南太平洋を訪問した王毅外相が今度は中央アジアを訪問しているようです。南太平洋では成功とは言えなかったようですが、その挽回が出切るのでしょうか。
宮崎さんが報告してくれています。それにしても、まだ一帯一路(BRI)を諦めてないんですね。何ともしつこいことです。一体、どこから金が出るのでしょうか。
やはり、金の亡者どもが延命に協力しているのでしょうか。
それ以上に日本の経済失策が危機的状況のようです。いよいよ日本も危なそうです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)6月13日(月曜日) 弐 通巻第7366号
王毅外相、こんどは旧ソ連の中央アジア五ケ国外相と会談。
縄張りを荒らされた感じのロシアは面白い筈がない
南太平洋七ヶ国を訪問し、米と豪の神経を逆なでにした中国。とくにソロモン諸島と安保協定を結んだことは将来、ツラギ島を 中国の軍港化が狙いと判断した。すでに中国はソロモンに警官特訓部隊を送り込んだ。
東チモールにも王毅は足をのばしてため、インドネシアが警戒を強めた。
6月7日、王毅はカザフスタンへ飛んで、トカエフ大統領と会談した。
翌日には首都のヌルスルタンに中央アジア五ケ国の外相を集め、「中国・中央アジア・サミット」を開催した。
投資、安全保障、そしてアフガニスタン問題をはなしあったという。
2013年に習近平が中央アジアを歴訪し、このときにBRI(陸と空のシルクロード)を打ち上げた。
1992年に4億6000万ドルに過ぎなった中国と中央アジアとの貿易は、2020年に386億ドルに増加した。じつに 84倍である。
一方、ロシアにとっては『縄張りに土足で踏み込まれた』という不満がある。社会システム、言語、教育などで、中央アジア五 ケ国は旧ソ連の軛から抜けきれず、いきなり中国べったりとなることはないだろうけれども、中国マネーに魅了される中央アジア の動向は、さぞプーチンにとっては面白くないだろう。
モンゴルはソ連から離れて独立はしたものの、石炭輸出は中国が最大顧客であり、日本も欧州も遠い、米国はさらに遠い。すさ まじい中国への反発があるが、ビジネスは中国を抜きにしては成り立たないのだ。
▲日本は外交に使える金がなくなった
日本がコロナのワクチンに投下した金額は天文学的である。8・8億回のワクチン、たぶん6億回分が廃棄処分となる。ワクチ ン購入費用は2・4兆円になる。
ワクチン費用など氷山の一角で、病床確保など緊急包括支援金が6兆円、治療薬の生産、確保支援などに2・6兆円、医療物 資、PCR検査諸費用、ほかに1・7兆円。合計で16兆円になる。
誰が、どの会社が儲かったかなどと、戦争になれば軍需産業が儲かるから米英の陰謀という仮説に似るが、欧米はすでにワクチ ン・パスポートは止めており、マスクをしない人が圧倒的となった。
このコロナ心理が日本経済を弱気の底へ突き落とし、くわえて意味不明な、異常な円安に遭遇している。
円安は日本経済を駄目にするという議論にすり替わっている。
輸出競争力を恢復したうえ、海外から日本企業が『帰国』するわけだから、円安歓迎とすべきだが、論壇で『円安歓迎論』は少 数意見に留まっている。
中国の太平洋島嶼国関与に警戒 日米豪 など連携で対処https://t.co/XHiNcSLvKa
政府の念頭には地域で影響力の浸透を図る中国の存在がある。— 産経ニュース (@Sankei_news) June 13, 2022
やはりChina肺炎で日本の金が吸い取られたようです。高笑いしているのは誰でしょうか。
どう考えても政府・マスコミが煽って国民に無駄なワクチンを射たせた企ては大成功したと裏で舌をだしている奴等がいるのでしょう。
さて、世界はどうなるのか。それ以上に日本は大丈夫なのか。来年は迎えられるのでしょうか。
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