さてSONYのCarl Zeiss,Vario-Tessar E 4/16-70mmZA OSSのレンズを少し試写してみた。画像をPhotoshopで補正しても変わらないのはさすが。EOS1Dsに次ぐ露出の正確さ。
当時フィルム機材のCONTAX+PLANARレンズを用いて、本をつくるときに多用した経験からプラナー固有の色は記憶に残っており、素晴らしいボケ方と特有の色なんだな。それにVario-Tessarという名前は、昔京セラコンタックスの小さなデジタルカメラにも使われていた記憶がある。ズームレンズにつける名称のようだ。そしてこのレンズが回る薄型デジカメも、やはりツァイスの固有の色だった。
今のSONYのツァイスはどうだろうか。
結果は大変シャープな画像だけど、それは今のレンズならどれでもそうなのであり、肝心のどこがツァィスなの!?・・・、という疑問が濃厚だ。今日はエイプリルフールだし・・・明日はツァイスになるのか・・・。
さらに露出補正を+側、-側にしてもツァイスの色ではない。背後のボケ方をみても現代のレンズだ。もちろんレンズ自体は大変優れているが。そうなると、なんだぁー、つまんねぇーの・・・、ということになる。
といってSONYからPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAというフルサイズレンズがあるが多分ツァイスの色ではないだろうと推測。だから興味はわかないですね。それに19万円とは高すぎるよ。ブラナーは京セラCONTAXでも5万円ぐらいだったから、もう暴利のSONYブランド戦略ですね。
たしかにライツのレンズを用いたときも、レンズの癖を払拭して見違えるような画像にしてくれたことを思えば、すべてSONYのブログラムで補正してしまうのだろう。それでいいじゃんとSONYは考えているのだろうけど、じゃなんでライツのレンズをつけたんだろうとこちらは思うけどな。
コンパクトデジカメ並みの39,000円でゲットしたα6000は、小さくやたらと高性能でコストパフォーマンスが高い優等生機材です。歪曲収差も補正してくれるのはありがたい。ただしビデオ機材でも振り回しているようでつまんない。機材に納得されて渋々使うのかな。やはりRolleiflexの露出計の変わりにしよ!!。SONYの露出計だ。いやミノルタの露出計というべきか。どこかにしまってあったな、ミノルタの露出計が・・・。
京都市長楽館
α6000,Carl Zeiss,Vario-Tessar E 4/16-70mmZA OSS
ISO100,16mm,露出補正0,f/5.6,1/100