街は雪の下にうずくまっているけど、今日は春を告げるひな祭りだ。小春は、中学校の放課後ユウ君のマンションへ立ち寄る。
ユウ「小春ーーー、出そうだよ、早く、早く!!」
小春「今日は、一寸我慢してよね。小春だって満足したいからぁー」
そういってユウ君にせかされるままにベッドに入り込む。
小春「危ない日だからゴム、ゴムっと。我慢してんのよ!」
ユウ「ウグッ!!、姫始めだ、はやくぅー」
小春「それって意味が違うでしょ」
そういって小春がユウ君の上にまたがりユウ君の煮えたぎったペニスを膣にくわえ込む。
小春の腰が股間を起点にシームレスに動く。
ユウ「うぐっ、超きちもいいー」
小春「我慢するのよ、我慢、我慢・・・・・」
ユウ「小春の腰の使い方が気持ちいい、どこで覚えるの・・・」
小春「Tiktokダンスよ・・、ああっ!、気持ちいい!!、感じるぅーーーー」
二人の骨盤が一緒に動きはじめ、ユウ君の身体が沿ったときにビクビクと精子を小春の中にぶちまけた。
小春「ふぅーーっ、もういっちゃったんだ。いつも早いね」
ユウ「女の子はいつから女になるんだい?」
小春「生理が来たときからよ!」
ユウ「小春に精通してもらったしね」
小春「だって、そうしないといつまでたっても子供だったでしょ」
ユウ「だって小春に精通してもらうまでセックスのイメージがわかないもん」
小春「そうよね、聴覚映像って知ってる?」
ユウ「何それ?、図書館の本でも見たことないよ」
小春「パパの本棚にあったの。フェルディナンド・ソシュールというフランスの学者ね。彼はリンゴと耳で聞くだけで、リンゴの絵を描くことができるでしょ。それはリンゴを実際に見ている経験をしているから、耳で聞くだけでリンゴの絵が描けるというの。そんな風に耳で聞いて頭でイメージできることを聴覚映像というの」
ユウ「はアッ!、それがなんか!!」
小春「だからぁー、セックスは予め経験しないと聴覚映像ができないでしよう。だから眠っている男の子には、先ず経験させちゃう!!」
ユウ「経験があって聴覚映像ができるんだ」
小春「そうよ、ユウ君が放課後になると勃起するのは、経験によって聴覚映像や視覚映像を組み立てられるからよ。その先は人間の生理学の話になるけど・・・・・。今日はひな祭りよ。もっと姫始めみたいに夢をもったんだけどなぁー。もう出ちゃったかあ。じゃあひな祭りのお菓子をたべようよ。持ってきた。メール打ったけどご飯炊いてある?」
ユウ「もう炊けているよ。なにすんの?」
小春「ひな祭りだから巻き寿司をつくるの」
ユウ「そんなのできるんだ。ママが喜ぶよ!」
小春「もち!、酢飯にして薄焼き卵と干瓢を煮なきゃ、う巻きがあったよね・・・・・」
そういって小春はキッチンにしばらく閉じこもっていた。
小春「できた!。卵と海苔の巻き寿司。冷蔵庫のお新香も入れちゃった」
・・・・
小樽も雪がやんで薄日が射している。
春の予感だろう。