四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

自立と貢献の会2025

2025年03月11日 | 教育・子育て

10日㈪朝8時過ぎに事務所を出て京都へ。10時から予算特別委員会の文化生活部の書面審査。昼をまたいで15時頃まで。今日は質問なし。久しぶりに早い時間に綾部に戻れた。

 これで書面審査は終了し、明後日、西脇知事らに対する総括質疑が行われる。

 

11日㈫明日の予算特別委員会の総括質疑を前に答弁調整のための議会の中休みで、終日、綾部で過ごした。今日は雨が降っている。

 9時20分から京都府立農業大学校(稲田佳奈校長)の卒業式に参列した。稲田校長からの卒業証書授与の後、例年のように河村能夫名誉校長が挨拶された。

 知事代理の小瀬康行農林水産部長、石田宗久府議会議長はじめ農商工労働常任委員会の皆さんに数多く出席していただいていた。

 今年は12名の卒業生があり、綾部出身の子は1人もいなかったが、綾部市内で2名の子が親元と建設会社の農業部に就農してくれるそうだ。ありがたい。

 

 卒業式が閉式後、表彰式は失礼して綾部中学校へ。綾部中学校にも2年間通ったが、これでそんなに来ることもなくなるかと思うと感慨深い。

 10時45分から綾中応援団「絆」交流会にPTA会長として出席した。

 20年近く前に綾部中学校が荒れた時、学校だけでは子ども達を押さえきれないと地域や保護者が入っていくようになって創設されたのが綾中応援団「絆」だが、今は学校も穏やかになり、昔のような子ども達のパワーが懐かしいような時代にもなってきた。

 今年度の活動の振り返りや意見交流の後、3年生が卒業前に行う「自立と貢献の会」を体育館にて参観した。

 温二郎と翔貴がオープニングの司会を務めていた。綾部小学校に入った頃は幼く、二人でコロコロしていた彼らが本当に大きく立派になった。参考:コロコロしていた頃

 2名の生徒から「自立と貢献」についての意見発表があり、その後、学年合唱が行われた。

 合唱の途中で、各クラスの代表が担任の先生に御礼を述べる場面があり、先生方は涙をぬぐっておられた。泣きながら歌っている子もたくさんいた。

 温二郎は学年を代表して、学年主任と副主任の先生に御礼を述べていた。

 自立と貢献の会の終了後「絆」の皆さんに生徒からの御礼のセレモニーと「絆」の皆さんからの手づくりのコースターのプレゼントがなされた。温二郎はここでも挨拶を述べていた。

 最後は給食試食をした。今日のメニューはセルフ照り焼きチキンサンド、水菜スープ、牛乳で大変美味しかった。

 午後は事務仕事と、夕方に高橋輝市議が事務所に来て、近況を情報交換。夜は会食。


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ちょうどいい綾部市

2025年03月09日 | 議員活動

日㈰サンキューで「感謝の日」と言うそうだ。

 10時綾部市ハート交流センター(新宮町、旧綾部市立図書館)オープンセレモニーへ。旧図書館が改修され、本町二丁目のハートセンターに入っていたあやべボランティア総合センターや京都綾部ユニセフ協会などの団体がこちらに移ってくることになった。

 今月末で利用が終わり取り壊される予定綾部市市民ホールに事務所があった綾部市老人クラブ連合会、これまで事務所がなかった綾部国際交流協会の事務所もできるようだ。

 ボランティア団体の活動拠点として、大変良い建物が完成した。大会議室(24人収容)、中会議室(16人収容)、小会議室(6人収容)は利用料金(半日300円~1100円)が必要ですが、市民の皆さんはどなたでもご利用いただけます。

 

 セレモニーの後で施設を見学した後、綾部市長杯・第2回「あやべ・クロスロー大会」の会場である日東精工アリーナへ。

 ハート交流センターのオープンセレモニーと重なって出場できなかったが、所属する交流団体NEXT(今川信吾代表)から2チーム出場していたので応援に行った。

 あやべ・クロスロー」は初めて見る競技だったが、綾部市スポーツ推進委員連絡協議会の皆さんが平成24年に考案した綾部市独自のニュースポーツだとのこと。最近、他の自治体からの視察が増えているそうだ。

 まさに幼児からお年寄りまで、差がなく楽しめるスポーツだと思った。「カーリング」のようでちょっと違って「おはじき遊び」に近いのか。ルールも比較的簡単なようだった。

※撮れたてあやべ第273回「あやべ・クロスロー」

 渡辺弘造市議がスポーツ推進委員時代に考えられたそうだ。現在は道具がオーダーメイドなので1セットで5万円を超えてしまうとのことであり、普及のためには1万円くらいで販売できるようになればいいなと思う。

