Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク575. 積丹美国再訪

2022年03月16日 | field work

 

 積丹・美国小泊の撮影ポイントは、昨年訪れたときに記憶していた。

積丹半島の岩壁が連なり、宝島がアクセントになる冬の雪景色を撮りたい・・・。ここなら300mm以上のレンズが欲しい。だから再訪できたときは、ニコンDfに300mm迄のズームレンズをつけていた。このためにこんな大きな機材を持ってきたといってよい。

一年も経つとこちらの意識が変わる。今の関心は映像にシフトしている。それでも静止画で撮影すると、迫力ある瞬間だった。そうはいっても風で身体が揺すられる。

こんな画像を撮影しだすと三脚が必要だ。もちろんミニ三脚は持参したが、手がかじかんでいたし、小さすぎる。ここはバンガードのVESTA TB204Cのカーボンファイバー三脚が欲しいところだが、既に製造終了か・・・。

小さなミラーレスボディだからトラベラー用三脚で十分、リュックのサイドポケットに入り飛行機の重量制限に負荷をかけないことが事がポイントだ。今頃往年の三脚ジッツォなんか使わんよ。

BIKUNI2.

NIKON Df,AS-S NIKKOR28-300mm/F3.5-5.6G

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フィールドワーク574. 国道229号線

2022年03月15日 | field work

 

 国道229号線は、余市漁港から美国まで海岸線を走る。今でも旧道の一部が残っており、水面から数メートル程度の所に道路がある。それも崖の一部をくりぬいて設けた隧道は岩盤むき出しであり、地形に添って道がクネクネと折れ曲がり、ガードレールはなく間違えれば海に転落する。もちろん車は波を被りながら走行する難儀な道だったようだ。

 特に龍泉洞という自然の海食洞の中を通り抜ける特異な構造だったために、1984年、山側に豊浜トンネルが建設された。そして1996年2月の酷寒のなかで、トンネル内の岩盤崩落が起き、小樽行き路線バスと乗用車が5万トンの岩盤に押しつぶされ20名の死者をだす惨事が起きたところである。現場には当時の慰霊碑が建てられている。

 原因は地下水が湧出している部分が厳冬期に凍結し、地下水圧の上昇を毎年繰り返してきたことで岩盤の亀裂を徐々に進行させ、限界に達したときにトンネル崩落につながったとするニュースは、私も記憶にある。

 現在は、地下水を避けるかのように、さらに山側へ迂回する3代目のトンネルがある。今もその道を路線バスや物流の車が走り続けている。積丹の生活を支える1本道であり、私達が随喜の涙をながすウニ、蟹が都市へ運ばれてくる道でもある。

 私は、そんな国道229号線の海岸沿いを撮影ポイントまで歩いていった。風の強いときでなくてよかったと思いながら。

5740BIKUNI KODOMARI

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フィールドワーク573. 挨拶

2022年03月14日 | field work

 

 美国のバス停を降りて観光センターで身支度を調える。トイレとリュックの中から撮影機材を取り出し首にかけるだけだが、そうしておかないと吹雪の中で行おうものなら身体は雪の塊になる。冬のフィールドでは、行動の足場があるのはありがたい。雪は激しく降ったり小やみになったりを繰り返す。小やみの頃合いを見計らってフィールドへでかける。

美国の民家を撮影しながら、昨年目印をつけておいた小泊の撮影ポイントへ向かう。

民家の脇を通ろうとしたらオバハンが雪かきをしている。

私は大声で「こんにちは!」と挨拶する。

オバハンは「昨日は風が凄かったよ。今日は納まった」と話していた。

集落を訪れたら私は、必ず元気よく挨拶する習慣が身についている。

彼らにとっては、よそ者がきていることは明白だから挨拶は必須だ。

よく都会の観光客がくるとシカトして通り過ぎる。地元の人は挨拶もしないなんて、何もんだろうといぶかしがる。

都会の観光客は、心のなかで知らない人に挨拶するんかなぁー!、と逡巡する。知らない人だから挨拶はいいや!、といって陰険にムッツリとして通り過ぎる。

知らない人というのは、あんたら都会の観光客の方だよ!。

私は以前観光客とすれ違った。彼は逡巡としてムッツリと通り過ぎようとした。すれ違いざまに「なんだおしかぁー」と私はつぶやいたら、遠くから「寒いので口が動かない・・・」だって。言い訳をするのも都会人の特徴だ。いいわけは風のなかに消えていったけど・・・。

民家の叔母さんに戻って・・・

「どこへゆく?」

「小泊まで」

「あら、そっち雪が積もってゆかれないよ。向こうから大回りしてさ」

ありゃ、確かに雪が民家の屋根まで積もっている。

私は、大回りして美国小泊へ向かった。

573otoru2

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フィールドワーク572. 美国へ

2022年03月13日 | field work

 

 二つ目玉のような連続する低気圧が通過した翌日、昼の気温-1°のフィールドを歩いていた。

 私が、やだなと思うのは帰りのバスが運休!、という事態だ。そのときは観光センターに飛び込んで民宿でも開けてもらう他ないと覚悟を決めていた。

 美国まで平日なら1時間に1本程度の路線バスがある。運転手さんに尋ねたら「ほとんど運休はしないですよ」。飛行機の欠航やJR の運休が続いている今の時期にあって、路線バスは通勤通学の足だから、雪ごときで休んでいては雪国で暮らせない!、そんな空気を感じる。

