△サイレントヒル:リベレーション3D(2012年 フランス、アメリカ、カナダ 95分)
原題 SILENT HILL: REVELATION 3D
staff 監督・脚本/マイケル・J・バセット
撮影/マキシム・アレクサンドル 美術/アリシア・キーマン パトリック・タトポロス
衣裳デザイン/ウェンディ・パートリッジ 音楽/ジェフ・ダナ 山岡晃
cast アデレイド・クレメンス ショーン・ビーン キット・ハリングトン ラダ・ミッチェル
△7年後の続編
つまり、前作で助け出された養女が18歳になってるっていう設定になるんだけど、
ここまで完全な続編にするんだったら、
アデレイド・クレメンスを起用するんじゃなくて、
ジョデル・フェルランドで通した方が良かったんじゃないかっておもうわ。
両親はおんなじなんだから。
ま、それはいろんな事情もあってのことだろうから仕方ないんだけど、
灰の降る異次元の町っていう設定はここでも活かされていて、
その薄気味悪い静けさはこのシリーズの持ってる好いところだ。
ただ、え~そうなんだ~とおもったのは、
ピラミッドをかぶってる筋肉おじさんは、養女の守護神だったのねってこと。
クリーチャーたちの存在理由がよくわからなかったんだけど、
このピラミッド野郎だけは妙に好いもん扱いになってきたんだね。
ゲームをまったくしないぼくには、ついていくだけで精一杯。
でも、7年も経つ内に、やけに教団はどでかくなってて、
どういう仕組みでかれらが存在できてるのかわからないんだけど、
ともかくアデレイド・クレメンスが教団のアキレス健ってことだけは、
なんとなくわかった。
でもさ、なんでアデレイド・クレメンスにパワーが宿らないんだろう?
主人公が恐怖に顔をゆがませて、最後まで闘わないってのは珍しくない?
そんなことで、よくわからないところもかなりあったんだけど、
CGは大したものだわ~ってことはよくわかった。
おしまい。