 木製の円形パック24枚で1セットです。どなたか制作に興味のある方があればお声がけください。

 NEXTのBチーム(選手:内堀連太朗、小嶋柊香、小嶋利香、四方一己、羽角直子)は見事、36チーム中、3位という好成績で表彰を受けていた。

 NEXTは20代の頃に創設した団体で、当時は「若者交流団体」と言っていたが、今は「交流団体」としておく。月に2度の例会等を中心に、情報交換や社会奉仕、レクレーションなどをしている。

 優勝されたのは位田町Bチームで、うちの父と同級生の大槻敏郎さんなどがおられた。若い人のチームが多かった中で、80代のチームが優勝!というのが面白いスポーツだと思った。

 

 続いては、和木町の梅まつりへ。今年はまだまだ寒く、梅は全く咲いていなかった。「春は名のみの風の寒さや~」という「早春賦」の歌詞を口ずさみたくなる気候だ。自然を相手にするイベントではこういう年があることも仕方がない。

 しかし寒い分、山家名物、中村屋さんの温かいうどんは美味しかった。手作りの「ふきのとう味噌」も買った。ご飯と一緒に楽しみに食べよう。

 夜にはさっそく食べてみたが春の味がして美味しかった。こういうものがすぐに手に入るのも綾部の良さだろう。

 

 14時からは中丹文化会館で開催された、唄と太鼓の「二人行脚」を鑑賞した。

 綾部市の隣町の京丹波町(旧和知町)出身の藤本𠮷利さん1972年に「佐渡の國鬼太鼓座」に入団され、1981年には「鼓童」の創設メンバーに。現在は郷里の京丹波町に帰って、綾部市や京丹波町で太鼓指導などをしておられる。

 奥様の藤本容子さんも「鼓童」の創設メンバーであり、今は京丹波町で唄の指導やワークショップなどの活動をしておられる。

 この藤本夫妻の結婚40年を記念しての「二人行脚」公演は、多くの太鼓仲間の皆さんに支えられて、唄と太鼓、そして今回はギターや洋楽も入った新しい「和のエンターテイメント空間」が創り上げられていた。

 

 今日は一日、ボランティア、スポーツ、地域イベント、文化芸術という体験ができて、「綾部にはちょこっとずつ、いろんなものがあるな」と感じた。

 文化、スポーツ、ボランティアの活動をするための場所は豊富にあり、それぞれの内容も決してレベルが低いものではない。

 先日、娘の涼子が通っている綾部高校の授業で「人口減少問題」という新聞を作っていた。そこに「ちょうどいいまちづくり」というフレーズがあった。涼子は綾部市の職員さんか、誰かが綾部高校に話に来られて、この言葉を聴いたそうだ。

 田舎ではあるが自然豊かで、都会にも行こうと思えば行ける。京都は1時間、神戸、大阪にも1時間半から2時間。東京までも4時間ちょっとで行ける。

 豊かな自然、美味しい水、米、野菜。文化や教育には熱心で、スポーツ・文化施設で場所取りに困るほどではない。

 仕事も綾部、福知山の工業団地をはじめ、製造業では人手不足なくらい。土地は安く、アパートを借りるよりも家を建てる方が得なくらいの物件もある。

 市民相互の距離も近いので、何かやろうと思うとすぐに情報が共有され、新たなつながりが広がっていく。

 もちろん足りないものもあるが、都会にはないものもたくさんある。

 不満を数え上げるのではなく、「ちょうどいい綾部市」を目指していけばいいのだろう。


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ユニセフ総会と日高さんの通夜式

2025年03月08日 | 一般

日㈯午前中事務所でブログ書きなど。

 午後京都綾部ユニセフ協会(野間由紀会長)2025年度総会に出席した。

 京都綾部ユニセフ協会(設立当時の名称はユニセフ京都綾部友の会)は、設立総会を行っていたまさにその時に、熊谷吉郎初代会長を病気で喪うという悲劇と混乱の中で立ち上がったため、私は急きょ、初代事務局長に就任することになった。

 手探りの中で二ヶ月に一度の会議を定例化して組織強化を図ったり、役割分担のための組織再編をしたりしながら、東京の本部とのやり取りもあり、悪戦苦闘したことを思い出す。

 府議に初当選する前に事務局長は退任したが、今も常任顧問を務めており、これからも世界の子ども達のための活動に取り組んでいきたいと思っている。

 総会後の第二部は綾部中学校吹奏楽部のコンサートが行われた。3年生はすでに引退し、1、2年生だけの編成だが、堂々たる演奏で安定感があり、安心して聴いていられる楽団に成長している。これは全国大会出場のレガシーだと思う。

 夕方事務所で原稿書き。来週は綾部中学校の卒業式があるため、PTA会長として述べる祝辞を推敲している。

 

 福知山市斎場にて、日高英之さんの通夜式に参列した。日高さんは福知山高校、綾部高校で野球部監督を務められたが、当時は私は面識がなかった。

 定年退職後にバス運転手の派遣会社に登録し、清山荘に派遣されて来ておられた。その頃、私が副理事長を務めていたNPO法人あやべ福祉フロンティアが清山荘の指定管理者となり、それで日高さんと知り合った。

