◇ヒトラー 最期の12日間(Der Untergang)
アレクサンドラ・マリア・ララ演じるトラウドゥル・ユンゲが主人公で、つまりはヒットラーの秘書の物語であって、ヒットラーは脇役でしかない。
だからか、ヒットラーが死を迎えるところもカメラはパンしてアウトしてしまい、ヒットラーとエヴァ・ブラウンが自決したところへまたパンしてインしてくる。そのあと30分あまりもあり、それは、コリンナ・ハルフォーフ演じるマクダ・ゲッベルスの子供たちの服毒と夫との心中が延々と描かれた後、トラウドゥル・ユンゲの脱出行を追いかけてる。ブルーノ・ガンツがもう厭きるくらいにがなり続けるヒットラーの最期はさして重要でもないのに延々撮られてる。
なんだかな~興味が半減しちゃうわ。