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レドックスフロー電池

2012年07月30日 | エネルギー 環境

  第 4603回で取り上げた住友電工のレドックスフロー電池が予定通り動き出したそうです。

  SankeiBizよ り  2012.7.24

  住 友電工が横浜製作所内でメガソーラーの実験開始 特殊な電池など新機軸で

 住友電気工業は24日、横浜製作所(横浜市 栄区)で、主に電力貯蔵に使われる充電池「レドックスフロー電池」を使った施設としては世界最大規模となる大規 模太陽光発電所(メガソーラー)の実証実験を開始した。

 レドックスフロー電池は、タンクの電解液に 電力を充電し、充放電を頻繁に繰り返しても電極や電解液が劣化しないため、長寿命なのが特長。発火性材料も使用 しないため、安全性も高いとされる。

 今回実証する施設は、レンズで集めた光で発 電する集光型太陽光パネルとレドックスフロー電池、エネルギー管理システム(EMS)を組み合わせたもので、建 設費用は約10億円。太陽光パネルの発電量は100キロワットワットで、今年度中にパネルを増設し、200キロ ワットまで引き上げる予定だ。レドックスフロー電池は横浜製作所の消費電力の約8%にあたる1メガワットを出力 することができ、5メガワット時の電力を蓄電できる。

 住友電工は2014年をめどに本格販売す る。松本正義社長は「コストをどんどん下げていかないといけない。将来的には1000億円規模の事業にしてい く」と話している。

  参照: 横 浜製作所においてメガワット級大規模蓄発電システムの実証運転を開始

   ウィキペディアより レ ドックス・フロー電池

 メガソーラーは1000キ ロワット以上です。100キロワットでメガソーラーは看板に偽りありですね。しかし100キロワットとレドック スフロー電池で10億円はちょっと高すぎますね。社長がコストを下げなければというのはその通りですね。これで は商品になりそうもないですね。やはり蓄電池はまだまだ実用化には遠いのでしょうか。
  太陽電池の変換効率アップがエネルギー問題の解決のカギとなるのは間違いないですが、蓄電池の性能アップは それ以上にカギとなるはずです。どちらも日本の技術でのブレークスルーを期待したいものです。原発の廃止はそれ からでも十分間に合うのじゃないでしょうか。なんといっても現実に動いていたのですから。止めても安全でないの なら動かして有効に使い切る方が良いのじゃないでしょうか。

兎に角日本の技術に 期待!