 日高さんは奉仕精神にあふれる積極的な性格「お金は要らないから、運転の合い間に清山荘の草刈りなどをさせてほしい」と自ら申し出られ、そのうち派遣会社を辞めてフロンティアの職員になってもらうことになった。最後は清山荘のセンター長として、平成20年から26年まで勤務していただいた。「清山荘の日吉丸」のような方だと私は思っていた。

 日高さんに清山荘の基礎を築いていただいたし、入館者が過去最高の3万人を超えたのも日高センター長時代だった。

 業者とのコストカット交渉の能力も高く、綾部市直営時代に電気の保守管理契約を福知山の企業と130万円で結んでいたのを私が綾部の企業に切り替えて値下げをお願いし、80万円台まで下げたと喜んでいたのをたしか40万円くらいまで下げられ、最終的にはゼロにされた。強気で引かない性格で、フロンティアのためにずいぶん戦っていただいた。

 日高センター長時代はちょうど私が落選し、初当選の頃だったので、再挑戦の府議選の際には教え子やその保護者などにもお声がけいただき、力強く応援していただいた。

 福知山にお住まいで、フロンティアを辞められた後はお出会いすることがなく、年賀状のやり取り程度しかできていなかったのは残念だった。

 今日の通夜式には、大勢の教え子や関係者が参列しておられて、日高さんの優しく面倒見の良い人柄に魅かれた方がたくさんおられたことがよく分かった。

 住職が広島県の豊島から来ておられて日高さんの甥っ子に当たられるとおっしゃっていた。日高さんが広島県の離島のお寺の出身だということは初めて知った。

 日高さんをセンター長に抜擢した当時の曽根庸行理事長も亡くなられ、フロンティアに日高さんのことを知る理事や職員もほとんどおられなくなったため、今日は私がフロンティアを代表して最後のお別れに行った。病気で痩せておられて往時の面影はなかったが、「ありがとうございました」と手を合わせた。


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綾部中学校PTAの懇親会

2025年03月07日 | 教育・子育て

日㈭車検から戻ってきた車で府議会へ。ワイパーゴムを取り換えてもらったので調子が良い。ブレーキパッドも交換し、ブレーキの利きも良い。

 11時45分から宇治茶振興議員連盟(藤山裕紀子会長)役員会に出席し、事務局長として会議を進行した。4月11日に和束町などに視察に行くことを決定。

 

 12時半から議員団会議。京都アリーナに関して発言した。「京都アリーナ計画自体は京都府民のスポーツ振興や向日市の地域振興にとって良いことだと思うが、情報の出し方や説明の仕方が悪い。住民説明会は設計が固まって、できる段階になれば早期にするべきだし、事前審査が必要ないという言い訳もおかしい。明日の採決では自民党府議団として、その点、討論でしっかり注文を付けた上で賛成するべきだと思う」と意見を述べ、文案を代表幹事に調整してもらうことになった。

 

 午後政策環境建設常任委員会(宮下友紀子委員長)に出席。議案の質疑、討論、採決を行った。文化生活・教育常任委員会は「京都アリーナ」のことや「人権尊重の共生社会づくり条例」の件で質疑が長時間となり、予算特別委員会全体会の開会は予定より1時間半遅れの16時35分となった。採決をして終了。

 夜は意見交換のための会食で京都泊まり。

 

日㈮ホテルから歩いて府議会へ。週はじめからの雨もようやく上がったが、少し肌寒い。

 12時半から議員団会議。13時15分から本会議で討論、採決。13時45分頃から予算特別委員会の総合政策環境部の書面審査。質問はなし。

 終了後、綾部に戻って、19時からの綾部中学校PTAの懇親会に少し遅れて出席した。

 2年間務めたPTA会長は今月末で任期満了となって退任する。

 会長としての職務はまだいくつか残っているが、今年度のPTA役員の皆さんに集まってもらうのはこれが最後で、来年度の役員の皆さんにも多く参加していただいた。

 綾部中学校の生徒は元気があり、先生方は若くてパワーがあり、能力も高い。うまくモチベーションを高めれば「日本一の学校」が創り上げられると信じている。それを後方から支援するのが保護者の役割であり、そのための協議や活動の場がPTAなのだと思う。

 子どもが生まれてきてくれたことも奇跡的なことだし、その子どもがたまたま同じ学校に通っている保護者同士や、その学校の先生と保護者との出会いも、ある意味、運命的、奇跡的なことだと思っている。子ども達がつくってくれた「縁」を大切にするのが、PTA活動に参加するということなのだと思う。

 

 この2年間で、校則改正や自転車通学範囲の拡大、資源回収時期の変更もできたし、学校の課題を保護者で共有するための「毎日参観日」の実施や自転車ヘルメットの着用推進活動にも取り組んだ。綾部市PTA連絡協議会でも専門委員会廃止や交流会の実施など、活動の効率化や活性化にも多少は貢献できた。

