前年度のモノクロフィルムの残渣意識がありNIKON F3+MD4を持参した。心は映像にあるから、一応夜の街だけフィルムで撮ってお・き・ま・す・か・・・、程度の軽い気持ちで重い機材をカートに積めていたっけ。
そこでISO感度を+2増感に固定し夜の街歩きに専念。零下の街頭でフィルム交換はしたくないから、フィルム1本を使い切ったら撮影はお終いとした。
万事消極的!。万事手抜きのモノクロフィルム撮影をだった。
だがネガをデュープしPhotoshopで修正したら、大変綺麗な画像だ。このソフトの最新バージョンは画像補正が進化しており、古い画像を端正に綺麗に補正してしまう。こりゃまだフィルム機材は捨てがたい。
しまった!。それならば、もう少し力をいれて積極的に街を徘徊すればよかった。色内あたりは、きっと酷寒の画像が撮影できたはずだ。フィルムでは、そのことに気がつくのは後の祭りであるけど・・・。
レンズは大きくかさばるDistagonよりは、軽快なPlanarの方が好きなのだけど・・・。個人の好みではなくレンズの仕様が綺麗な画像にしている。これは迷う、マイナス気温の吹雪の中でレンス交換はできないし。
堺町本通り
NIKON F3+MD4,Carlzeiss Dostagon25mm/F2.8
Tri-X400+2増感処理、現像所:写真弘社