団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

人力ヘリコプター

2012年07月06日 | 日本再生

  第4357回などで何度も取り上げてきた鳥人間コン テストにヘリコプター部門があったのは記憶にありませんでした。やはり大分ボケが進んできているようです。
  人力飛行機はかなりの進歩を遂げてきましたが実用化はまだまだ夢のようです。ヘリコプターとなるともっ と難しそうです。実用化どころか一分間浮かび上がることさえ難しそうです。それでも挑戦している人達がいる ようです。

MSN産経ニュースより  2012.6.25

人力ヘリコプター「ガメラ2 号」、50秒の滞空に成功!

 メリーランド大学の人力ヘリコプター 「ガメラ2号」が、50秒間のホヴァリングに成功した。1994年に日 本大学のチームが達成した19秒というこれまでの記録を大幅に上回る偉業を動画等で紹介。

航空術における最も歴史ある目標のひと つが一歩、達成に近づいた。メリーランド大学のチームが6月21日(米 国時間)、人力ヘリコプターを約50秒間飛行させたのだ。

 その目標とは、米国ヘリコプター協会 (AHS)による「イーゴリ・I・シコールスキイ人力ヘリコプター・コ ンペティション」であり、賞金250,000ドルがかけられている。

目標の達成を主張するには、人力のヘリ コプターが離陸し60秒間以上ホヴァリングすること、飛行中に高度3m に到達すること、その際10平方mの範囲にとどまることが必要だ。

 これまでに人力ヘリコプターを成功さ せたチームは、メリーランド大学を含めて3つしかない。1994年に日 本大学のチームが19秒という記録をもつ(日本語版記事)。

 メリーランド大学チームは、昨年夏に 「Gamera」号で11秒滞空した。Gameraという名前は、回転 して飛ぶカメの怪獣から取られたものだが、Gamera号の形は頑丈なガメラとは違い、デリケートで軽量 だ。今年作成された「Gamera II」号は、機体全体の幅が約32mで、4個あるプロペラの直径は約13mある。かなりの大きさだが、重量は32kgほどしかない。2011年に飛んだ先 代より14kg以上も軽くなったのは、ローターの再設計と、トラスの設計改良によるところが大きい。

カーボンファイバーのロッドと糸で作ら れた小さなトラスが大きなトラスを形成し、コックピットから4本伸び る。その先にローターが地面すれすれの位置に来るように取り付けられている。ローターを地面の近くに設置す ることで、ローターによる浮揚で生じる誘導抗力が減少する航空力学の地面効果を活用できる。地上から約 60cmでホヴァリングするために必要なローターの回転数は毎分20回転にすぎず、1馬力も必要ない。

 オリジナルのGameraと違いGamera IIでは、足でこぐペダルに加えて手回しクランクも動力に使われている。足だけの場合に対し、腕を用いることで力が約20%アップすると開発チームは計算 している。

 22日の50秒成功の前にも、20日には35秒、21日には40秒の飛行が行わ れている。以下の動画は21日に行われた飛行で40秒滞空に成功したときのものだ。

 

日本の人口ヘリコプター

  初期のころの人力飛行機に比べてもかな り進歩は難しそうですね。果たしてこれが実用化されることはあるのでしょうか。それとも人類の壮大な遊び心で しょうか。
  こういうのを見ると、ソーラーインパルスと同じで空を飛ぶのは道楽と見た方が良 いのかも知れません。ソーラーも実用化は陸と海に任せて空はあくまでも遊びに徹した方 が良さそうな気がします。

しかられるか な!