 綾部中学校PTAとしての事業はほとんどしていないが、PTA合唱は本当に楽しい経験だった。

 

 大人が「変える」ことに躊躇しなくなったことで、子ども達も「変える」ことに積極的になってくれた。

 今年の生徒会役員は職員会議でプレゼンをして、体育祭は「スポーツオリンピック」に、合唱発表会は「ライブオリンピック」に変わり、「大人達にはマイクを握らせない」と進行も運営も企画も子ども達が自主的に実施した。

 来年度は生徒からの提案によって、生徒会の会長、副会長などの役職を全てなくし、5名の役員が集団指導体制で活動するように変えるそうだ。好きなようにやってみたら良いと思う。

 京都府の「京都版ミニミュンヘン」事業のことを今日の予算特別委員会の書面審査で多くの議員が話題にしていたが、綾部中学校では「模擬」ではなく、すでに「実際」に生徒たちが自主的に様々なことを決めて実行できている。

 

 乾杯の発声では「これからもずっと綾部中学校PTA会長という気持ちで、綾部中学校と綾部市の教育を応援していきたい」と挨拶した。

 閉会挨拶は、年度会長の松本真一さんに。お世話になります。よろしくお願いします。

 今日が51才の誕生日だったので、サプライズで花束をプレゼントしてもらった。ありがとうございました。


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サンガ議連の総会

2025年03月05日 | スポーツ

日㈬今朝は9時半から予算特別委員会で知事直轄組織(知事室長、職員長、会計管理者)の書面審査。質問はなし。

 12時半から議員団会議13時15分から本会議で追加議案の上程。

 終了後、予算特別委員会の農林水産部の書面審査。

 質問はまず「府内産木材の利用促進」について。

 城陽市の府営住宅「城南団地」はRC5階建から木造3階建に建て替え中であり、令和4年3月に議員提案でつくった「京都府府内産木材の利用等の促進に関する条例」の成果であると喜んでいる。

 以前から府内産木材の需要拡大のために、公共事業での木材と建設の分離発注を求めているが、この城南団地の事業を進めている建設交通部とどういう話をしているのか?と質問した。

 情報共有しながら、話し合いはしているということだった。木造3階建の府営住宅建築は京都府にとって初めての事業であり、建設交通部も失敗できないと慎重にはなっているだろうがやってみないと現実の課題も分からないので、両部で協力して一歩前に進めてほしいと要求した。

 他にも「米不足の原因である農業の担い手確保策」について、「京の輝きの苗販売を閉鎖的にするべきではない」という点について質問した。

 府立農大の強化(新コース創設、2年制を3年もしくは4年制に、設備や校舎の建替え等)について、時期は明言してもらえなかったが、「農林水産技術センターの綾部移転に合わせて」とは答えてもらった。

 

 京都サンガFCを支援する京都府議会議員連盟(中村正孝会長)の総会・懇親会に出席した。京都サンガの飯野晃社長と選手4名にもお越しいただいた。

 MF武田将平選手、MF松田天馬選手、DF飯田陸斗選手、GKファンティーニ燦選手がそれぞれ今シーズンの意気込みを語られたが、今年は優勝も目指せるチーム力があるということだった。

 ぜひ頑張って、優勝をしてもらいたい。期待して応援します!

 最終の20時37分発の特急で綾部に帰り、事務所でたまっていた手紙などに目を通し、ブログを書いた後、23時前に帰宅。


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原子力防災対策について

2025年03月04日 | 京都府議会

日㈪雨の降る中、歩いて綾部駅へ行き、朝7時12分発の特急で京都に向かった。もう一本後の7時53分発の特急は週末しか運行していないことに昨夜、気がついたので早く家を出た。

 10時までに府庁に着くためには、7時12分発に乗るしかない。これだと早く着きすぎるが、仕方ない。

 10時から予算特別委員会の警察本部の書面審査。午後は商工労働観光部の書面審査。共に質問はなし。

 夜は京都泊まり。

 

日㈫午後予算特別委員会危機管理部の書面審査。質問は「原子力防災」について。

 京都府は原子力発電所の立地県ではないが、福井県の若狭原発群に隣接しており、府内にPAZ(10キロ圏)、UPZ(30キロ圏)を抱えている。圏域内人口は立地県の福井県よりも多い。舞鶴市は全市がすっぽりUPZに入るし、綾部市も約半分がUPZ圏だ。

 立地県である福井県と京都府では、原発に関する情報提供や避難計画の実効性、地元の地域振興対策などで大きな差を付けられている。

 そのため京都府は、UPZ内の自治体には等しく、いわゆる「同意権」(原発の安全性を確認した上で稼働に同意する権利)を法制化するように国に求めている。

 ただ、同意権も持っているだけでは意味がなく、京都府が「それを行使するぞ」という迫力を持っているかどうかも重要なことだ。

 そのため、原子力防災について京都府の本気度を問うたが、京都府は国や関電の言いなりで全く府民の側に立っていないことが分かっただけで、今日は国や関西電力に質問しているのかと思うほどの酷い答弁だった。

