育の差のような気がします。きちんとした教育を受けていればきち んとした人間に育つ。戦後の日本がここまで酷くなったのも教育が大きな影響を与えているのは間違いないで しょう。そう考えてくると、教育と言うものの大事さが身にしみます。世界の教育次第では世界平和なんてのも 夢じゃないかもしれません。

遠すぎる道か も!