団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★「悪い円安」と「弱い人民元」が世界の投資家の合い言葉

2021年11月07日 | マネーゲーム

 

円高で破壊された日本が今度は円安で苦しむようです。円高で企業が海外に逃げた為に、円安になっても輸出出来る企業が残ってないのだそうです。
  これは、確かにありそうですね。何とも衝撃的です。

  宮崎さんがそんな恐れを取り上げてくれています。それにしても、日本の企業がここまで劣化していたとは驚きです。
  もう一度鎖国して日本の内需で独自の経済を取り戻した方が良いのじゃないでしょうか。
  マネーゲームを止め、日本人の為の経済を復活させましょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)11月3日(水曜日) 弐 通巻第7106号  

 嘗ては「良い円高」と言われた時代があった
  「悪い円安」と「弱い人民元」が世界の投資家の合い言葉

 すっかり変調をきたした世界経済。
 対米輸出が大問題になった日本は、1980年代に「円高」を仕掛けられ、輸出王国の座から転がり落ちた。
 鉄鋼、造船、機械から雑貨まで、円安で支えられてきたが、円高に転ずれば、輸出競争力をなくす。産業構造が変質する。

 プラザ合意、宮沢・ベーカー会談、そしてクリントンとオバマ政権のときに1ドルが70円台に突入したこともあった。

 日本企業はどっと海外へ進出した。自動車産業は軒並みだった。
米国への工場移転は、くわえてのローカルコンテンツ法、スーパー301条などが圧力となった。あまつさえ日米半導体協定で、 日本のIC産業は置いてきぼりを食らった。
 結果、日本の何処を捜しても弱電、雑貨産業で輸出依存の企業はゼロである。

 昨今の円安は、本来なら輸出競争力を回復できるチャンスだが、すでに海外へ工場移転をなしてしまった日本には当該産業が不 在に近く、そのうえ働き手がいない。
むしろ円安は工業原材料、石油、ガスの輸入価格を押し上げるので、日本が誇った貿易統計の黒字が停まった。カーボンゼロで、 石炭火力発電も維持が難しくなる方向にあり、ますます円安は、日本経済にとって不利になる。

 このまま円安が続くと貿易統計は赤字転落がながく続くことになり、まさに「悪い円安時代」の始まり。コロナが恢復しても、 円安では海外旅行に出かける意欲も失せるだろう。

 他方、ウォール街の専門家のあいだでは2022年から人民元が弱くなるという。これを日本の過去の例に当てはめて考える と、中国経済も強い基盤を失うことに繋がるだろう。
 「悪い円高」時代の到来は憂鬱である。

  最後の円高は円安の間違いでしょう。それにしても、日本の企業の没落がここまで来ているとは、何時も批判していながらもその危機感までは持っていなかったのが恥ずかしい。
  政・官・財・マスメディアの劣化がとうとう日本をここまで堕落させてしまったようです。
  日本の再生は本当にあるのでしょうか。やはり、鎖国しかないのかも。


★日本の IT産業が衰退した本当の理由

2021年11月07日 | 政治の崩壊

 何時も鋭い分析で関心させてくれる高橋洋一さんですが、半導体問題ではちょっと疑問を感じる説を唱えられているように思えます。

  日本の社会がIT化に消極的と言うのです。消極的なのは政治と官僚じゃないでしょうか。
  早速、深田萌さんが反論をしてくれています。

日 本の IT産業が衰退した本当の理由。嘘ばかり言うな🐯


  さて、どちらが正しいのか。やはり深田さんの方が納得が行くものがあります。


★米ヤフー、中国から撤退 規制厳しさ増し

2021年11月07日 | 中国

 米ヤフーなんてもう消滅したのかと思ってましたがまだ生き残っていたようです。
  その米ヤフーがChinaから撤退するそうです。これは見事です。こういう企業にはもう一度勢力を伸ばして貰いたいものです。
  同じヤフーでも孫の日本ヤフーにはそんな矜持は無いというか完全な下僕でしょう。

  グーグルなどアメリカの巨大SNSは撤退どころか擦り寄っているのでしょう。やはりマスメディアは腐り切っているようです。


★茂木幹事長の次は外相に「日中友好議員連盟会長」の林芳正氏浮上

2021年11月07日 | 政治の崩壊

 やはり岸田は使い物にならないようです。返す返すも高市さんを選ばなかった自民党の覚悟の無さが残念です。
  何と、謝謝茂木幹事長の後釜の外相も媚中派を選ぶようです。本当でしょうか。
  つまりは、岸田も媚中派ということなのでしょう。困ったものです。