 この3年間、知事やUPZ内の首長と国や関西電力との協議の場である「地域協議会」は一度も開催されておらず、事務方レベルの「幹事会」を年に一度、開催しているだけとのこと。

 昨年8月に開催された「幹事会」の議事録を読むと、UPZ内の自治体の副市長さんらは「地域協議会」の開催を要求しておられたが、京都府は全く動いていないようだ。そんなことでは舐められるだけだ。

 

 また、昨年2月に関西電力は使用済み核燃料を保存用プールから出して、地上で自然の空気で冷やすという「乾式貯蔵施設」の設置計画を通告してきたが、それに対してもようやく8月になって事務方レベルの幹事会を開催し、国や関電に説明を求めているという対応の遅さには「そんなことでいいのか?」と疑問を呈した。

 「乾式貯蔵施設」は新たに原発を増設するような重要な問題であるが、私も先日、市民団体の方々に話を聴くまで認識していなかった。

 高浜発電所内には敷地が少ないので、裏山の急斜面をさらに削って50度以上の急な崖の下に設置することになっていて、これに対しては国の原子力規制委員会委員ですら公式の場で強い懸念を示しておられたが、京都府はこれについて問題視する気もないようだ。

 「まずは早く住民説明会を開催するべきではないか?」と要求したが、何度そう言っても「住民への広報はチラシの新聞折込が一番有効」と繰り返すばかりで呆れた。

 最後には「そういう方法(住民説明会)も検討の俎上には乗せたい」という答弁を引き出したが、SNSや折込チラシだけではなく、やはり住民に直接説明し、意見を聴くべきだと思う。

 

 「乾式貯蔵施設」は核燃料サイクルが成り立ってこその話だが、青森県六ケ所村の再処理施設はいまだに稼働の目途も立っていない。フランスに輸出するという話も本当に可能なのか、よく分からない。可能ならさっさとやれば良いと思う。

 「こんな甘い対応では、国や関電からすれば京都府は御しやすいと思われてしまって、とても同意権の獲得なんかできませんよ」と主張したが、通じていないようだった。

 避難路整備についても、福島事故から14年、いまだ何ら完成の目途は立っていない。「どれだけの避難路整備が必要か、概算を見積もって、それを国や関電に提示しているのか?」と質問したが、「それはその都度考えることなのでやっていない」という回答だった。

 「原発のUPZは京都府の北中部の舞鶴市、綾部市、福知山市、宮津市、伊根町、南丹市だけの問題だと思われているかもしれないが、大飯原発から琵琶湖まで25キロ、高浜原発から30キロですよ。琵琶湖を水源としている地域も他人事ではなく、何かあったら京都府は終わりますよ。京都府全体の問題として、もっと強く国に安全・安心対策を求めなければ、何百年待っても同意権なんか得られませんよ。こんな京都府の対応では私は不安になりました」と憤りの意見を述べて締めくくった。

京都府議会のHPから質問は動画でご覧いただけます。(質問の数日後から約1年間)

 

 委員会終了後京都アリーナについて角田幸総文化施設政策監らから質問していたことの説明を受けた。納得いかない部分があったので、再度回答してもらうように求めた。

 夜は京都泊まり。


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正暦寺、春の彼岸清掃

2025年03月02日 | 寺社行事

日㈰8時に歩いて正暦寺へ。由良川の築堤工事は来年度も予算をつけてもらって、早く完成させてもらいたい。対岸のホテル綾部の解体工事はずいぶん進んで、茶色の本館の建物はなくなった。

 春のお彼岸を前にして、境内の清掃奉仕。檀信徒の皆さんに集まっていただいた。玉川弘信住職に続いて、筆頭総代として挨拶。

 組ごとに分かれて、私たち並松組は墓地参道の竹藪を伐採する作業に就いた。道路に出てこようとしていた竹をずいぶん伐ることができた。

 全体作業終了後は四方家の墓地を清掃。改めて、大きくなった牡丹の植栽を刈り込む必要がありそうだ。今日は草引きや落ち葉拾いなど。

 

 午後は事務所に来客があり、相談と協議。その後は、明日から予算特別委員会が再開されるので、質問事項の調査や資料読みなども。

 顧問を務める綾部市武道協会の役員会に出席する。


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映画「私は憎まない」パレスチナ・ガザ地区

2025年03月01日 | 論評・研究

28日㈮8時前に綾部を出て京都へ。10時から定例の監査委員会議に出席。

 本来は高校の卒業式は3月1日だが、土曜日なので1日前倒しされ、それによって監査委員としての公務が重なったため、府議として初めて綾部高校の卒業式に出席できなかった。

 ご卒業された皆様、誠におめでとうございました。さらに自分の好きな道を邁進してください。

 

