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★米国議会はトランプ大統領より対中強硬だ

2018年06月28日 | 中国

  トランプさんのやっていることには概ね賛成ですが、気になるのが、21日、第 6836回の「ZTEの経営危機をなぜ米国が救うのか?」でも取り上げた心変わりです。
  一体裏に何があるのでしょうか。まさか金を受け取ったなんてことは無いと信じたいですが。

  ところが、米国議会もこれには大反対のようです。これはまだ希望があるかも。

 何時もの宮崎さんが書いてくれています。  

  宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより  平成30年(2018年)6月20日(水曜日) 通巻第5727号  <前日発行>

 米国議会 はトランプ大統領より対中強硬だ
 「ZTE(中興通訊)に死を」、「ZTEの棺桶の蓋を早く閉めろ」

 6月18日、米国上院議会は次年度国防予算を通過させた。以後、7160億ドルという未曾有の国防予算が実行に移され、 F35の最新鋭ジェット戦闘機の開発などに回される予定で、この国防予算案可決を「マケイン法」と呼ぶらしい。

 さて同法に挿入された条項が問題なのである。
トランプ大統領が一度はZTE処分で、七年間の米国市場への出入り禁止を、14億ドルの罰金でディールしようとする、中国の 強い要請によるZTE救済を巡り、議会は超党派で反対したのだ。

 ZTEは米国が制裁するイランへ過去七年間にわたって、通信機器を秘密裏に売却してきた。そのうえ米国内での通信機器の販売 にウィルスをしかけた疑惑もあり、連邦政府、州政府期間ならびに政府職員、兵隊、警官、公務員などに対して華為(ファウェ イ)とZTEのパソコン、スマホなどの購入を禁止した。

 つまり「ZTE(中興通訊)に死を」、「ZTEの棺おけのふたを早く閉めろ」という附帯決議をくっつけた国防予算であるた め、めずらしく議会のほうが対中国強硬路線、いやトランプより議会が過激であることが露呈した。対中強硬派は共和党ばかり か、じつは民主党リベラルの議員に多く、ちなみに同法は85vs10という投票結果だった。

 トランプは議会の動向にしばし熟慮し、ZTE救済をもとめる中国政府との「密約」でもあるのか、水曜日に議会指導者をホワ イトハウスに招き、もう一度協議し直すという。中国政府はすでに経営危機に陥ったZTE救済のために、14億ドルの救済運転 資金を拠出する姿勢を見せている。

  何故、こんな素晴らしい武器をトランプが捨てたのか、もしかしたら、中国の命取りになり中国が完全に崩壊するところまでは追い詰めたくないのでしょうか。
  そんな甘い考えでは、あのしたたかな中国を倒すことは出来ないのじゃないでしょうか。もし、延命させることになれば、とんでもないしっぺ返しで世界は混乱するのじゃないでしょうか。 
  ここは、トランプさんの決断を期待したいところです。
  

さて、どうなるのやら!


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