 今は美国の集落も、大半が現代住宅に建て変わっている。僅かに残された古民家から昔の姿を想像すると、伝統的建造物群保存地区に指定したいぐらいの景観だったと想像する。じゃ!、貴方は古い民家に住みたいですか?、と問われれば、そんな寒い民家は御免被りたい。もちろん観光気分でやってきても冬の北海道で古民家に1泊する気分も皆無だ。やはり断熱性能が格段に高く暖房設備の整った現代住宅にするだろう。

 寒いのはゴメンだ。そう言っていると伝統建築がなくなってゆく。なくなっていって良いと私は考える。その時代に実現できる技術でもって居住性能を満たすべき。ただし古民家も現代の技術でリニューアルすれば居住性能は高くなるけど・・・。

 酷寒のフィールドを歩いていれば、そう考えるのが当然。

572,BIKUNI

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フィールドワーク571.(Nikon Freak改め) 小樽・冬の旅

2022年03月12日 | field work

 

 論文資料が見つかったので小樽・冬の旅の旅程を1月下旬に設定した。しかし正月が明けるとパンデミックが広がる気配濃厚。ならば、規制発令前にでかけようという魂胆で旅程を2週間早めた。

 難儀なのは天気予報だ。出発3日前になって天気がわかった。こりゃ冬の嵐の中に突っ込むスケジュールだ。それでは飛行機が飛ばない。前日に当初3泊予定を天候に合わせて5泊に延長した。

 雪が小やみになった僅かの隙間をついて小樽へ出かけた。

 その5泊6日の間、道内は猛吹雪で鉄道とエアラインは機能しない。僅か1日だけ曇りのマークがある日に京都へ戻ることにした。この日、大学入試センター試験がある。関係者の踏ん張りに便乗して帰ってこよう。

 小樽を、二つの連続する低気圧が通過した翌日、積丹半島の美国へでかけた。どんな天候でも地元の路線バスは動く。冬の撮影は、私には最高の時間だが、猛吹雪の合間をぬって天候を先読みしながら・・・。

 オーセントホテルに戻るやいなやフロントで部屋の鍵を受け取り、その足で2階の大浴場へ直行。寒さで硬直した身体がお湯で揺るんでゆく。寒い時ほど風呂で暖まる快適さがものをいう。

 仕事と、その合間にフィールドへでかけ、ホテルで画像の整理をしている時間が心地よいはずだ。窓の外は猛吹雪、今回はビデオで撮ろうと決めていた。そんな6日間だった。

 

571SYAKOTAN

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ドローイング584. 小説:小樽の翠・幕間510. 旅の呼び水 

2022年03月11日 | field work

 

  最初の呼び水は私の教え子のUからの年賀状だった。

 Uからの年賀状を見ながら、そういえばUの旦那は鉄ちゃんだった。雪の鉄道写真を撮りにゆくのも面白そうだ。それでWEBサイトをくくると雪の新幹線米原駅の撮影画像がある。ここならゆけそうだ・・・。

 今年の冬は厳しいから外を出歩くのも面倒だと思いつつ、peachのサイトをくくったら関空から新千歳まで4,980円!。新幹線の京都-名古屋間より安い。北海道の方が安いなんて凄い時代だ。じゃあホテルは大浴場に直行できるオーセントホテルが空室・・・。指が先走りして、結局家に籠もって冬をやり過ごすはずが、小樽冬の旅の予約ができた。

 そうなると次の楽しみは撮影機材のチョイス。昨年フイルムで撮影した街は美しかった。となるとフィルム機材ニコンF3+MD4。レンズはDistagonとPlanar、フィルムはトライ-Xが7本あれば足りるだろう。ここまでは簡単に決まった。

 図書館で文献複写があるからニコンDfにマクロレンズが必須だ。其れに28-300mmレンズがあればレンズの互換性がある。さらに映像を考えるとα6600+18-135mmレンズをどうするか?。デジタルズームで1.5倍の300mm迄届くとなるとニコンDfがいらないのだが・・・。

 次は鞄だ。ロープロという撮影機材用のバックがでてきた。機材を詰め込んで持ったら実に持ちにくいし機材しか入らない。一体誰がこんな珍奇なバックを開発したのか。そこで機材の保護をかねてバック毎山用リュックに投げ込んだ。少しオーバースペックな重さが悩ましい。

 そしてまたバスで美国通いになる。今回は美国の手前の厚苫で降りて300mmのレンズで積丹の冬の海を狙おう。昼は美国の食堂で味噌ラーメン、午後は小樽の市立図書館で文献撮影、夜は「ふじりん」にゆこう。何回も同じ所に通う旅は旅程がたちやすいから好きだ。そうそうホテルでMac Book proで映像編集のテストをしよう。

 そうやって旅の準備をしていたら、沖縄、広島でまん延防止等措置の対象地域に指定された。オミクロン株流行の兆し濃厚。小樽でオミクロン株は出ていない。ならば日程を2週間早めエアチケットと宿を変更した。パンデミックの隙間をついての旅だ。

 そもそもUからの年賀状-鉄ちゃんのクラシックな空気に影響されたのが旅の始まりだった。もちろん小樽は官能小説の舞台だし、それで興味を持ったら、この街は意外に面白い事に気がついて、あとは飛行機が飛ぶことを祈るほかない。はたして今年も小樽冬の旅へゆけるか!?。

 そんなことを考えて小樽へ旅に出たのも、実は今年のお正月が明けた頃の事であった。

 

iPhon13pro

ISO126,焦点距離35mm,露出補正0,f/1.5,1/120

ISO80,焦点距離96mm,露出補正0,f/2.8,1/122

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番外編537. どうして日本は、WEBサイトのデザインが下手くそなのだろう!

