昨日の中国の新幹線工事で、一帯どこから金が出てくるのか呆れましたが、一帯一路の方への投資額にも、呆れるしかないですね。幾ら何でも金が尽きるのじゃないでしょうか。
これこそが、共産党一党支配のマジックなのでしょうか。と言うことは、やはり共産党を消滅させる必要がありますね。
その際限のない投資を、何時もの宮崎さんが詳しく書いてくれています。
宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより 平成30年(2018)1月5日(金曜日)弐 通巻第5568号
コロンボ沖合の埋め立て、60%が完成と中国
東京ドーム80個分、最大の人口島に60階高層ビルを三棟
ラジャパクサ前大統領が親中路線を突っ走って決めたことである。
コロンボ沖に広大な人口島を建設し、そこをシンガポールと並ぶ「国際金融都市」とする。
スリランカの南に位置するハンバントタ港を国際流通ルートのハブとする。
ちょっと立ち止まって考えればわかることである。他人の領海に人口島をつくって、当該国の経済発展に寄与する? エゴイズム丸出しの国家が何のためにそれほどの犠牲的精神を発揮するのか。
きっと別の思惑があるに違いないと思いきやハンバントタ港には、はやくも中国の潜水艦が出没し、軍港として活用する中国の本音が露呈した。
シリセナ新大統領となって、いったんはすべての中国プロジェクトの見直しが発表された。
ところが、契約内容から中国のクレームが続き、もしプロジェクト中断となるとスリランカに膨大な返済義務が生じることが判明した。
まさに麻生財務相が「AIIBはサラ金」と比喩したように、高金利が追いかけてくる、身ぐるみはがれる仕組みとなっていた。
不承不承、シリセナ政権は工事の再開を認可し、スリランカ南部に位置するハンバントタ港は熾烈な「反中暴動」が燃え広がったにも関わらず、99年の租借を認可した。同港にはすでに中国海軍潜水艦が寄港しており、近未来にインド洋を扼す地政学的な要衝となるだろう。インドがただならぬ警戒態勢を敷くのも無理はない。
コロンボ沖合の埋め立て工事は、『ザ・タイムズ・オブ・インディア』(2018年1月4日号)によれば、2018年1月時点で60%が完了し、計画通り、2019年度中には完成するという。
これは東京ドーム80個分、おおよそ269ヘクタールの人口島を14億ドルかけて造成するプロジェクトで、さら当該島を「シンガポール、香港にならぶ国際的な金融都市にする」。そのために中国は60階建て高層ビルを三棟建設するとした。後者の予算は10億ドル。
三、四年前に筆者はこの現場で、まだ影も形もない沖合を見た。夕日のきれいな場所で海岸沿いには大統領迎賓館、その裏側が近代的なビルの立ち並ぶ一角であり、海岸線沿いにはシャングリアホテルなどが建設中だった。
局所的とはいえ、スリランカの発展も迅速である。
ところで土木工事の常識からみても、海を埋め立てる工事は地盤固めが重要であり、シートパイルの打ち込み、セメントなどの流し込みほかの難題。日本は関空、中部、羽田沖埋め立て工事でおなじみだが、かなりの歳月がかかる。
中国の工期が早すぎるため将来の人口島の陥没、あるいは沈没が予想されないのか?
それはともかく海に浮かぶ蜃気楼、例えばドバイは次々と人口の島を作り、モノレールを通してつなぎ、七つ星のホテルも建てて、繁栄の幻に酔ったが、加熱した不動産バブルは一度破産した。
最大の投機集団は中国のユダヤと言われる温州集団だった。
何と、イランにも莫大な金を注ぎ込んでいるようです。
宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより 平成30年(2018)1月5日(金曜日) 通巻第5567号 <前日発行>
イランの反政府暴動にも国連制裁にもめげず中国はイラン投資を数百億ドル規模に拡大し、続行中
…略
中国鉄道公司はイラン国内に5億3800万ドルの鉄道敷設計画を打ち上げている。
シノペックは撤退するフランス「トタル」のガス田開発利権を代替すると発表した。トタルが確保してきたガス田は、南パルス・ガス田といわれる。
中国のCITICは、イランの銀行に100億ドルの信用供与に踏み切り、また中国開発銀行は150億ドルの与信枠での貸し付け拡大方針を発表した。
――捨てる神あれば、拾う神あり。
この莫大な資金をピンハネや軍備などをせずに、国内に投資していれば中国は、本当に凄い国になっていたかもしれないですね。
そう考えると、つくづく自分の利益しか興味の無い奴等の共産党というのは最悪の組み合わせなのじゃないでしょうか。
やはり、中国は一日も早く崩壊させないと世界はとんでもないことになることは間違いないでしょう。
世界よ目を覚ませ!
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