不景気は最高の温暖化対策?

  世界や日本の景気は,先行き不透明なまま後退している。
 景気後退は、ヒトや物の動きや地球全体の掘り返しや燃やす活動の減少だろうから、地球の負担は小さくなる。
  原油の利用は減るから、炭酸ガスの排出量も減少する。減少の程度は分らないが、結果として
かなり大きな温暖化対策になっている。
 
実際にこの間、石油業界の元締めが,元栓を絞る意向を表明し、原油は101ドルと言う、かつて無い高値をつけた。
  原油の価値が上がったわけでも、地球が懲らしめのために上げたわけでもなく、石油の権利を持っている人たちが自分達の利益のため絞った。

地球は、理由に関わらず一息つける。
 我々は、収入とは反対に物価も悲鳴も上がるが、地球や人類の存亡の危機に対しては最高の対策かもしれない。

 これは、元締めが元栓を絞った事に意味があるのではなく、有限な原油(地球)そのものの意味の結果だ。
 
  これを是とするか非とするかはヒトによるだろうが、今後、同様なことが様々起きるのではないか?
  
       ヒトは否応無く受けざるを得ない。

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