2022年03月10日 | field work

 

 このブログの新型コロナ情報も各国のWEBサイトから、情報を得ている。トップに米国スタンフォード大学、次いで英国オックスフォード大学、最後は日本の厚生労働省のWEBサイトトップ画面である。

 トップ画面で全体状況がわかるのが米国。情報伝達が素早い。英国は必要な情報を次画面でグラフを多用し一気に並んでいる。そして折れ線グラフの任意のポイントをクリックすると数値情報が出るなど必要情報があり解読が容易だ。

 そしてトップ画面や次画面に図が存在せずテキストデータだけなのが日本だ。しかもテキスト量が大変多い。従って私は読まないというのが何時もの方針だ。因みにNHKWEBサイトに図解情報がアップされているが、デザインが悪く、必要な数値データがとれない。こんなのに受信料を払っているのかと思うと腹立たしい限りだ。

 相手に情報を伝えるインターフェースが必要だ。インターフェースは伝達情報のコンピュータ的論理と相手に理解してもらうためのWEBデザインの事である。

  私が見る限り日本の多くのWEBサイトは、カテゴリー病にとりつかれている。カテゴリー病とは、情報を階層的にまとめWEBサイトでヒエラルキーな構造にしてゆくWEBサイトの事である。つまり「次へ」をクリックして次画面に進み・・・、といった具合に繰り返しながら情報の深層へ到達しようとする。

おおくのWEBソフトがそうした使い勝手を反映させている。私は、これは間違っていると言っておきたい。というのもこうしたヒエラルキーの設定は紙媒体上の論理であって、WEBで使用すると大変使いにくい。WEBの原則はスクロール。そしてトップ画面で全部の情報が得られること。それが大原則。

 さらにテキスト情報の文字数が多すぎる。数行にわたって解説する必要があるならば、図にすれば簡単だ。日本人の図を描こうとする能力が欠落。そして注書きにすればよい情報を、1つのテキストに組み込もうとする冗長な書き方を見ていると、君たちは学校を出ているの!?、とさえ思う。

WEB画面はパターン認識だ。30年近いコンピュータの使い手としては、テキストもパターンとして読んでいるのであって本の読み方とは違うのだ、ということを覚えておいて欲しい。

そしてデザイン力の欠如。自治体のWEBサイトに漫画風の退屈なイラストが多数登場するが、そんなもので市民に親しまれたいと思ったら自治体の勘違い。それより数行も続く文章を1行以内にして、適切なデザインと合わせて表示すべきだ。自治体のどんな情報でも要約すれば1行以内ですむ。ならば最初から1行でよいではないか。

要は相手に伝えたい情報を簡潔に、そして一般化できる概念が必要である。

パソコンは、そうして進化してきた。だからappleのWEBサイトをみれば、画像とわかりやすい図と簡潔な文章しかない。それでいて必要なことは全て伝わる。

書面で書いたものを、そのままデジタル化するという役所的珍奇なWEBサイトは、もうやめて欲しいな。それでいて政府はデジタル庁を設置する。どうせ複雑になるだけでしょう。そんな情報音痴なデジタル化社会は御免被りたい。

もう一つ追加しておこう。パンデミックが開始されて依頼メディアに登場する専門家の肩書きに特任教授とつくことが多い。特任とは特定のプロジェクトについて呼び集められた非常勤講師である。それだけ感染症が、これまでの分野で重要視されてこなかった理由だろう。そうであれば、当然ワクチン開発も進まない。

パンデミックが始まり、これまで政府は多額の補助金を企業や商業者に支出してきた。だが、大学の感染症研究やワクチン開発に多額の資金を注いで感染症やワクチン開発などに知の集約を図ろうとする話は聞かない。そればかりか大学を閉じてしまうというとんでもないことを政府は、やらかした。人類が生存できる方法を探る唯一の科学の拠点だったのにである。むしろ大学を助長し、ワクチン開発を超加速させた方が小さな支出と小さな被害で済んだと思われる。

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番外編536. 新型コロナの感染状況について/About the infection situation of the new corona

2022年03月09日 | field work

 2月末時点でみると、オミクロン株の流行はピークを越えた。その理由はワクチン接種率が加速したからである。そこでデータでみてみよう。ここでは日本と、島国、人口規模が同じ、のフィリピンと比較する。

As of the end of February, the epidemic of Omicron strains had peaked. The reason is that the vaccination rate has accelerated. So let's take a look at the data. Here, we compare Japan with the Philippines, which has the same island country and population size.

 

1.感染状況とワクチン接種回数について

 図1は、1日の感染者数推移とワクチン接種回数累積値の推移を、日本とフィリピンでみた2軸グラフである。オレンジ色は、1日の感染者数。青い色はワクチンの接種回数累積値を示す。

 現在では、両国とも1日の感染者数は低減傾向にある。一方ワクチン接種回数は増加傾向である。2つの指標から判断すれば、オミクロン株の流行はピークを過ぎたといえそうだ。

尚Oxfordのデータは約1/2の欠損値がある。それでも全体の傾向を反映している。

 

1. About infection status and number of vaccinations

Figure 1 is a two-axis graph of changes in the number of infected people per day and changes in the cumulative number of vaccinations in Japan and the Philippines. Orange is the number of infected people per day. The blue color indicates the cumulative number of vaccinations.

