第2863回のプラグインハイブリッドカーで少し見直したトヨタですが、基本的に、第2798回・第2826回・第2851回などでも書いたように、太陽光発電に冷淡なことに腹立たしい思いをしていました。
ところが、そのトヨタがとうとう太陽光発電を採用するそうです。
日刊工業新聞より
トヨタ、工場の環境対応強化-愛知・堤工場に太陽光発電導入
トヨタ自動車は23日、環境調和型の工場づくりを目指す「サステイナブル・プラント」活動を始めると発表した。自然エネルギーの活用や工場内緑化を通じた地域貢献、生産性向上による省エネルギーなどが柱。まずハイブリッド車(HV)「プリウス」を生産する堤工場(愛知県豊田市)で、自動車工場では世界最大級となる太陽光発電を導入する。
堤工場は同活動のモデル工場とし、定格出力約2000キロワットの太陽光発電システムを導入。工場外壁には光触媒塗装を施して窒素酸化物などを浄化、バイオ緑化技術で工場緑化も進める。太陽光発電などで二酸化炭素(CO2)の排出量を年間5%削減する見込み。高岡工場(愛知県豊田市)では生産効率を大幅に向上させた革新的な新生産ラインを導入。09年の第2ライン稼働時に年間35%のCO2削減を見込む。国内外の工場で同様の活動を展開する。
いよいよトヨタが動き出すんですね。採算が合わない限りやら無いと言っていたと言われていたトヨタが始めると言うことは採算が合うようになったのか、それともさすがのトヨタも採算ばかりを言って太陽光発電を採用しないことの恥ずかしさを知ったのか。メーカーはどこのでしょうね。KW当りの単価はどのくらいなのでしょう。興味深々です。
いずれにしても、太陽光発電にとっては良いニュースじゃないでしょうか。これを契機に日本の企業の屋根に太陽光の流れが起きて欲しいものです。トヨタの全工場と関連工場への設置も期待したいものです。
しかし、こうなってくると、いくらトヨタ嫌いの私でも、少しは期待しないと行けませんね。尤も、トヨタのやることですから何か裏があるのかもしれません。とは言いながらも、ここは素直に喜びましょう。
面白くなりそう!
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