以前チーピンの店でマサヒロ君と食べていたときに、今度餃子がたべたいねといったら・・・
マサヒロ「あら!、ダイエットしていたんじゃないの」
「だから食べたいんだよ。久しく食べていないからね」
そんな会話を思いだした。
・・・
今日は翠が準夜勤だから、夕飯はどこかで食べなきゃならない。
そこで、マサヒロ君を誘い出して古い商店街の横町にある餃子屋にやってきた。
マサヒロ「これでバッチリとスタミナはつくけどなぁー」
「スタミナつけて少し体重も増える。それでまたスタジオでウェイトトレーニングしたりエアロビで減量に勤める。なんかアホみたいな世界だが、食欲を満たして少し太り、時間がたてば減量しているというのが理想かな」
マサヒロ「一気にはいかないんだ」
「食事制限して一気減量なんてやったら胃袋が満足しないよ。それに接種すべき栄養素が低くなったら力も入らないよ。ダイエットもまた新しい生活習慣をつくることなんだろう」
マサヒロ「ふぅーーん、歳を取るとそうなるんだ」
「まあ歳だけじゃない。結婚したら太るというのもあった。つまり独身時代は粗食で体を鍛えてきたが、結婚したら奥さんが腕をふるってたっぷり食事を作り始めたとたんに肥満になる。これをマリッジ・ピックといっておこうか」
マサヒロ「結婚ブタになるちゅうわけ」
「それそれ、疑似ブタになる。だから肥満体ではないのだが体全体が太めになってたくましくなったように見えるんだ。本人は、旨い食事の成果だと思っていたら知らないうちに体脂肪率があがっていたというわけだ。そのまま歳をとれば間違いなく高血圧だ。いまの新婚カップルにマリッジ・ビッグが多い。体格が良くなったから健康になったと錯覚させられるんだね。」
マサヒロ「つまり食べ過ぎ!」
「それそれっ!、それが生活習慣になっているからやっかいなんだ」
マサヒロ「それで餃子ですかぁー、なんか矛盾した話だなぁー」
「まあ支離滅裂なのは、頭と胃袋が議論とか喧嘩しているわけだよ。それに食欲の秋だもん。それだけじゃ肥満体になるから食欲の秋にはスポーツの秋もセットなんだよ」
やがて肉汁餃子が運ばれてくる。それだけでも美味だけど・・・。
・・・
小樽もすっかり夜の冷たい空気になってきた。
暖かいものが、旨い季節になってきた!。