◇ドント・ルック・アップ(Don't Look Up)
なんだか、フランキー堺の『世界大戦争』をおもいだした。
それにしても、このところ地球滅亡の映画が多すぎやしないか。まあ、アダム・マッケイによるブラック・コメディの本作はちょっと毛色は違うし、風刺が効いてる分、キャストも豪華だったりするけど、でも、これにしたってミシガン州立大学の大学院生ジェニファー・ローレンスとその教授レオナルド・デカプリオが彗星を発見して、それが地球にぶつかるってことには変わりないわけで、そこへ気の狂った大統領のメリル・ストリープと同じく気の狂ったニュースバラエティの司会者ケイト・ブランシェットが絡んで、気の狂ったように見えながらも実は敬虔で知的なキリスト教徒だったっていうティモシー・シャラメが加わってくるっていう豪華さではあるものの、なんだかね。
あ、ディカプリオ、がんばって太ったな~。
前半は気の利いた皮肉と風刺が満載で、それなりに楽しめたんだけど、後半、彗星が目に見え始めてからはどうにもありきたりな地球滅亡物語になっちゃってて、厭きる。