 14時からは予算特別委員会の建設交通部の書面審査。今日は時間を譲るため質問なし。

 17時半頃に終わると急いで綾部に戻って、同世代の友人家族との年に一度の懇親会に遅れて出席した。他愛もない話やそれぞれの仕事のことや子ども達のことなど、意見交換や情報交換。

 

日㈯10時NPO法人わいわいネットなかま滝野千里副理事長、安村値恵子副理事長がお越しになり、今月に行われる障害者の第二グループホームの竣工式のことなどの説明を聴き、難聴者の団体のことでの相談にも乗る。

 わいわいネットなかま約25年前に創立され、障害者の方々が住み慣れた地域で生き生きと暮らすための支援活動を展開しておられる。長い間、「手弁当」的な活動で本当によく頑張っておられると思っている。

 あやべ福祉フロンティアの事業の一つに「NPOの立ち上げ・運営の支援」というものがあり、私はわいわいねっとなかまのNPO法人化のお手伝いをさせていただいて、そのまま創立時の理事となって府議になるまでは務めていた。

 

 昼前には別の来客があり、「こんな少子化でどうするんや?何とかしてくれんと」とクレームを言いに来られた。

 「げんたろう新聞」を長年配っていただいている方でもあり、息子さんと弟が同級生でもある。お話を聴いて説明しながら、地域のことやご家族のお話などを聴いた。

 

 午後ブログ書きや原稿書き、書類整理など。

 18時半からITビルに。人類愛善協会主催、綾部世界連邦運動協会と綾部大本協賛会が後援した映画「私は憎まない~I SHALL NOT HATE」の上映会に行った。

 2009年1月にパレスチナ・ガザ地区において、イスラエルのミサイル攻撃で娘さん3人を失ったパレスチナ人のアブラエーシュ医師が娘さんを亡くされた直後にも「憎しみではなく、共存」という話をされ、イスラエル、パレスチナおよび世界に大きな感動を与えたという実話に基づくドキュメンタリー映画だった。

 綾部市が取り組んでいる「中東和平プロジェクト」も「憎しみの連鎖は何も生み出さない」という精神で継続されている。

 映画を観て、若干気になったのはアブラエーシュ医師が娘さんを殺害された直後、大怪我を負いながらも生き残った別の娘さんを救急車に乗せて、一緒にイスラエルの病院に搬送される様子などが映像に残っていたが、突然のミサイル攻撃に遭ったにしてはカメラがうまくそれを撮っているとか、イスラエルのテレビニュースのキャスターが番組放送中にアブラエーシュ医師から娘さんが殺害された一報を伝える電話に出て番組中で流されるなど、タイミングが合いすぎているので、このドキュメンタリー映画の制作には何か別の意図もあるのではないかと感じたこと。

 世の中、様々な裏がありすぎて、目の前のことを鵜呑みにしてはいけないように思ってしまう。人間は目の前で見せられると信じてしまうものだ。トランプ、ゼレンスキーの会談もしかり。


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健康福祉部への質問「児童相談所の一時保護」について

2025年02月27日 | 京都府議会

27日㈭10時から予算特別委員会に出席。健康福祉部の書面審査を行う。

 私の質問「児童相談所の一時保護」について。

京都府議会(録画中継)で、質問の数日後から約1年間、ご覧いただけます。

 

 一時保護は虐待を受けている子どもを救うための手段であるが、これがしばしば保護者と児相の間のトラブルの原因となっている。それはあまりに児相側が児童と保護者の「面会や通信を制限」することに起因している。

 児童虐待防止法十二条には一時保護児童と保護者の「面会と通信の制限」を行う場合の要件「児童虐待の防止及び児童虐待を受けた児童の保護のため」と規定されているにも関わらず、これまでは「児童虐待を受けている疑い」の時点で児相所長に「面会と通信の制限」を許してきた。警察の事情聴取に例えると「任意聴取の段階で身柄拘束をしている」ということになる。(警察に逮捕された場合でも弁護士との接見は認められているが、児相ではそれも制限される)

(面会等の制限等)
第十二条 児童虐待を受けた児童について児童福祉法第二十七条第一項第三号の措置(以下「施設入所等の措置」という。)が採られ、又は同法第三十三条第一項若しくは第二項の規定による一時保護が行われた場合において、児童虐待の防止及び児童虐待を受けた児童の保護のため必要があると認めるときは、児童相談所長及び当該児童について施設入所等の措置が採られている場合における当該施設入所等の措置に係る同号に規定する施設の長は、内閣府令で定めるところにより、当該児童虐待を行った保護者について、次に掲げる行為の全部又は一部を制限することができる。
一 当該児童との面会
二 当該児童との通信

※厚労省は現状では違法の可能性が濃厚であり、今国会で「虐待の疑い」だけで面会や通信の制限ができるように法改正しようとしているが、私は反対だ。

 

