その後の香港の動静が殆ど報じられませんが、久しぶりに宮崎さんが取り上げてくれています。
やはり脱出は続いているようです。何と、5、60代の人達が学生ビザで脱出もあるそうです。
それにしても、日本のマスメディアは本当にこういう報道はやらないですね。やはり、Chinaに口止めされているのでしょうか。
香港からのエクソダス、英国、豪、そしてカナダへ
学生ヴィザに50代、60代も多数含まれている事態にカナダは衝撃
2020年7月1日、香港に国安法が適用された。産経新聞は一面全部を費やして黒塗りの紙面。「香港は死んだ」と報じ た。 「香港大乱」と言われた学生、市民の自由、独立要求は全体主義中国の暴力によって圧殺された。
この9ヶ月で、カナダへ学生ヴィザによる渡航は4915名に達していたことが分かった(前年同期は1975名だっ た)。学 生ヴィザでカナダへ入国し、就労証明が取得できると永住権を貰える。
カナダ当局は学生ヴィザの取得組に50代、60代が多数含まれている事態に衝撃を受けた。
8月だけでも1670名が取得、これまでカナダへの学生ヴィザは毎月200名と制限されていたが、現実には毎月630 名平 均で発行されていることも分かった(サウスチャイナモーニングポスト、11月20日)。
英国はBON(英国パスポート)保持者の一時滞在を認めているが、64900名が取得し、英国へ向かった。滞在中に、 なん らかの条件をクリアし、英国永住権を取得するのが、定石となっている。またBONはオーストラリアにも適用され、豪政府は 22年3月5日まで、この措置を有効と発表した。香港からのエクソダス、これからが本番か。
この事態を目撃しつつ、筆者が連想したことがある。白村江の敗戦後、百済からじつに2000名を連れ帰った。追加で 700 名が日本に亡命してきた歴史的事実を。
今のところ日本への脱出は殆ど無いようですが、これが日本にとって良い事なのかどうか。もしかしたら頼る価値もないとみなされているのかも。