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★ラピダスの2027年、2ナノ半導体はうまく行くか

2023年10月08日 | 日本再生

 

半導体の世界はどうなるのでしょうか。日本の反撃はなるのでしょうか。宮崎さんが取り上げてくれています。
  インテルも逆襲を狙っているそうです。半導体の世界は益々混沌としそうです。最後に笑うのはどこなのか。何となく、日本の官民強力はどうも危なそうに思えて仕方ない。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和五年(2023)10月3日(火曜日)参 通巻第7935号 

 ラピダスの2027年、2ナノ半導体はうまく行くか
   インテルの捲土重来、24年から2ナノ生産開始と豪語

 現在、世界最先端の半導体はTSMCと韓国のサムスンが量産体制に入った3ナノである。後塵を拝していたインテルが逆襲にでた。
9月19日にサンノゼで開幕した「Intel Innovation 2023」の基調講演で、インテルのパット・ゲルシンガーCEOは、2ナノ相当の半導体を2024年前半には量産準備が整うと発表した。2025 年の大量生産につながるという。

 また1・8ナノの開発も視野に入った、とした。インテルは現在、7ナノ半導体を大量生産中で、4ナノも増強している。

 TSMCは米国政府からの多額の補助金に支えられて、アリゾナ工場で3ナノの量産に入るが、地元アリゾナ州では雇用問題で反対運動に遭遇した。
すると、TSMCは2ナノ半導体は台湾で生産すると路線を変更したうえ、次世代1・4ナノの研究と開発も台湾のラボで行うとした。

 IBMと組んだ大プロジェクトの「ラピダス」は、ようやく北海道の千歳で工場の建設が始まった。順調にいけば、2027年に稼働予定。ラピダス首脳陣は 2ナノ半導体を目指すとし、小池淳義社長は吉田松陰を引用して「高い志をもって挑む」と意気軒昂だが、インテルの逆襲で世界の競争状況がおおきく変わろう としている

  それにしても半導体の世界は余りにも進歩が激しくて企業も大変です。本当に勝ち残るのはどこでしょう。その中に、日本が入って欲しいものです。


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