  河野太郞よりましだと思われていましたが、どうもあやしそうです。果たして、日本はどこへ行くのでしょうか。
  やはり、来年に衆参同時選挙を期待します。


★北京五輪の取材規制批判 中国外国人記者団体

2021年11月07日 | マスメディア

 中国外国人記者団体が北京五輪の取材規制を批判しているそうです。そんな規制があるのが分かっている国に何時までも在中して応援記事を書いている奴等が今更何を批判しているのかと思うのは私だけでしょうか。
  そんなことより、ウィグルの人達の為に北京五輪のボイコットを世界に報道すべきでしょう。
  やはり、新聞というかマスメディアは完全にChinaの下僕です。

  取材自体をボイコットしてChinaから撤退するくらいのことをやって貰いたいものです。
  やはり、もうマスメディアは使い物にならない。世界に害毒を流すことしかやる気が無いようです。


★鄭春河さんの遺稿

2021年11月07日 | 台湾

 台湾の方達には日本をきちんと理解されている方が多くおられるようです。日本やKoreaと比べてもその比率は高いのじゃないでしょうか。
  これは、やはり教育の差が大きいのじゃないでしょうか。

  ねずさんが、そんな台湾の方の遺構を取り上げてくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/10/28

  鄭春河さんの遺 稿

  ・・・略

  戦前には、白人種の前に卑屈な程に跪いていた有色人種が、何故、急速に自信と自覚を持つようになったのだろうか。戦後、英国宰相チャーチルが述懐して次の ように言った。

 「英帝国が終焉した理由は、英軍がアジア人の目の前で日本軍に惨敗したからである。
一度失墜した権威を、もう一度掲げることは出来っこない。
英軍は戦後も依然として強力だが、しかし世界の人々は、英軍がアジア人に負けたのを見てしまった」。

 有色の日本がホンコン、シンガポールで英軍に大勝し、フィリッピンの米軍を駆逐したのを目のあたりに見た世界の有色民族か ら、長年の間に習性とまでになったいた白人隷属の卑屈な気持ちがヴェールを剥がすかのように一掃され、「白人優位、白人不 敗」の神話は、これを機に音を立てて崩壊したのであった。

 白人優位の帝国主義世界が続く限り、日米戦争が昭和十六年に勃発しなくても、何年後かに起こったであろうところの避けて通る ことの出来ない宿命であったと思われる。
まさに大東亜戦争は、有色人種の白色人種に対する壮絶なる巻き返しであり、そしてその力と気迫を持っていた国は、その当時は 日本しかなかったのである。・・・中略

 何故、等しく大和民族の血を受けていながら、半数以上の日本人が日本人らしくない異質の民族に成り果てたのか。それは他な らぬ、日教組がしからしめたのである。

 日教組は次代を担う子供たちに、

 「国家・君が代を歌うな、国旗・日の丸を揚げるな」と躾けて、
子供の情操教育を潰し、
国民意識・国家意識を喪失せしめ、
祖国日本を亡国に導こう と活動している。

 日教組は「進歩的文化人」と呼ばれる連中と共に、日本にとっては許しがたき罪人であり、売国奴である。・・・中略

 しかし、その後がいけません。
すっかり洗脳され、骨抜きにされてしまった。

 けれど、日本が目覚めることは、世界の良心が目覚めることです。

ねずブロでいろいろなことを書いています。
本日ご紹介した鄭春河さんの遺稿も、いまはまだ少数の異端の説かもしれません。

 けれど、みなさんに予告したいのです。
鄭春河さんが綴ってこられたこと、
それは20年後には普及し、40年後には日本の常識となり、60年後には世界の「常識」になる。

 なぜなら、人には良心があるからです。



  それにしても日本人にこんな方が少ないことに戦後教育の恐ろしさと共に日本人の情けなさを思わずにはいられません。
  ねずさんの言われるように日本人が目覚めてくれることを願うしかない。


★先人に礼欠く文政権

2021年11月07日 | 韓国

 流石文ちゃんKorean を代表する人だけのことはあります。何と、元大統領の葬儀にも参列しないのだそうです。
  日本なら有り得ないでしょうね。もしかしたら本音で動いているという良い面であるのかもしれません。


