どうやら習皇帝の今回の人事は完全な台湾シフトだそうです。宮崎さんが取り上げてくれています。
習皇帝は本気なのでしょうか。それとも世界に対する単なる脅しなのでしょうか。あの男に本当に台湾侵攻の度胸があるのでしょうか。
やはり、追い詰められた挙句の自棄糞台湾侵攻になるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)10月31日(月曜日) 通巻第7506号
政治局員は合計6名が軍人ならびに軍需産業の出身
軍人事と並んで「台湾シフト」は明らか
政治局員は24名に減員(1名が女性枠だったが、習近平体制で女性ゼロとなった)。
軍事委員会副主任の二人は「指定席」であり、張又侠は留任、何衛東がはいった。明らかに「台湾シフト」である。
さらに軍関係が四人も昇格していることに注目である。
「軍人」ではないが、軍需産業出身、とりわけハイテク武器、宇宙航空産業からの抜擢である点も「戦争」準備の姿勢が明らかである。
張国清は北方工業集団から中国兵器工業のCEO。天津市長から遼寧省書記になった。
猿家軍は航空技術畑で宇宙航空産業の専門、宇宙船「神舟五号」の打ち上げを主導したロケット専門家。(猿は「獣篇」をとる)
馬興瑞は中国宇宙科技のCEOだった。
李干木は中国国家宇宙局出身である。(「木」の下に点四つ)。
また二段飛びで政治局常務委員となった李強(上海市党委員会書記)の後任は北京市の陳吉寧市長。陳は清華大学長から環境保護相を歴任した。
同じく政治局常務委員に昇格した李希(広東省委書記)の後任は黄坤明・前中央宣伝部長が充てられ、玉突きで新中央宣伝部長は、副部長の李書磊(かれも常務委員に昇格)が指名された。警察・司法を統括する党中央政法委員会書記は陳文清(中央規律検査委員会副書記)
ここは習皇帝が覚悟を決めて世界を敵に回してChinaの幕引きを成し遂げて欲しいものです。心から期待します。
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