 昨年12月議会の一般質問でも、児童相談所の一時保護の問題点を西脇知事に質した。それに対する答弁は下記の通りだった。

知事答弁 京都府では国制度改正に先行して、令和5年度から、児童相談所から独立した「意見表明支援員」を配置し、子どもの意見を勘案して児童相談所との連絡調整を行える仕組みを構築してきた。

 

 この知事答弁の中で「児童相談所から独立した」という部分が気になっており、その「意見表明支援員」とは、誰が選考し、監督し、報酬を支払っているのか?と今日の予算委員会で質問したところ、「それは児童相談所を所管している青少年・家庭支援課である」という答弁だった。

 青少年・家庭支援課では、これまでから児童相談所の暴走を食い止められていないと感じており、それで児相から「独立」していると言えるのか?と疑問を呈した。

 「意見表明支援員」だけでなく、我々のように保護者から相談を受けた議員や弁護士等も子どもの意見を聴けるようにするべきではないかということと、子どもが自らの意思で保護者や友人、弁護士等と連絡を取る手段を保障することも必要ではないかと提案した。

 今の状態では児相職員から虐待されている子ども(実際にそういう事件が相当数、発覚している)がそれを外部に訴える術すらない。

 もう1点、私が相談を受け、これまで何度も府議会で取り上げてきた平成30年の福知山児童相談所による「誤認保護」事案について、「裁判所への申し立てを取り下げた後、そのことを反省し総括したのか?」と、昨年2月に行った私の問い合わせに対し青少年・家庭支援課からは一切回答がなかった。

 昨年2月末に問い合わせて、なかなか回答がないので3月に催促した際に課長は「私が直接児童相談所に行って調べてこないと分からないため、2月議会の閉会には間に合わないが、改めて四方先生の事務所に説明に伺います」と言うので、ずっと待っていたが、結局電話の一本もかかってこなかった。

 そこで、昨年12月議会で一般質問するしかないと思い、その原稿を書く前に財政課を通じて青少年・家庭支援課に文書で問い合わせた。

【質問】平成30年度の「福知山児相から家裁への申し立て取り下げ」(誤認保護事案)の顛末についての報告書及び、それを総括し再発防止策をまとめた書類は存在するか?存在するなら、その資料を提供いただきたい。

【回答】ご依頼があった資料は存在しませんが、本事案について、児童相談所内において、弁護士も交えて対応のふりかえりを行い、課題や改善点の整理を行っているところです。

 という上記の回答文書を得たが、6年経ってもいまだに対応のふりかえりや再発防止策をまとめていないのか?と呆れて、それを一般質問で問い質したところ、健康福祉部長からは

答弁 議員御指摘の一時保護事案につきましては、平成31年1月から2月にかけて、

①虐待のおそれがある場合の子どもとの面談の在り方や

②保護者の意に反して一時保護を行う場合の対応の在り方などについて、計4回にわたり関係機関や第三者の弁護士などから意見を伺い、福知山児童相談所において振り返り、総括をし、その後の対応に活かしているところでございます。

 と答弁があり、誤認保護していた子どもを返した平成30年12月の直後に4回の会議を行っていたことがようやく判明した。

 

 今日は「その会議の議事録や内容メモは文書で存在しないのか?」と質問したが、「文書にはしていません。文書は存在しません」の一点張り。

 「誤認保護という大変重大な問題を起こしておきながら、その反省は口頭で話し合っただけ、報告は口頭で家庭支援課に連絡しただけで、報告を受けた側も文書を残していない」といういい加減なことで京都府行政は良しとするのか?と何度か健康福祉部長に質したが、「これを反省し、以後は文書で残して共有するようにします」という答弁に終始した。

 「文書が存在する」となると、保護者等から文書の開示請求をされることを恐れているのではないかと思うが、こんなことで良いのだろうか?

 


 

 予算委員会後は綾部に戻り、19時から綾部中学校PTAの役員引継会に出席した。

 令和5年度・6年度に会長を務めてきたが、3月末で退任し、7年度は松本真一会長にお世話になることになった。

 私は長男が綾部幼稚園に入学した14年前から、幼稚園、小学校、中学校、高校でそれぞれPTA会長や本部役員をトータル6年務めたが、「PTAはやりたいことをやる、やりたくないことはやらない、やりたくない人はやっている人の足を引っ張らない」という精神が大事だと感じている。

 今年度は「PTAの入退会が自由だ」「PTAをぶっ壊す」という人達が世の中に増えてきていることを知った。幸い、綾部で私のところにそういうことを言ってこられる人はなかったが「いずれは出てくるかもしれない」と皆さんにお話した。

 その時には「ぶっ壊す」という負のエネルギーよりも、同じ世代の子どもが同じ学校に通っている保護者同士、保護者と教師が子ども達のために、何をどうしていくか、できる範囲でやれることを模索していくという正のエネルギーで高め合ってほしいと願っている。