Currently, the number of infected people per day is decreasing in both countries. On the other hand, the number of vaccinations is increasing. Judging from the two indicators, it seems that the epidemic of Omicron strains has passed its peak.

Oxford data has about 1/2 missing values. Still, it reflects the overall trend.

図1. 1日単位の感染者数とワクチン接種回数の推移

Figure 1. Changes in the number of infected people and the number of vaccinations on a daily basis

出典:厚生労働省:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00254.html

 Oxford Univ.Our World in Data、https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 

 図2は、この前述の2指標の関係性をみるために相関係数を算出したものである。2月前半の値は日本が+0.02、後半は-0.11と負の相関である。このことから、感染は終息傾向にある。

 またフィリピンは-0.40と負の比較的高い相関である。従って感染拡大が終息に向かっている。

 両国とも類似傾向が見られる。それは感染終息に向かっている傾向である。

 

Figure 2 shows the calculation of the correlation coefficient in order to see the relationship between the two indicators mentioned above. The value in the first half of February is +0.02 in Japan and -0.11 in the second half, which is a negative correlation. From this, the infection tends to end.

The Philippines has a relatively high negative correlation of -0.40. Therefore, the spread of infection is coming to an end.

Both countries have similar tendencies. It tends towards the end of infection.

図2. 月単位の感染者数とワクチン接種回数累積値の相関係数(左:日本、右:フィリピン)Figure 2. Correlation coefficient between the number of infected people on a monthly basis and the cumulative number of vaccinations (left: Japan, right: Philippines)

 

2.社会的免疫の獲得時期について

 図3でみれば日本のワクチン接種3回目の完了(80%接種)時期が、2022年4月頃となり前回予測より2ヶ月早くなっている。これは政府の前倒しによるものであろう。

 フィリピンは2回接種完了が2022年7月となる。3回目接種は未定だが、現時点でその必要性はない。なぜならば、ワクチン接種のタイミングがあるといえそうだ。先月の傾向と変わらない。

 

2. When to acquire social immunity

Looking at Figure 3, the time to complete the third vaccination in Japan (80% vaccination) is around April 2022, which is two months earlier than the previous forecast. This may be due to the government's advancement.

In the Philippines, the completion of the second vaccination will be in July 2022. The third vaccination is undecided, but there is no need for it at this time. Because, it seems that there is a timing of vaccination.It's the same as last month's trend.

図3.現時点での感染収束時期の予測結果

Figure 3. Predicted results of infection convergence time at present

 

3.まとめ

 両国とも、パンデミックは出口に向かっている。現時点のデータは、両国ともそれを示している。

 

3. Summary

 In both countries, the pandemic is heading towards the exit. Current data show that in both countries.

 

撮影データ

積丹半島:SONY α6600,E18-135mm/f3.5-5.6

Shooting data

Shakotan Peninsula:SONY α6600,E18-135mm/f3.5-5.6

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ドローイング583. 小説:小樽の翆509. 恒例、雪のなかの青姦

2022年03月08日 | Sensual novel

 

