旅は、出ると旅程に優先されて忙しい。デジカメの充電もそこそこに出かけるなんざあよくある。ポルトガルでは真夜中の三時に起こされ空港へゆかされた。飛行機が1便しかなければそうなる。エアラインは時差の世界で動いているから、夜という時間がない。
ウクライナのレビフに出かけ時、「明日は、ウクライナの学長と会議なので君は自由にしていていいよ!」、そういって彼は翌日学生をつれて出かけてしまった。鬼のいない間の洗濯とは、このことだ。旅先の自由時間を思いっきり楽しもう。
ホテルは世界文化遺産のなかにある。壁には昔ここがクラシックホテルだった大きな写真が掲げられている。左側にオペラハウスの屋根をのぞむ窓からの景観も飽きない。日本のビジネスホテル並みの料金にしては、終日寝ていたいほど快適なホテルだった。
レビフは世界文化遺産の街、1日で歩き回れる大きさだ。だから雨の中を街の徘徊に出かけた。スケール感が旅人には調度よい大きさであり、カフェもレストランも充実している。かってはソ連邦の国家だったウクライナも、チェコからの観光客が多くヨーロッパ志向の街だ。それも首都ではなく地方都市というのが旅人の身の丈に合っている。
工芸品を制作しているお姉ちゃんの窓辺にレビフの街が映える。
iPhoneに栃木訛りのA君から電話がかかってくる。
「あのぉーさぁ、なんかガチャガチャと雑音がはいるんだけど、今どこにいんの?」
「ウクライナ!」
東京のロシアン料理レストランにでもいると思ってくれれば調度よいが・・・。
雨だしカフェも今ひとつだなぁー、ホテルに戻ってレストランで昼飯にしよう。
・・・
夕方ようやく晴れた。
夕方同行者達とウォッカとウクライナ料理で宴会だな。
明日は、ロニ村へゆくんだったな。
ウクライナ共和国
OlympusEM1+M.ZUIKO ED7-14mm/f2.8pro
1)ISO1200,焦点距離12(24)mm,露出補正0,f/2.8,1/60
Nikon CoolpixAW130
2)ISO125,焦点距離21.5(123)mm,露出補正0,f/4.9,1/250
3)ISO125,焦点距離21.5(123)mm,露出補正0,f/4.9,1/250
EOS1DsMark3+EF28-300mm/f3.5-5.6LOSS
4)ISO400,焦点距離110mm,露出補正0,f/6.3,1/125
5)ISO400,焦点距離50mm,露出補正0,f/8,1/200
Nikon CoolpixAW130
6)ISO125,焦点距離9.2(52)mm,露出補正0,f/4.3,1/200
7)ISO640,焦点距離4.3(24.5)mm,露出補正0,f/2.8,1/8