何とエジプトの首都がカイロから移転するのだそうです。全く知りませんでした。やはり、人口増で世界は手狭になっているのでしょう。
そういう日本も大阪と東京に分離する必要はありそうです。もちろん大阪は首都じゃないです。何といっても天皇陛下のお住まいがあるところが都なのですから。
維新は、そこが間違っているのです。
そのカイロの移転を宮崎さんが取り上げてくれています。こんな記事マスメディアは報じたのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)11月5日(金曜日) 弐 通巻第7109号
カイロからエジプトの首都が移転します
中国企業がランドマーク・タワーを建設し、人口650万人が住むことになる?
ピラミッドとツタンカーメンで知られるエジプトは、日本人の観光目的地として、恒に上位をつけるほど人気がある。
そのエジプトの首都カイロの人口は公式統計で950万人、実際は近郊を含めて2200万人がすむ過剰さだ。
ゆえに住宅難、交通渋滞、治安悪化、不衛生(とくにゴミの山と悪臭)等が問題とされた。稠密なる街区は統治がおよばない暗黒 街も形成するし、過激派の地下組織も出来る。
遷都構想は2015年にシシ大統領が打ち上げた。
カイロ郊外の砂漠地帯730平方キロを開発し、計画では650万人が居住する。なにしろ1億人を超えるエジプト、さらなる 人口急増が見込まれるため、過度な集中を避ける国家戦略に基づいた。また新都心建設には水不足などの難題がある。
中国の建設企業は、この新都心に385メートルの高層ビルを建築中で、第二のドバイとすると大言壮語したシシ政権を後押し するかたちとなった。
それから六年、実際に新首都へ移転作業が始まる。
まず大統領府や議会、各省庁舎が順次、カイロから移される。政府職員5万2000人超は強制移となる。
ついで、徐々に大学や政府機関などの移転がすすみ、嘗ての古代エジプトの首都だったアレキサンドリアのような都となるか、ど うかは未知数である。
それにしても、こんなところにもChinaが潜り込んでいるんですね。それ自体が前途を怪しくしそうに思えます。大丈夫でしょうか。