美国の集落から黄金岬の山の下にある茶津トンネルを抜けると幾つかの民宿があり、その先は行き止まりだ。トンネルを抜けると、ほどなく脇道があり下りカーブを曲がってゆくと正面に日本海、やがて宝島がドンと現れる。そんな正面に島が見える景観は一寸面白い。このように正面に島が見える風景を以前見た記憶があった。それは青森県浅虫温泉だ。
それにしてもこのあたりの幾つかの民宿は、今は営業をしていない。夏には眼前が砂浜ではなく砂利敷の海水浴場があるからだろう。もし冬に民宿が営業をしていたら、ここを訪れるビジターはよほど物好きなのか・・・、私はそこに興味を持つけど。
近くにソーラン節音頭発祥の記念碑が雪に埋もれている。
だだ大きな島が正面にあるだけの景観、それだけで観光施設ができるのは、多分ウニのおかげかもしれない。6-7月の食材だ。
全ての要素が小さな空間にピタッと納まっている事が心地よい。
577TAKARAZIMA