 今年は雪が多かった。コロナ禍で翠の仕事も多かった。そして今日は珍しく翠は休日だった。

翠「せっかくの貴重な休日だもん、お外へ行こうよ」

「じゃあ、雪原の散歩だ」

雪国でも晴天なら、外の散歩が気持ちよい。なによりも肺の中に貯まったよどんだエアが冷たい外の外気と入れ替わるようだ。

函館本線銭函駅の小さな海沿いの街の散策だな。

翠「しろくま珈琲でキーマカリーかなぁー」

さういって駅を下りて丘に上がると小さな森がある。

日本海からの風を防ぐ防風林だな。

森の中の散策は心地よいな。

そうして雪の上に足跡をつけてながら歩いていた。

アレ!。

二人ともズボッと雪の中に潜ってしまった。どうやら吹きだまりだったようだ。

翠を抱えてそのまま雪の中に沈み込んでしまった。

翠「フフフッ、青姦しよ!、森の中だし、風を遮ると、雪の中に深く潜っているからわからない

そういって翠のスノウパンツをさげてお尻をむきだしにすると・・

翠「ううっ、冷たい空気」

「おしりは感覚が鈍いからさ・・・」

そういって翠を前に抱えて後ろから入れちゃおう。

グニュンとはいって次第に翠の熱い膣で堅くなってゆく。

外気は冷たいが、翠の膣が暖かい。

翠のおさねに指を回して撫でると翠がのけぞる。

翠「ウウウン!、感じてくるぅー」

次第に翠の骨盤がぐいぐいと押しつけてくる。

スエットのしたから手をいれるとノーブラの翠の乳首が硬くなってはっている。

色気というよりは野生の動物のDNAが蘇るようだ。

膨らんだ暖かい乳房が外の世界と対象的だ。

次第に翠の身体が痙攣してくる。

翠「アチキ・・いってぇー」

そのまま翠の痙攣に合わせて膣へドクドクと射精した。

翠の「はぁーーー」という声が森にこだまする。

そのまま重なってしばらく雪に埋もれていた。

・・・

翠「ぁっ!、だれかくる!!」

ウェアを整える、といってもズリ上げるだけだが。

ようやく雪から這い上がって・・・

翠「アチキ、ジッパー・・・」

なんか虚脱感だな・・・・。

それで雪のくぼみから這い出た。

年倍のお爺さんがやってきて・・・

「なんか遠くから声がしたもんで、吹きだまりに巻き込まれたかなとおもって。大丈夫かい?」

そんな声で立ち上がって「大丈夫、大丈夫・・・」

後ろをみたら人型に大きくくぼんでいた。コートの雪を払いのけて・・・

「ありがとう、怪我はないよ」

「そうかい、そりゃよかった」

そういって老人を後にして歩き出した。

遠くで「老人が親指を立てて笑っている。なんだしってたか・・・(*^▽^*)」

翠「今年もできたね、恒例の青姦((*^▽^*))。シロクマ珈琲でカレーライスにしようよ!!!」

女はセックスをすると元気になる。そりゃ元気の成分を注入したんだから当然だよ。変わりに元気の成分を抜かれたこちらは腰が重く足がよろよろしている。

シロクマ珈琲から見える日本海も今日は静かだ。

今年はとても雪が多かった。

毎日が豪雪の日々で家に閉じこもっていた日が多い。

春が近いのかなぁー

・・・・・

雪の合間に空は透明感ある光が眩しいほどに、青空がつついている。

冬の晴れ間って綺麗だ。

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ドローイング582. 小説:小樽の翆508. おぼこ娘

2022年03月07日 | Sensual novel

 

リュウ君の話の続き

「でっ、その処女のVIGIの話の続きは!?」

リュウ「私が日本へ戻されてからもVIGIとは毎日のようにチャットが来るわけね」

「ラブラブの仲が続いているんだ」

リュウ「そう、それでVIGIは日本へ行くためにお金を貯めたい。だからマーケットに出す古着や古いパソコンやスマホがあれば送って欲しい、というわけだよ」

「それは殊勝な考え方!?」

リュウ「そう、古着は片づくし、ゴミに出せないノートPCやスマホが片づくならよいかというのでEMSで送った。ノートPCやスマホに古着とカップラーメンとチョコレートをくわえて。ところがそれがぁー・・・なのよ」

「ほう!」

リュウ「VIGIは1週間で届くつもりでいた」

「EMSならそうだよね」

リュウ「しかし待てど暮らせど荷物は届かない。3週間ぐらいたったあるとき、VIGIからHELPのチャットがきたんだよ。それが古いノートPCやスマホにも関税がかかるんだよ。日本円で17,000円の関税!!!」

「EMSの配送料が1万円ぐらいじゃん。それに17,000円の関税!」

リュウ「僕は税関の申告書にちゃんと中古と書いたし、これは初めての経験だった」

「それじゃ、日本で捨てた方が良かったかぁー」

リュウ「そうだよ。廃品回収業者なんかさっさともってゆくからね。結局VIGIには関税とマニラまでの交通費を送金した。だってマニラの税関まで取りに来いだよ」

「あら、EMSは宅配しないの?」

リュウ「それは関税がかからない場合ね。課税品があれば中をあけて調べられて、最後に国名が入ったテープでぐるぐる巻きにされて、それを取りに行く1日がかりの大仕事だよ。VIGIは大きな荷物だから、従兄弟と、何故か従兄弟の子供をつれてマニラまで大旅行だった。つまりVIGIは処女のおぼこ娘だった」

「でも普通に暮らしていれば、そんな経験はしないよね。先ずは国内の宅配便みたいかなって考えるよねぇー」

リュウ「そうだよ。ILOVE YOUなんて言ってる場合じゃないのよ。僕は国家の見えない大きな壁がどーーんと存在すると思った。大きくても小さくても一つの国家がみんなアイデンティティを主張するんだよ。だから世界は一つなんて全くの嘘だよ。世界は国家の数だけバラバラさ」

「そういうバラバラな世界を走り抜けるんだから、だから人生はタフでなきゃ、タフ、タフ・・・・」

リュウ「だから僕もインポを直したいわけね。でもVIGIはそれはgooだって

そんなリュウ君の結婚話を聞かされて、彼は苫小牧へ向かった。夜行フェリーで青森へ帰るんだ。

・・・

今日は、雪も降らないし静かな小樽の街である。

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ドローイング581. 小説:小樽の翆507. 処女

2022年03月06日 | Sensual novel

 リュウ君がインポの治療で、青森からのフェリーで小樽の病院へ通院している。

帰りにアチキを誘って飲み屋に出かけ、苫小牧から夜行フェリーで青森へ戻る。

「インポの治療はどうだい!」

リュウ「うん!、最近はVigiと元気にやっているよ。多分薬の効果も大きいんだよ!」

「リュウ君も律儀だねー。フィリピーナの上さんのためにインポの治療に通うなんて・・・」

リュウ「なんつうーかなあー・・、つまり私と結婚したとき、上さんは処女だったんですよ」

「ふぅーーん、カソリックの国だから縛りでもあるの?」

リュウ「縛りはないと思うけどフィリピンの田舎じゃ、大体結婚するまでは処女ですよ!。そのかわり結婚する年齢は早いけど・・・・

「昔の日本みたいだ・・・」

リュウ「そこがプリミティブつぅーかなぁー。そうでないと田舎じゃ娼婦といわれますよ」

「日本の社会の風潮とは随分違う!」

リュウ「結婚前にセックスすってるいうことはないよ。そのかわり相手を定める年齢がものすごく早いし、これって目標を定めたら積極的なんだよね!!。私なんか上さんから、もう口説きに口説かれたって感じだった

