この原稿を書いているのは1月19日だった。
家に帰り旅の荷物も片づかないまま、忘れないうちに旅の記録をつけようと思いたち二日間映像編集に没頭していた。
最後は小樽の街だ。花園の不気味な路地から、商店街、おっ!、また路地があった。そして街ゆく人々を加え映像完成。二日間で10本の映像を制作した。初期目的完遂。
機材はSONYα6600。画像は綺麗だ。もちろん映像編集ソフトにアップする前に個々の映像調整はした。そうなるとSONYα7S3が欲しいところだが半導体不足で製品が市場に出てこない。
SONYで映像もありか・・・!?、そう考えたとき大切なことに気がついた。SONY!?。小さく軽くてよいけど、それってフィールドへ持ってゆけるだろうか。SONY7Sは国際宇宙ステーションに搭載されているが、これ1事例しかない。そうした信頼性がキャノンやニコンと比べれば希薄だ。そうなるとV-logユーチューバー志向の機材じゃ精々都会の中でしか使えないのでは・・・。そんな懸念が頭をよぎった。
やはり、ペラペラのユーチューバー機材では、真面目な研究者のフィールドへ持参するのは危険だなあ。それに手元にSONYのレンズがないので高くつく。そううなると手持ちレンズが揃っている上に映像も撮れるEOS1Dxmark3か・・・。しかもミラーレスブームだし数年後に廃盤となるから今安いではないか。
そうはいっても三脚を使用していないので、身体が風に吹かれ映像が揺れている。まあいいかの気分だ。
旅程を2週間早めたのは正解だった。私が北海道へ飛んだとき新型コロナ感染者数100人越であり、オミクロン株感染者はいなかった。滞在中にふじりんで酒を飲んでいたら、テレビで北海道知事の発言!。いよいよここにも感染の波が押し寄せてきた・・・。帰宅二日後に、北海道の感染者数は、一気に698人に増えた。
そして日本全体で感染者数が過去最高となり、都府県によってまん延防止措置が検討されはじめた。明日から京都府も規制が厳しくなりそうだ。まあエアロビクスの教室はかろうじてやっているだろうけど、あとは自粛再来。
だから、すれすれのタイミングで小樽への旅ができた事になる。この先は家に籠もって原稿を書きながら、成り行きを見守るほかなさそうだ。
小樽の街