トウモロコシの価格上昇の別の意味

アマゾンの原生林を切り開き、トウモロコシ畑が広がっている。
先進国によってトウモロコシがバイオエネルギーとして使われ出したからである。
 結果、アマゾンの住民ではなく、トウモロコシを主食とする中南米の国々は、品不足と、高騰に困っているらしい。
 食料を作ったのに食料不足になる。
 
 世界のどんな生物は食べ物のあるところでしか生きられない。
 人類は現在、近くに食料を欠き餓死する人々が、1日5000人ぐらいいる。
 近くに食べ物が無い人々である。
 ところが、経済大国の日本は食糧の3分の2は海を渡ってよその国から買ってくる。3人に一人分の食糧しかは作っていない。そして、毎日3人に一人分ぐらいの 食べものを捨てている。  
      
      この2つはどこか繋がってる感じがする。  
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サブプライム論議の不思議

いままで新聞やテレビでサブプライ問題はあちこちで語られている。
殆どは、サブプライムローンの意味や規模、今後アメリカや世界の経済へ与える影響、対策について語られる。
不思議なのは、【何故】サブプライムローンの問題が発生したかを語っているのを
見たことが無い。こんな大きな問題が発生したのに、原因・背景が語られない。
社会科学としての経済や政治の体裁すらなっていない。
どのメディアもその意識が全く無い。不思議な世の中だ。
学校だって誰か一人でもお休みしたら「欠席理由」をまず尋ねる。
子供も4~5歳になると決まって、「僕はどこから生まれたの?」と尋ねてくるもんだ。
世界や国の今後に関わる重要な問題なのに、誰も尋ねない。
どんな問題も、いつまでも解決せず、繰り返されるのは当たり前である。
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ガソリン国会

ガソリン国会言われるから、今国会最大の課題かもしれない。
 私は野党が言うようなガソリンの暫定税率撤廃も、政府与党が言うようなこれまでどおり道路特別財源として確保する主張(政策)にも賛成できない。
 世界1の借金を抱えた日本は、基本的に国も地方も普通に予算等立てられるような立場には無い。破産も出来ないから、今は、なけなしのお金を工面してやりくりしなければならない。
 普通の家庭で考えたら、なけなしのお金を、機械的に家族に分け与えたりはしない。はたまた、必要だからと言って増築工事もしない。

貧しい家のお金を使う優先順位を見るといい。
先ず  

 ①食べ物      

 ②きる物
 ③住み家  
 ④病人老人や子供の治療、介護、育児・教育  
 ⑤ 万が一の場合を考えての対策、保険、貯蓄        

   普通、こう考えるのではないだろうか。        なけなしのお金を皆で分けたり、新しい部屋を増築したりはしない。   端的に書いたが、それぞれの理由はそれなりに述べられるが、   ガソリン税撤廃による値引きも、道路特別財源温存も、    切羽詰った景気対策である。    膨大な赤字財政を引きずり、今日の経済の混乱は、、長い間日本が進めてきた経済政策の結果ではないか。   目先のお金稼ぐため、 産業構造のバランスを失し経済の基礎体力を消耗し、   打つ手も失った今も、相変わらず、お金の使い方ばかり熱心。国会論戦を見ていても、与野党の誰も大金を借金しているような、そんな顔は全く見当たらない。きっと、他人のお金であり、他人事だからだろう。お金の使い癖が治らないようだ。死んだ父親は、我々が子供のころ。【贅沢してしまうと、倹約に戻すのは何倍も難しい】と言っていたが、国も世界の偉い人たちも、それが分っていない。(脂ぎった成金、苦労知らずのおぼちゃん、おこぼれに群がる専門家、)は今日も自分のやってきたことを棚に上げ,他人の言葉を押しのけて、喋り捲る。

国会論議を見ていても、国が大借金で困ったものだと悩む政治家の顔がただ一人として見当たらない。

今現に、どれだけの人がいの他人がSOSを出していることか。今日も100人近い自殺、何人の孤老死、

救急車のたらいまわしで死ぬあかちゃん病人

やりたいことは多いだろうが、緊急なものからやらないと間に合わない。

 盗賊たちが己の生業を省みず、仲間内で、分け前の分捕り合戦をしているようなもの。

    御伽噺になりそう。    

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