Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク585. おどろおどろしい路地

2022年03月26日 | field work

 

 またこの路地へ来ちまった。嵐山仲店小路というそうだ。以前高架を走る電車から見つけた路地だ。明らかに古い大きな建物。その脇が路地になり飲み屋が連なっている。来てみたらすごい路地だ。古い建物の二階はどうなっているんだろう。あらぬ関心をもってしまう。

しかし今年はどの飲み屋も営業をしていない。定休日だというのもあるし、パンデミックで閉鎖しているというのもあるだろう。

このおどろおどろしさには、近寄りがたいものがある。私は平時であっても、ここに来ようという気分にはなれない。マスクをギュッとしめて、いつも足早に通り過ぎるだけだ。それでも、被写体としては絵になるので何回も足を運んだ。そして幸いにもこの路地では誰にも会わなかった。平時の姿ではないのだろう。

ほっておけば、雪で埋没しそうな路地である。

今年は、雪があるうちにまた小樽へこられるだろうか。こられれば、やはりフィルム機材を持参しよう。こんどはPlanarをつけてこよう。映像とフィルム機材。でもパンデミックで無理だろうな。

 

小樽市 花園

NIKON F3+MD4,Carlzeiss Dostagon25mm/F2.8,Tri-X400

Tri-X400+2増感処理、現像所:写真弘社

コメント
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