団塊の世代のつぶやき

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★中国ファーウェイは如何にして7ナノ半導体を入手できたか

2024年10月25日 | 中国

 

ファーウエイのスマホでの復活には驚かされます。追い詰められたChinaのしぶとさに呆れれるばかりです。と言うか、それを許す世界の情けなさにがっかりです。

  宮崎さんが取り上げてくれています。それにしても、こんなことではChinaを叩き潰すことができるのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和六年(2024年)10月24日(木曜日)
  通巻第8473号   <前日発行>

 中国ファーウェイは如何にして7ナノ半導体を入手できたか
  米、台湾TSMCを「貿易管理法違反」で調査へ

 華為技術(ファーウェイ)の新製品MATE60シリーズのスマホに、中国が自主生産出来ないはずの7ナノ半導体が使われていた事実に米国は衝撃御を受けた。ファーウェイの販売はアップルを抜いて首位となった。

 中国の威信を賭けた半導体企業SMICが生産しているのは、せいぜいが10ナノレベル、そのうえオランダ、日本、米国が半導体製造装置を禁輸しているのだから不可能の筈である。

 米国商務省は、台湾のTSMCが貿易管理に違反し、当該半導体を第三国経由などで輸出したと睨み、調査に乗り出すとした。
台湾TSMCはただちに声明を発表し「われわれは法を遵守しており、当社から輸出されたことはない」と否定した。

 しかしカラクリは簡単だ。
拙著『半導体戦争 中国敗北後の日本と世界』(宝島社)で指摘したが、TSMCのエンジニアおよそ300名が高給に釣られて、中国大陸へ渡ったのである。
https://www.amazon.co.jp/dp/4299047591/

 技術者の視野狭窄は大局的にものごとを判断しない。
 国家安全保障などとムズカシイコトは横に置いて、エンジニアとしての腕の見せ所を競う世界である限り、この類いの「不祥事」はこれからも起こるであろう。
なお、TSMCが熊本で生産している半導体は28ナノ程度の汎用品である。

  結局は金の力にはかなわないようです。これが、人間の限界でしょうか。何とも残念ですね。


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