Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編340. 蒲田2.

2018年04月19日 | Tokyo city

 都市の中にある踏切に関心を持った頃だろう。本来都市の中は高架で通り過ぎる鉄道も、蒲田の羽田空港へゆく京浜急行と国道1号線との交差部に踏切があった。箱根駅伝の時は電車を停めた。今は鉄道も高架になり、そんな踏切はなくなっている。

 建築とはスケール感の違う鉄道が、都市へ入り込んでくること自体が不協和音を発していて面白いのだが、都市計画の立場からは、そんなのは機能解決にならないから立体化せよという論理になる。実際国土交通省も連続立体交差事業を昔から続けている。だから東京都心部では、相当数の踏切解消につながっていった。

 鉄道を高架化すると、高架下の白けた空間がとてもわびしいのだ。それも時間の経過の中で駐車場や駐輪場に使われ、時には不良のたまり場や犯罪もおきてギクシャクしながら、やがては定着してはゆくのだが。

 だから当面は踏切のあるところを街歩きの手がかりにしよう。実は関西は、そうした街がまだ残っていそうだ。さて今踏切があるところというと・・・十三とか。焼失した線路脇の飲食店街も最近復旧したようだし。

 さてこの時期の京都は、外よりも家の中の方が寒いというので相変わらずストープが必要になる。それで先ずは1時間ほど家の空気を暖めるわけだ。なんか変な気候だなと思いつつ、足指骨折1ヶ月目。ようやく治って欲しいところだが、骨のことは自分でもわからない。それよりも運動をしていないので気力が衰えてくる。こちらのほうがやばそうだ。

 それに最近夜なべ仕事が多い。忙しくてではなく生活のリズムがずれてきたのだ。夜はお酒を飲みながら仕事をしていると夜食が食べたくなる。昔は夜泣きそば屋がチャルメラを響かせ屋台ひいてやってきた。いまそんな情緒的なサービスはしてくれない。そこでカップラーメンだ。夜中に食べるカップラーメンのうまさは格別であり太ること必須。足指骨折で運動ができないから、こんなこと始めた。当然体に良くない。こまったモノだと思いながら、今日もカップラーメンをすすっている。

 

1997年東京都大田区

ミノルタCLE,LEITZ ELMARIT28mm/F2.8,トライX

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする