世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
とうとう来たか。‥‥バタバタするな!
ブッシュ大統領が景気刺激策を発表した翌日以降、アジアを含む世界の株は暴落している。このことが何を意味してるかを、今まで目にした報道や国会論戦を見ている限り、誰も分っていないように思う。パニック状態といっても良いかもしれない。アメリカ発のスタグフレーションや日本の行き詰まりが近いことは、かなり前から予測し、このブログにも書いてきた。「いよいよ来たか。」が率直な実感。国会論戦を見ていると、与野党、質問す方も答える方も、今、我々が置かれている世界や日本の状況が全くと言って良いほど分っていない。(偉そうで恐縮だが、率直に他に言いようが無い)象徴的だったのは、お互いに、「言葉が踊ってる。」と言い合っている場面だった。ホワイトハウスは船の操縦不能に陥っている。その後についている日本丸の操縦が困難なことはある意味で仕方が無い。だからと言って、放っておくわけにも行かない。国会では与野党が、ガソリンだ、道路だと言ってるが、私はどちらも、間違っていると考えている。日本は財政再建国家のような赤字国である。どこにお金を使えるというのか?社会はあちこち壊れかけ、経済は体力を損ね、安全を脅かす物が、遠くにあるとはとても考えられない。こういう場合、家族ならどうするか?バタバタ慌てず、健康と安全第一で、凌ごうとするのではないか。次のお金儲けを狙い、借金してでもお金を使うだろうか?新しい事業を始めるだろうか?先ずは、今日に至った原因を考え、体制を整えるまで、同じ誤りは繰り返さないだろう。いくら大変だと言っても、当座を凌ぐぐらいのものはあるのだから、水道の水漏れ防止にも似た社会的な損失(リスク)に対し早くセーフテーネットを整備することではないか。安全を確認してから、反省に基づき、徐々に積み重ねればいい。国会では与野党とも、そんなことはお構いなく、分け前の分捕り合戦のように、行け行けドンドン、とやっている。(人柄は好きだが)福田首相も、現在の経済状況を理解出来ずに、発想は従来の枠から外れることが出来ないでいる。一方、財界や、メディアの中に、政府お無策を論ずる声があるが、災難時、バタバタ動くのは最悪で、安全確認に全力を尽くすべき。
こんな時、地球環境で、世界に訴えた12歳のカナダの少女(セヴァン・スズキ)のような普通の常識を持った人の言葉に耳を傾けられたらこんなことにならなかったのにと思う。
私が子供の頃、近所のおじさんやおばさんでも、小学校もろくに出ていない両親からも、政治家や話す前から何を言うか見当がつき、言ってることがコロコロ変わ、メディアに登場するタレント学者や有識者のような、バカなことを言うのを聞いたことが無い。
地球環境の悪化にしろ,世界的な経済の崩れにしろ、
結局は子供達に対して、本当に悪いことをしたもんだ。
いつの日か、強欲な人間の神話になるかもしれない。
どうすればいいのだろう?
身体感覚の起点
身体感覚は頭から足の裏まで一様ではなく、意識的には集中する点があり、そこを起点に他の身体感覚や外界の認識も広がる、と私は考えている。
大学以来の自分に対する仮説実験的なテーマだった。50歳を過ぎて仮説は正しかったと確信した。
禅寺へ行くと、壁に≪足の裏で考えろ。≫の張り紙が貼ってあったり、古来「真人、踵を以って思惟す。」の言葉もある。
学生時代、私は全くそういう状態ではなかったし、努力しても出来なかった。しかし、仮説として考え、自らも教育の場でも、実践してきた。結果、(50歳を過ぎていたと思うが)実践した両方で、仮説は正しかったと確信できた。自分自身は続けてきて本当に良かったと、思っている。
身体感覚の起点は、認識に関わって来るから、絵画や写真だけでなく、芝居やダンスなどの表現活動に留まらないだろうと思う。
残った時間その辺を確認してみたい。誰かこのテーマに関心を持ってくれれば良いなの思いもある。
人の体や心に関わる教育や心理や創作活動の上でも、大きなテーマではないかと考えている。