Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1498. 地球環境のホンの一部分

2017年11月07日 | diving

 私のアトリエに差し込む日差しが弱々しくなってきた。物音一つしない静かな時間が過ぎてゆくのは心地よいのだが、こちらは先月に沖縄で夏を謳歌していたのだから、紅葉が色づき始めるともう冬の気配が濃厚で戸惑う。

 今年の京都は2週間紅葉が早く、台風で葉が随分落ちたので色づきがよくないというのが巷の話だ。そんな紅葉も今週末が見頃。ツアーで12月初旬の観光を予定していたら紅葉は終わっている。それは自然相手ですからしょうがないので、まあ京都の食材でも堪能していってよ。

 さて午前中は、撮影機材をもって宮川町から南下し七条のマッサージにかかるという日課に久しぶりに戻った。歩くことが足腰の鍛錬にもなり普段の体調にもどりつつある。といって七条に行く散歩コースは、あらゆる道や路地を歩き尽くしたので、いささかマンネリ気味であるのだが、机上のEOS1Ds mark3+16-35mm/F2.8レンズをかついでゆく。散歩用としては大げさだ。

 というのも、かってEOSはフィールド機材として用意した。1週間は電気のないフィールドに滞在することもあるだろうから選択肢はこれしかないと考えていた。今でもそんな長きにわたって無充電で使える機材はEOS1シリーズとNikonD5ぐらいである。電気がなければ、スマホやコンパクトデジタル機材などは、2日もあれば容易にバッテリー切れになる。

 だから撮影機材談義など私には意味がない。どんなに細かい仕様が優れていても電気がなければ使うことはできないからだ。要は無充電で何日持つかが撮影機材の評価だ。それ以外は、丈夫であるとか雨に強いといった性能ぐらいだろう。私のEOSは一世代前だから発色が今ひとつのようにも思われるが、photoshopで修正ししても画像はほとんど変わらない。まあこの機材の性能でええのか。

 電気がないぐらいならまだよい方だ。ダイビングなら酸素も必要になる。そんなことをつらつら考えていると人間が活動できる範囲なんて地球環境のホンの一部分だということを痛感する。

 

沖縄県慶良間諸島紺瀬

OKUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FiSHEYE8mm/F1.8

ISO400,露出補正0,f/8,1/125

 

 

 

 

 

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