新春 名人対談

元旦の朝日新聞で、最も印象的だったのは、囲碁・張○名人と将棋・森内俊之名人の対談記事だった。将棋が9×9 囲碁が19×19 の違いもあるが、数学的に言うと、将棋は10の250乗 囲碁は360乗の変化があるらしい。殆ど無限と考えても良いんだが、ゲームとして本質的な違いがあるらしい。張名人は、「囲碁は研究だけで、勝負が決まることは少ない。」「囲碁は知識に占める割合が非常に少ないんです。知識が0に近くても感性や他の部分で戦える。定石を詰め込みすぎると、かえって新しい発想が浮かばない。過去にとらわれてると新しいことに対応できない。」とも述べている。この認識は、両名人に相通ずるもののようだった。やり直しがきかない違いはあるが、3次元4次元の世の中の行き詰まった状況をも言いえてる感じがした。

確かに

定石は知ってることに越した事はないが、定石だけでは将棋や囲碁(や世の中)にならない。

 

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