「見定めたら、逃がさないってわけだ」

リュウ「そうなんです。大体男の評価のポイントは、ルックスとお金。ルックスは生まれてくる子供の良し悪しに影響するし、フィリピンの男はあまり稼がないから、女達は経済力をものすごく重要視しているよ」

「じゃあ日本人は、ターゲットだ!」

リュウ「そう!、それで二股でもかけようものなら、あっちの女は使い古しだけど私は処女ですよ。使い古しに子供ができるんですかぁーって口説くわけ」

「子供をつくるのが結婚の目的なんだ」

リュウ「そう。それ以外になんかある!!!って感じ。そんな空気にいると、私も好きな女は一人で十分です、ハイハイ一生愛します、そう思っちゃう。だってフィリピンの女って超猛烈に嫉妬深い。それで刃傷沙汰だってあるもん。日本みたいに気分が合わないという理由で別れて、また別の男を捜すなんて随分面倒くさい。だから男にとっては最高だよね」

「浮気心がなければ、最高の女なんだ」

リュウ「そうなんですよ。そこをフィリピンの女は間違えない。だから狙いを定めるって感じで一途に口説いてくる」

「そうなると日本で100人切りなんて女子がいたら、もう男を見定める目がないというわけだ」

リュウ「それはフィリピンでは娼婦ですね。生涯愛する男って一人いれば十分ですよ。それで処女がやってくるもん。感激は大きいですよ」

「じゃあ、これからは結婚する女は処女に限ります!!、そんなスローガンでも立てようかな?

リュウ「それを日本でいっちゃったら、あたし達既に手遅れっていう女ばかりでしょう。女達から狼煙があがりますよ」

リュウ「でも処女の女って感動的と日本人は思うでしょう。でも実はこれが超大変なんだぁー((^_^))」

リュウ君の話は続く・・・

小樽は、日本海側だから例年以上にタップリと雪が積もっている。西高東低の気圧配置のなかを明日は、二つの低気圧が沖合を通過する予報。風が強くなってきた。

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ドローイング580. 小説:小樽の翆506. 通い妻

2022年03月05日 | field work

 

 冬は、いつまでも体温で温まっている布団のぬくもりに心地よく、まどろんでいるともう朝はとおに過ぎている。翠は日勤だから、すでに病院で仕事をしている頃だろう。

 おもむろに起き上がって、翠がつくってくれたサンドイッチと珈琲をすすり、天気が良いから郊外へデッサンだな。

 そんなわけで、いつもの店でレンタカーを借りて車を郊外へ走らせる。いつもの寒さだ。山はまだ冬だ。ひとしきり描きおえ、街の風景でも描こう地獄坂へきた。すでに歩いた人の足跡と言うよりは雪に穴があいて連なっている。それでもここからは雪に覆われた街が見える。

遠くで「叔父さぁーん」とアチキを呼ぶ声がする。眼前にある中学校の方からだ。小春だな。

小春「久しぶりじゃん」

「猛吹雪が続いたから家に籠もっていたよ」

小春「あのねぇー、私ユウ君と結婚することにしたの!」

「はあ!、結婚にはまだ数年先じゃん」

小春「以前パパの本棚にあったフレーゲという人の概念記法という本を読んだことがあるの。そこから勉強したんだけど、婚姻年齢は法律が決めた形式だけなのよ。だからといって、それは私の生き方とは関係ないじゃん。男と女の中は、回りが認めちゃえばOKじゃん」

「フレーゲ!、数学の先生ね!!、なんとも早い決断!」

小春「パパにもいったの!」

「ほう!」

小春「パパはねぇー『これでうちも全部片づいた。完売です-!!、って看板を出しておこうか』だって」

「婚姻制度は社会的な制度にすぎないから、それにライフスタイルを合わせる必要は無いというわけだ」

小春「そうよ、ユウ君のママも夕飯をつくってくれるから仕事に専念できるっていって喜んでいた。これでみんなに認められた仲よ!」

「じゃあユウ君の家に通い妻だ!」

小春「ハハハハ!、そうね。来年は子供をつくろうかな!!」

「おおっ、素晴らしい」

小春「だってさぁ中学校は義務教育だから、ところてんみたいに押し出されるじゃん。子供を作るのには調度いいかなぁーって考えたの」

「それで後のことは社会で考えてよ!、というわけだ」

小春「ママがねぇ『また子育てね。これまでにもう何人育てたかしら』だってさ」

「まあ人間が法律や制度といった社会的仕組みをつくるのは、主に税金を取るだけ。法律や制度と男と女の中は関係ないからね。だって逆を考えれば明快だ。法律に従っていればラブラブが保証されるわけではないしさ」

小春「だから今日もユウ君の家へ通い妻よ」

アチキは、ふと思った。家族のライフスタイルとラブラブとをすりあわせることが大切だ。そんなことをしない核家族だから、いろんな問題が発生する。いろんな問題を夫婦で解決しなければならない。たとえば子供を保育所に預けないと仕事に出られないといったように。誰かが育児や家事を引き受け、そして誰かにバトンタッチできる。そこが大切なのだ。

