第 2864回や第 4391回などで何度か触れたエネルギー問題を根本から解決する核融合や人口光合成は本当に実現す るのでしょうか。
これらが実現されれば石油とか原子力とか太陽光とか騒いでいたのも笑い話になりそうです。
そんな核融合が実現するかもしれな いようです。
サーチナニュースよ り 2012/07/20
レー ザー核融合反応の実験に成功、クリーンエネルギー実現か=米国
世界最大のレーザー核融合施設であ る米国国立点火施設(NIF)は このほど、米カリフォルニア州でレーザ―光線192本を放射する実験に成功した。これは、「衝撃点火」方式 による人類史上もっとも威力のあるレーザー光線の放射で、核融合を利用したエネルギー変換の歴史を大きく変 えるものと期待されており、将来的に、人類はこの方法を利用し、クリーンエネルギーを手にすることが期待で きる。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
5日に行われた実験でのレーザー放射時間はわずか230億分の1秒で、米国全土 の消費電力量の1000倍以上に相当する500兆ワットのエネルギーが放出された。マサチューセッツ工科大 学(MIT)の科学者は「実験の成功に興奮している。以前なら、こんなことは太陽や惑星の中心部でしか起こ り得なかったことだ」と話す。
NIFが設立された目的は、恒星の 中心部で起きているレーザー核融合反応を人工的に起こすことによって、クリーンエネルギーを生産するという偉大 な夢を実現することだ。
人類は今後、実験室で人工的に核融合反 応を起こし、巨大なエネルギーを作り出すことができる。「使い切れない」と言ってもいいほどのクリーンエネル ギーを手にし、エネルギーの新時代を切り開くことも夢ではない。(編集担当:米原裕子)
何時のことかは分りませんがそれで もこんなことが実現可能となれば人類の未来は明るいものです。何とかそれまで人類が生き残っていればいれば良い のですが。
原発も火力も使いながら太陽光発電などの自然エネルギーの比率を高め地球を持続させながらこの究極のエ ネルギーの実現を待つ必要があります。その実現が何時か分らないだけに太陽光発電などの再生エネルギーの利 用で資源の無駄遣いを極力抑えることが必要となるのです。
そのときのた めに準備しましょう!