団塊の世代のつぶやき

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★世論調査でバイデンがトランプに勝っているところはない。一社もない!

2024年07月01日 | アメリカ

 

トランプさんの勝利が決まったようにアメリカのメディアが報道している異様ですが、何か仕掛けているのじゃないかと心配になります。
  選挙してみたらニセ大統領(バイデン)が勝ったなんてことになりそうで怖い者があります。もし、そんなことになれば、こんどこそ南北戦争でしょう。
  それでも、アメリカ人が立ち上がらなければ、今度こそ飴井かはおわりでしょう。

  宮崎さんが、今の状況をとりあげてくれています。これでも安心できないのが今のアメリカでしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」   令和六年(2024年)6月29日(土曜日)
 通巻第8310号   

 バイデン無残、民主党はパニック。メディアも一斉に「立候補辞退」
  大統領討論会。極左のCNNが調査しても、トランプの圧勝を示した

 以下はバイデン贔屓のニューヨークタイムズの記事(6月28日)である。
 「バイデン氏の最も近いメディア関係者が討論会後に次々と離反──MSNBCの司会者ジョー・スカーボロー、CNN寄稿者ヴァン・ジョーンズ、そして大統領を長らく支持してきた他の評論家たちは現在、大統領に撤退を促している」。

 予備選を通じて正式に決まった党候補を土壇場へきて降ろそうと、巷の声ならともかくオピニオンリーダーたちが言い出したのだから、深刻な事態である。
 民主党選対本部はパニックに陥ったと多くが報じているが、ホワイトハウスは「単に風邪をひいているだけだ」とした。すでに筆者は『トランプ劇場2・0  世界は大激変』(ビジネス社)のなかで、バイデンの不出馬宣言はいつかと予測しているが、その関連で代替候補のひとりとしてニューサム加州知事をあげてお いた。

   ワシントンポストは早々と、バイデン交替へ四つのシナリオを提示し、またウォールストリートジャーナルとワシントンタイムズは交替最有力の候補者はギャビン・ニューサム・カリフォルニア州知事で、しかもニューサムは出馬準備に入ったと報じている。

 アメリカの各メディアの予測を総合すると、代替有力候補として数人の名前があがっている。

●カマラ・ハリス副大統領現副大統領。秩序から言えば当然の選択だ。上院議員の経験があるものの2020年の予備選で支持を集められず、実現可能性は疑問だ。
● 運輸長官ピート・ブティジェッジは嘗てインディアナ州サウスベンド市の市長を務めた。知名度があり、コミュニケーションスタイルと閣僚としての経験から有力な候補者のひとりとなっている。
●カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムは同性婚を認めるなどLGBTQの先駆者、あまりに極左路線を突っ走るので、カリフォルニア州で高い人気があっても全米では反発が強いだろう。バイデン撤退の場合、有力な候補者となる可能性がある。
●ミシガン州知事グレッチェン・ホイットマーは、武漢肺炎猖獗時にリーダーシップを示した。激戦州での人気も高く、立候補の可能性を高めている。
●エリザベス・ウォーレン上院議員はマサチューセッツ州という左翼地盤から選出されて奇妙な政策提言、とくに経済政策へのあまりに進歩的な姿勢と消費者保護の強力な支持で知られる。

焦点は八月の民主党大会で、この日までにバイデン不出馬となれば、党大会で候補者がならび決選投票が行われるというシナリオの可能性が高い。

 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和六年(2024年)6月30日(日曜日)
 通巻第8311号   <前日発行>
 
 世論調査でバイデンがトランプに勝っているところはない。一社もない!
 ニューサムは手に汗を握りながらバイデンの不出馬宣言を待っている

 以下の文章は拙著『トランプ劇場2・0 世界は大激変』(ビジネス社)からの抜粋です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4828425861/


 「▼もし明日が投票日だとすると、トランプは42州vs8州の地滑り圧勝になる

 ニューヨークタイムズと並ぶ極左メディアのワシントンポストとCNNとの合同世論調査ですら、トランプがバイデンを10%引き離している。左寄りのハーバード大学CCESの直近の調査ですら28州 vs 22州でトランプの勝ち。
 他社の世論調査をみても、バイデンがトランプに勝っているところはない。一社もない!
 1984年選挙はレーガンの地滑り的な再選だった。結果はレーガン勝利が48州 vs モンデールが2州という史上稀にみる共和党の大勝だった。モン デールが勝利したのは自らの選挙区ミネソタ州(それも1%の差も無い僅差)と極左の巣窟ワシントンDCだけだった(モンデールはその後、駐日大使)。
 もし明日が投票日となればトランプ圧勝は42州 vs 8州くらいだろうか。
 2024年選挙でバイデンが勝てそうなのは首都DCのほか、地盤のデラウェア、それにNY、カリフォルニア、ペンシルバニアくらい? 自動車労組のスト ライキで判明した珍事は、民主党支持だった労組がバイデン批判に転じた。となればイリノイ州、ミシガン州をもバイデンは落とすだろう。
  こうなると民主党で出馬準備を密かに始めたのがギャビン・ニューサム(カリフォルニア州知事)である。
 9月8日のNBCニュース番組でニューサム知事は2024年への立候補を訊かれ、「ありえない。バイデン大統領が再選をめざしているのだから、それへ向かって努力すべきであり、順当にいけば、次はカマラ・ハリス副大統領でしょう」と惚(とぼ)けた。
 ニューサム知事は「民主党の秘密兵器」とされ、バイデンがこけたら彼が民主党公認候補となって2024年大統領選挙に挑む可能性が高い。ニューサムはサ ンタクララ大學卒業、家事でワイン営業。2003年にサンフランシスコ市長に史上最年少で当選し、全米の注目を集めた。そしてカリフォルニア州知事に挑 み、現在、二期目。ゲイパレートに参加し、同性婚を認めるなど、過激なリベラル路線は、カリフォルニア海岸部(大都市はすべて海岸部)の住民にはうける が、ほかの農業地帯、山間部などは「ニューサム NO」だ。
 ニューサムには『CITIZEN VILLE』(「市民の邑(むら)」)という著作を著しており、「デジタル技術をうまく政治に活用すれば、対立をさ け、政治は円滑化する」などと曖昧なことを主張している。言外にニューサムは「出馬する」と示唆しているのである。バイデンデでは、もはやトランプに勝ち 目がない。そのうえ放蕩息子ハンター・バイデンの起訴にくわえ、下院ではバイデン弾劾の審査が始まる。ニューサムは手に汗を握りながらバイデンの不出馬宣 言をじっと待っている」。

 なおこの拙著は23年11月執筆、発売は24年1月1日でした。刊行から半年、この予測は的中しつつあります。

  民主党がこのまま諦めるとはお萌えな意だけに不気味です。今度は何をやってくるのやら。かつ為には手段を選ばないだけに本当に怖い。



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