家族が増えるという事は、お互いが少しずつ負担して暮らせる仕組だ。そんな仕組みを思いだしていたとき、ペーヤンのVIGIの家族の話を思いだしていた。そうだあの国が大家族主義だ。なにかがあると20人ぐらいの親族が集まってくる。大家族で考えようというわけだ。

小春を見送って、そんな仕組みを日本が捨ててしまった事に気がついた。これを回復するには2世代ぐらい待たないとあかんな。

・・・

雪の小樽も晴天が広がっている。さて遅いお昼にしよう。五香飯店で水餃子かなぁー。

 

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ドローイング579. 小説:小樽の翆505. プロポーズ

2022年03月04日 | Sensual novel

 

 中学校の放課後、今日も小春はユウ君のマンションへ立ち寄る。

多分ユウ君は、待ちきれないでいるだろうな。

ユウ「ううっ、授業が終わると猛烈にしたくなるぅー!!!」

小春「じょうがないなあぁー・・・・」

ユウ「ううっ、そんなに撫でるなって!、もう出ちゃうよ!!」

小春「じゃ根元をギュッとつかんで出させない!!!」

ユウ「ウグッ、なんか変!。てでいるようなでていないような・・・」

そういってユウ君のペニスにゴムを被せて小春の膣にあてがった。

小春「いつでもで出していいけど、小春が好きなら少し我慢してね」

ユウ「フグゥーー、ハウッ・・・・」

小春「あら、青い顔して我慢してんの、感激!。じゃ出していいよ!!」

そういってユウ君の胸をぽんと叩くと、ボタンを押したようにユウ君の精子がドクドクと小春の身体にはいっていった。そしてユウ君は力が抜けて萎んだみたいだ。

ユウ「僕たちの仲っていつまで続くんだろう?」

小春「死ぬまでよ!」

ユウ「えっ、そんなに!?」

小春「そうよ、だって別に他の男の人を好きになる気分はないし・・・」

ユウ「ふぅーーん、」

小春「あら感動のない返事ね。不満なの?」

ユウ「いや、それでいいかなって思った。だって小春がいれば僕は満足だよ」

小春「私の友達なんか男の子を次からづぎへと取り替える子もいるけど、私はそんな面倒な気分はないよ。一人で十分だよ。それで一生続けば幸せだよね」

ユウ「じゃ、高校も大学も小春といっしょだ」

小春「もち嬉しい。ユウ君は大学で女の人に誘惑されるカモよ!。わかんないなぁーユウ君は」

ユウ「じゃさあ、高校へいったら結婚しよ!」

小春「OK!」

ユウ「女の結婚年齢が16歳から18歳に引き下げられたから一寸不満。でも男はもともと18歳からだからちょうどいいかあ。二人とも早生まれだし。高校生で上さんがいるなんて最高だよね(*^▽^*)」

小春「さてプロポーズ成立、夕飯の支度をするかなぁー」

簡単なプロポーズだ。いやもともとプロポーズなんてそんなものだ。それを大げさにしたのが小説だから。それでも小さな恋は着実に大きく実ってくる。

・・・・

小樽も晴れている。雪も溶け出したり、また積もったりを繰り返しながら次第に春へ向かってゆく。

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ドローイング578. 小説:小樽の翆504. ひな祭り

2022年03月03日 | Sensual novel

 

 街は雪の下にうずくまっているけど、今日は春を告げるひな祭りだ。小春は、中学校の放課後ユウ君のマンションへ立ち寄る。

ユウ「小春ーーー、出そうだよ、早く、早く!!」

小春「今日は、一寸我慢してよね。小春だって満足したいからぁー」

そういってユウ君にせかされるままにベッドに入り込む。

小春「危ない日だからゴム、ゴムっと。我慢してんのよ!」

ユウ「ウグッ!!、姫始めだ、はやくぅー」

小春「それって意味が違うでしょ」

そういって小春がユウ君の上にまたがりユウ君の煮えたぎったペニスを膣にくわえ込む。

小春の腰が股間を起点にシームレスに動く。

ユウ「うぐっ、超きちもいいー」

小春「我慢するのよ、我慢、我慢・・・・・」

ユウ「小春の腰の使い方が気持ちいい、どこで覚えるの・・・」

小春「Tiktokダンスよ・・、ああっ!、気持ちいい!!、感じるぅーーーー」

二人の骨盤が一緒に動きはじめ、ユウ君の身体が沿ったときにビクビクと精子を小春の中にぶちまけた。

小春「ふぅーーっ、もういっちゃったんだ。いつも早いね」

ユウ「女の子はいつから女になるんだい?」

小春「生理が来たときからよ!」

ユウ「小春に精通してもらったしね」

小春「だって、そうしないといつまでたっても子供だったでしょ」

ユウ「だって小春に精通してもらうまでセックスのイメージがわかないもん」

小春「そうよね、聴覚映像って知ってる?」

ユウ「何それ?、図書館の本でも見たことないよ

小春「パパの本棚にあったの。フェルディナンド・ソシュールというフランスの学者ね。彼はリンゴと耳で聞くだけで、リンゴの絵を描くことができるでしょ。それはリンゴを実際に見ている経験をしているから、耳で聞くだけでリンゴの絵が描けるというの。そんな風に耳で聞いて頭でイメージできることを聴覚映像というの」