  こんな国だから総理経験者の悲惨な扱いも当然なのでしょう。やはり、日本とは合わないのも仕方ないでしょう。
  この本音を発揮して国交断絶に踏み切って欲しいものです。


★「葬られた王朝」高志国と継体天皇

2021年11月07日 | 誇れる日本

 宮崎さんが又しても新しい本を出してくれています。それにしても、凄まじい仕事量に関心します。
  それにしても、日本の歴史について何も知らないことを思い知らされます。何とも日本の歴史は知れば知る程素晴らしい国ですね。
  これからもっともっと新しい考察が出てきて本当の姿が国民に知られる時が来るのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)10月29日(金曜日) 弐 通巻第7098号  <前 日発 行>

 宮崎正弘『「葬られた王朝」高志国と継体天皇』(宝島新書)

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11月11日発売(定価990円)↑予約受付を開始しました!

 ☆「出雲」は存分に語られた。「葛城王朝」の謎も議論は出尽くし、卑弥呼の邪馬台国は幾千もの議論があるが、まだ謎だ ら け。
 ☆歴史学者が軽視もしくは無視してきたのが高志(古志、越)国だ

●高志国とは何時ごろ、何処にあったのか? 越前に「古志高校」、富山は「高志の国文学館」「高志紅蟹」。加賀に「丸 越」。 新潟は越後、三越、越乃寒梅
●高志は広範な地域を意味し、若狭、越前、加賀、能登、越中、越後、それに庄内の南部を加えた。縄文時代の高度な文明地 域 で、翡翠などの交易で栄え、海流の関係で出雲文化圏との交流が活発だった。
●信濃の黒曜石も一部は高志国まで運び、全国にもたらされた。翡翠は糸魚川が産地だが出雲に運ばれ、玉造でも加工されて い た。

  この「高志国」がなぜ歴史から消えたのか。謎解きにいどむ旅にでよう。 

●高志の女帝=「ヌナカワヒメ」伝説を追ってーー高志国はたしかにあったことは翡翠の分布からも歴然としている
●古事記、日本書紀はどう書いたか 
出雲の国譲りは特記されたが、それと一緒になって高志国は消えた?
諏訪に逃げ込んだタケミナカタは、オオクニヌシノミコトとヌナカワヒメの子。ゆえに出雲、古志、諏訪は親戚関係。その遺 蹟が 多い
●高志国風土記がないため文献が残らず、木簡、竹簡に数行の記録。
崇神天皇の御代の四大将軍派遣。蝦夷退治の通り道。
●ところが北陸の神社の主神はヤマト朝廷と異なり、悲劇の人が多い
民話、昔話、祀りの風習が残り、知られざる物語をあらわしている

 そこで現地を歩いて見ると、応神天皇が敦賀に長期滞在、継体天皇は越前からやってきた事実を古代史家たちはなぜ軽視し たの か。
神功皇后の船出は敦賀だった可能性、そして縄文遺跡の夥しさ! つまり継体天皇は「古志の大王」だったのだ。
日本海文化圏は当時、大和王権より先進地域だった。

 スサノオは天照大神から追放され、あちこち流れ、やがて出雲に行きつき、八俣大蛇=ヤマタノオロチを退治したという。 日本 最初の鬼退治である。大蛇を切った尻尾からでてきた剣が三種の神器となる草薙の剣だった。『古事記』には「高志の八俣の大 蛇」と、わざわざ「高志の」と挿入していることは注意が必要だ。
 大蛇に八頭の頭があると聞いて八つの壷に強い酒をいれて酔わせた。この時代に酒があったことになる。よく考えれば、出 雲は 文明的にも高度に拓けていた事態を意味し、また当時の地政学は朝鮮半島、シナ大陸に近いのは日本海側だった。したがって高志 から伯耆、出雲は大和地方より、はるかに文明先進地域だったのだ。これは日本海を中心に地図を逆さまに描くとよく分か る。

 宮崎正弘『「葬られた王朝」高志国と継体天皇』(宝島新書)
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11月11日発売(定価990円)

  それにしても日本海側が是程までに日本の中心だったことには驚きです。やはり、本当の歴史をきちんと掘り起こすことを期待したいものです。

  それにしても、宮崎さんの仕事振りには感心するしかない。

有難いことです!