過疎化に伴い路線バス、電車などの交通機関の縮小、廃止が叫ばれ続けている昨今、課題解決策に関して、少しばかり発想の展開をしてはどうかと思う。原点に戻り、何のための交通機関かと言えば、地域住民の生活に役立つことを前提としている。しからば、その地域の現在・今後の暮らしをいかにしていくかと言えば、その地域のまちづくりの具体的な方向を明確にしたうえで、計画実行していくかが重要な視点である。交通機関の路線には、商業地・住宅・観光地・農地・工業地帯・・、何が主体にしていくのかをまちづくり住民や関係者と大いに議論し、決めていくことが大切である。