昨日は少し雨が降ってくれたので、埃も飛ばされ空気はおいしく、心地よい日となった。
今日は先日撮影した曇り空の山の端に僅かにのぞいたしょうもない夕焼けを掲載した。実際私の眼には、曇り空で山の端が少し夕焼けになってい程度である。だがFUJIの撮影素子は、曇り空に僅かに残る太陽の色彩情報を拾い集め、このようになんとか見られる画像にしてくれる。
だから最近は、FUJIのS5proのボディに、ニコンのズームレンズを付けっぱなしにしており、これでベルビアモードに設定すると、リバーサルフィルム並に撮影できる。
相変わらずFUJIは、ニコンやキャノンに比べれば、はるかに良い色を出してくれる。良い色とは何かといえば、現実の色彩情報以上の美色だということである。
ボディでみると、キャノンは相変わらず自然界の色が貧しいし、ニコンは現実色に近いが地味傾向である。どうも色彩の設計発想が測定器志向、或いは真面目すぎる結果だと私は類推している。
ユーザーは、現実に忠実な色などを望んではいないと私は考えている。つまりしょうもない風景から色彩情報をかき集め、見ている以上の、そしてユーザーが気づかない発色の良い絵に仕立て上げる画像を期待しているのである。それはフイルム時代のベルビアが、まさにそのような特性を持ち、多くのユーザーに支持された理由でもある。
写真が、現実世界を写し取る道具だとする認識は、私は間違いであると考える。特にデジタル化されれば、どうにでも後加工できるのだから、現実をモチーフにしながら、もう一つ別の世界を表現するための道具だと私は考えている。
別の言い方をすれば、記憶色の世界だ。悪いイメージをそぎ落とし、記憶に残る良い色だけを人間は覚えている。FUJIはフイルムメーカーだけあって、そうした人間の色彩に対する心理を、プロダクトに反映させている唯一の機材メーカーである。プロ写真家が絶賛する理由もうなずける。
そういう優れものが、WEBでは13万と初期の半額で売られているので、この機材はまさにお買い得だ。そろそろ発売から2年半がたつので、最近のEXRを取り込んだ新製品ボディが欲しいところだ。もし、新製品がでないのであれば、今のボディをもう1台追加するか・・・それ位にFUJI製の撮影素子は大変優れている。
清水寺
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
今日は先日撮影した曇り空の山の端に僅かにのぞいたしょうもない夕焼けを掲載した。実際私の眼には、曇り空で山の端が少し夕焼けになってい程度である。だがFUJIの撮影素子は、曇り空に僅かに残る太陽の色彩情報を拾い集め、このようになんとか見られる画像にしてくれる。
だから最近は、FUJIのS5proのボディに、ニコンのズームレンズを付けっぱなしにしており、これでベルビアモードに設定すると、リバーサルフィルム並に撮影できる。
相変わらずFUJIは、ニコンやキャノンに比べれば、はるかに良い色を出してくれる。良い色とは何かといえば、現実の色彩情報以上の美色だということである。
ボディでみると、キャノンは相変わらず自然界の色が貧しいし、ニコンは現実色に近いが地味傾向である。どうも色彩の設計発想が測定器志向、或いは真面目すぎる結果だと私は類推している。
ユーザーは、現実に忠実な色などを望んではいないと私は考えている。つまりしょうもない風景から色彩情報をかき集め、見ている以上の、そしてユーザーが気づかない発色の良い絵に仕立て上げる画像を期待しているのである。それはフイルム時代のベルビアが、まさにそのような特性を持ち、多くのユーザーに支持された理由でもある。
写真が、現実世界を写し取る道具だとする認識は、私は間違いであると考える。特にデジタル化されれば、どうにでも後加工できるのだから、現実をモチーフにしながら、もう一つ別の世界を表現するための道具だと私は考えている。
別の言い方をすれば、記憶色の世界だ。悪いイメージをそぎ落とし、記憶に残る良い色だけを人間は覚えている。FUJIはフイルムメーカーだけあって、そうした人間の色彩に対する心理を、プロダクトに反映させている唯一の機材メーカーである。プロ写真家が絶賛する理由もうなずける。
そういう優れものが、WEBでは13万と初期の半額で売られているので、この機材はまさにお買い得だ。そろそろ発売から2年半がたつので、最近のEXRを取り込んだ新製品ボディが欲しいところだ。もし、新製品がでないのであれば、今のボディをもう1台追加するか・・・それ位にFUJI製の撮影素子は大変優れている。
清水寺
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED