Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気8. ブランド

2018年04月05日 | Kyoto city

  さて頂き物の花の続きでツァイスの空気を試みる。この画像は、ツァイスでなくても撮れそうだが。本来なら光学測定をして、これがツァイスなのだというべきだが・・・。

 それにフイルム時代のコンタックス・ツァイスレンズを知らない世代が増えたこともある。だからツァイスの色なんて最初から知るよしもない。私から見れば、この画像はあきらかにSONYの色、あるいはSONYに事業併合されたミノルタの色だ。当時のミノルタマクロレンズの色に似ている。もちろんそれは当初から大変綺麗な色だからさしたる不満はないけど。

 このブログでは、2009年12月14日〜16日のブログでツァイスレンズで高台寺を撮っていた。こちらの方がやはりツァイスの色だが、まあ機材のボディが違うので確証はない。

 本来ブランドというのは、コンシューマー一人一人が目利きでなければならない。そのためには、同じ製品を何年も使用するぐらいの経験量が必要になる。そんな経験を飛ばして、いきなりツァイスですといわれ、ツァイスという名前は知っている、だからブランドだなぁーと一気に納得する意識構造なのか。よく考えれば、個人が知っていることとブランド性とは全く関係がない。

 先日「15時17分、パリ着」という映画をみた。実写と映画で制作した部分を組み合わせたのは異色だが、フランソワ・オランド大統領のスピーチがよい。「自由をつらぬくためには、我々は戦う」。調度シリア紛争などが背後にあったわけだが、こうした共感できる意味を的確に表現するところに文化系の力がある。オランド流にいえば法学。不倫疑惑は工学系には関係ないですけど。

 さてこのブログも10日先まで書きためてしまった。あとは予約投稿にまかせておけば自動的に毎日朝8時にアップしてくれる。だがFBなどのリンクは手動設定。これが毎日しなければならないWin系のブログサイトの面倒な操作だ。書きためると多少の推敲ができるから、冗長な表現や言い回しは少なくなるが・・・。

 

京都市

α6000,Carl Zeiss,Vario-Tessar E 4/16-70mmZA OSS

ISO1250,58mm,露出補正+0.3,f/4,1/100

 

コメント
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