ユウ「はアッ!、それがなんか!!」

小春「だからぁー、セックスは予め経験しないと聴覚映像ができないでしよう。だから眠っている男の子には、先ず経験させちゃう!!」

ユウ「経験があって聴覚映像ができるんだ」

小春「そうよ、ユウ君が放課後になると勃起するのは、経験によって聴覚映像や視覚映像を組み立てられるからよ。その先は人間の生理学の話になるけど・・・・・。今日はひな祭りよ。もっと姫始めみたいに夢をもったんだけどなぁー。もう出ちゃったかあ。じゃあひな祭りのお菓子をたべようよ。持ってきた。メール打ったけどご飯炊いてある?」

ユウ「もう炊けているよ。なにすんの?」

小春「ひな祭りだから巻き寿司をつくるの」

ユウ「そんなのできるんだ。ママが喜ぶよ!」

小春「もち!、酢飯にして薄焼き卵と干瓢を煮なきゃ、う巻きがあったよね・・・・・」

そういって小春はキッチンにしばらく閉じこもっていた。

小春「できた!。卵と海苔の巻き寿司。冷蔵庫のお新香も入れちゃった」

・・・・

小樽も雪がやんで薄日が射している。

春の予感だろう。

 

 

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ドローイング577. 小説:小樽の翆503. 小春の美ボディ

2022年03月02日 | Sensual novel

 

 小春が同級生のユウ君と初エッチしたのが小学校6年生の時だった。今は中学生になったけどユウ君との付き合いは続いているし、それが当たり前のように生活の一部になっている。

放課後ユウ君の家に行くと・・・

ユウ「はやく、しよ!、もう出そうだよ!!」

小春「もうでるの、すごい。毎日大量に精子を生産しているんだ

ユウ「小春のつくる夕飯で元気!」

小春「しょうがないなあ、じゃやるか」

ユウ「ううっ、早く!、早く!!、漏れちゃうよぉー」

そういって二人が裸になって布団に潜り込むと、早速ユウ君の煮えたぎってペニスが小春の中に入ってくる。

小春「ゴム、ゴム!、赤ちゃんを今つくるわけにはゆかないじゃん。ママが驚いちゃうよ

そういって小春がユウ君の煮えたぎったペニスにゴムをかぶせてゆく。

ユウ「心春の細い指の感触が、すっこぐいい!!」

小春「まだよ!、まだ出しちゃだめよ」

ユウ「ううっ、出る!!、出る!!!」

小春「だめ!、 小春の中に入れてからよ・・・」

そういってユウ君の精子はコンドームの中に射精されてしまった。

小春「ああん!、もう、はやいんだら ぁー!!、 まだ小春が感じる前よ。随分大量にでたね。これなら子供が沢山できるねぇー」

ユウ「ううっ、でちゃった。(*^▽^*)」

小春「じゃあ少し小春を感じさせて・・・」

そういってユウ君と小春は抱き合って布団にくるまっていた。

小樽の真冬の小さな恋人達のラブラブが、静かに続いている。

・・・

ユウ君がひとしきり寝て、やがて眼を覚ますと・・・

ユウ「お腹がすいた、夕飯をつくってぇー」

小春「今日は、小春を満足させてくれなかったから夕飯は抜きよぉー!?」

ユウ「それはないよ。明日は満足させてあげるから、お願い!!、夕飯!!、お腹空いて死にそうだよ」

小春「じゃあ、つくるか。今日はニンニクタップリ入れて麻婆豆腐!」

そういって小春は、洋服をひっかけてキッチンにゆく。

ひっかけただけじゃユウ君のママに見つかるからちゃんとしなきゃ・・、リビングの鏡の前で身支度を調える。

小春「ユウ君はゴムの中に射精したから、匂わないな。OK!」

そういって小春のホディを鏡に映しながら・・・

小春「うん!、中学生にしては美ボディに成長しつつある。中学生のようでありながらホルモンが出ているから女の身体の空気も感じる。その曖昧なところ美ホディたる所以だ。OK!、OK!!」

そういって衣服を整え、ユウ君のママのエプロンをして調理にとりかかる。

ご飯は、今朝の残りがあるからレンジで温めよう。

ユウ君のママの分もつくっておこう。でもニンニクがきついのは嫌いだから、お鍋を分けて調理しなきゃ・・・。

もう小春はユウ君の家の家政婦さんだ。

ユウ君が、臭いに連れられてリビングにやってきた。

小春「ユウ君、ちゃんとシャワーして着替えないと匂うよ!」

そういってユウ君はシャワーをしてスウェットに着替えて食卓にやってきた。

ユウ「ママからメールがあった。今晩も仕事で遅いってさ。小春の料理は美味しいといってた」

小春「だって、お家で、パパ、ママ、子供7人分の料理をつくっていたもん」

ユウ「それで、ママは安心して仕事に専念できるみたいだよ。小春にありがとうだってさ」

小春「さっ、できた!!、ユウ君はこれから猛勉強でしょ。ユウ君のはバッチリニンニク入りです。これから夜中まで6時間は勉強できる。ユウ君の成績優秀の時間はここから生まれているんだ。小春は洗濯機を回しておくから、あとで室内干ししてね」

二人で夕飯を食べて小春は家に帰る。

そんな小さな恋のライフスタイルが、それがあたりまえのように、もう1年以上続いている。

・・・・

小樽の街も猛吹雪だ。といっても呼吸のように吹雪いたりやんだりだ。

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