習皇帝の永生皇帝がいよいよ決まりそうなようです。青山さんが「ぼくらの国会」で、この習皇帝の考えを考察してくれています。
宮崎さんも取り上げてくれています。
「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和四年(2022)10月13日(木曜日)
通巻第7489号 <前日発行>
次の中国軍事委員会トップは当然ながら習の側近から
苗華、何衛東、李尚福、劉震立ら四人が候補に並んだ
中国共産党に所属する私軍が中国人民解放軍。国軍ではない。
現在、軍を差配する中央軍事委員会は、主任はもちろん習近平だが、副主任が二人いる。許基亮と張又峡で、ともに72歳。引退は確実であり、つぎの「副主任」が軍の事実上のトップにあたる。
次の副主任が誰になるか? 24日に予定される20期第一回全中総会で決まるが、現在の下馬評では四人の名前が浮かんだ。苗華、何衛東、李尚福、劉震立ら。
苗華は軍政治工作部主任(66歳)で福建閥、習近平の古くからの部下だ。福州市出身で国防科学技術大学卒業、2017年中央軍委政治工作部の主任を務める海軍上将。昔の総政治部主任だから、トップ四人の一人ではあった。
2001年に少将。2005年に第12集団軍政治委員、2010年に蘭州軍区政治部主任、2012年に中将に昇格。2015年7月、海軍上将(海軍大将)。
2017年党第19期1中全会において党中央軍事委員会委員に選出された。
何衛東は東部戦区司令、陸軍上将(65歳)だが、現時点で軍事委のメンバーではない。しかし習近平が呼号する『台湾統一』で、東部戦区が要(かなめ)になるため重視されており、委員会入りは確実だろう。いきなり副主任になれるか、どうか。ダークホースだろう。
李尚福は装備発展部長(64歳)。むかしの総装備部主任にあたり、新兵器、開発、装備品などの予算を握る中心人物である。
劉振立は陸軍司令(58歳)。河北省出身で武警畑を歩いてきた。
習皇帝が永生皇帝を手に入れてChinaの幕引きを一日もしてくれることを期待します。
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