Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング520. 小説:小樽の翆448. 本気度をテスト

2021年10月21日 | Sensual novel

 

 チーピンの娘が時々クロッキー教室のモデルをしてくれている。

教室を終えて変える頃には、もう夜だ。

だからマサヒロ君がチーピンの娘と雑談しながら途中まで送ってゆく。

チーピンの娘「男の本気度テストって知ってる?」

マサヒロ「ハアーッ!?」

チーピンの娘「彼氏とアレつけないでやるの。

彼氏は『やっぱ生は最高だって』いうじゃん。

でねぇ『アタシ危ない日なんだぁー、だからできたかもしれないよ』というと・・・。

すると彼氏が『ううっ!、それを早く言えよ!』だって。

だってエー、燃え上がっていたから忘れちゃった。だんだんお腹が大きくなるなんて面白いじゃん。そのうち動いてお腹を蹴っ飛ばすんだって。

赤ちゃんになるのを二人で経験できるじゃん、それって愉しくない!?

すると彼氏が『今はそんなの育てる自信がない。金も無い!。堕ろせ!』というわけ。

だから、私が、『ええっ、私を愛していないの??』

口ではきれい事をいって私をもてあそんだんだ。

それでねぇー、

『あら、私を捨てるの?。そうするとパパが中華包丁を持ってやってくるよ?』

マサヒロ「あっ、それでペニスを切り落とそうというわけだ。近世中国の宦官達がそうだったね」

チーピンの娘「パパならやりかねないもん。種はもらったから、もう浮気させないぞ!、なんていってチョッキンだよね」

マサヒロ「それって乱暴じゃない」

チーピンの娘「彼氏が『生もうよ!、それで一緒に頑張って育てようよ!』といってくれたら最高だったんだけどねぇー。

それで2週間したら生理が来たぁーで、その彼氏とのつきあいは、お終い」

マサヒロ「男はオキシトシンが分泌してやりたいだけさ。そんな女は最初に恋をする、男はつきあいの果てに恋をする!、かなぁー!?」

チーピンの娘「嘘でもいいから、そう言って欲しいよね。あたしって、ずるいかしらん!?」

(*^▽^*)

・・・

小樽の夜も冷え込んできた。

コメント
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