 末っ子の中学校卒業により、私は小中学校PTAからも卒業するが、気持ちはいつまでも綾部中学校PTA会長として、何か綾部中学校のためにお役に立てることがあれば協力したいと思っている。


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府立高校の体育館空調は3年を目標に整備

2025年02月26日 | 京都府議会

25日㈫今日から予算特別委員会の書面審査で、各部局への質問が始まった。予算特別委員会には半数の府議が所属するが、私は2年ぶり。

 午後まず総務部の書面審査。さすがに4期となり、若手の皆さんに時間を譲るため、質問はなし。夜は京都泊まりで、久しぶりの情報交換。

 

26日㈬10時から総合政策環境部(環境部門)の書面審査に出席。

 午後教育委員会の書面審査で、ここでは質問した。

 まずは「府立高校の体育館空調の整備」について。令和7年度には1億6千万円の予算(2千万が国庫支出金、残りは起債)で、特別支援学校2校の体育館にGHP(ガスヒートポンプ)の空調を設置することになっている。

 LPガスでの空調整備は災害時のことを考えても、ランニングコストを考えてもメリットがあり、LPガス協会との勉強会を重ねて、以前から委員会等で要望していたため、今回GHPを採用していただけたことはありがたい。

 

 まずはモデル的に特別支援学校2校を整備するとのことだが、早く全ての府立高校の体育館に空調を整備することが望まれている。

 「総額いくらかかるのか?」と質問すると、「細かくは計算できていないが、ざっと30~60億円ではないか」という管理課長の答弁があったので、「何年で、全ての府立高校に整備する計画か?」とさらに質問したところ、「教育委員会としては、3年程度での整備完了を目指している」という答えだった。

 学校では熱中症を心配しておられるし、地震等の災害の際には体育館は避難所ともなるので、こういうことには積極的に起債して早くやることが重要だ。

 我々議員も財政課にプッシュしていかなければならない。

 今回は文科省の「空調設備整備臨時特例交付金」(100%起債充当、50%を交付税措置)を活用するので特別支援学校に限定されているが、総務省の「緊急防災・減災事業債」(100%起債充当、70%を交付税措置)など、「他にも有利な起債をする方法も考えて、早期に整備してほしい」と強く要望した。

 もう一点は「高校入試制度」について。

 2年後から新制度になり、前期試験でほぼ全ての合格者を決めることになるので、受験生にとってはその方が良いだろうと高く評価している。

 一方、最近の私学無償化のこともあって私学志願者が増えており、今年は私学専願でも不合格になったという話を聞いたので、「私学にはそれぞれの経営事情があるだろうから、今後は公立が全ての生徒を受けるという姿勢で取り組んでほしい。学力に課題があって私学専願でも不合格となった子に定時制か通信制しかないというのではなく、清明高校(北区)や清新高校(京丹後市)のような単位制の高校、もしくは単位制コース等を中丹地区の通いやすいところに新設してほしい」と要望した。

 

 また、「綾部高校のスポーツ総合専攻は今年人気があり、40人定員に約60名の志願者があった。その20人を不合格にするのはもったいない。綾部高校の他の学科や他の中丹の高校が定員割れしているならば、その人数をスポーツ総合専攻に回すなどして、子ども達がせっかくスポーツをやりたい!と思って志願する気持ちを大切にしてほしい」と求めた。

 「それは難しい」という答弁だったが、「難しいことに取り組むのが仕事だ」と意見した。子どもが「問題が難しい」と言って来たら、京都府では「難しいから諦めなさい」と言うのだろうか?

 勉強が苦手でも、スポーツが好きな子はスポーツ総合専攻で体と心を鍛えて、人生を切り拓く力をつけるのも良いと思うし、そのことで地元就職する若者を増やすことにもつなげられるのではないかと思う。

 中丹地区では、綾部高校と西舞鶴高校の人気が高い。これは「学校に通いやすい」という立地も影響していると思う。

 定数を単純に人口比で減らすのではなく、志願者数も加味して、人気のある学校の定数はむしろ増やすことも考えてほしいと述べた。

 また、綾部高校のスポーツ総合専攻を充実させるためには、綾部高校の体育教師の枠を増やすべきではないかとも提案した。

 

 夜は京都泊まり。


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「いかるが」という地名

2025年02月24日 | 歴史の探求

24日㈪明け方、地震があった。揺れた後、地鳴りもあったので、大地震がどこかであったのかと思ったが、綾部市が震源地だったようだ。

 石川県と千葉県でも同時刻に地震があったそうで、日本列島が大揺れするのではないかと心配する。

 

■サイエンスキャンプINあやべ

 今年も「サイエンスキャンプINあやべ」(京都府主催)という小中学生に科学の面白さを体験してもらおうという企画が綾部駅北の北部産業創造センターで3月15日㈯で開催されます。

 理系人材の育成のため、北部産業創造センターができて以来、京都府商工労働観光部には地道に子どもへの教育啓発活動に取り組んでもらっています。まだチラシに申込先が書かれていませんが、学校等を通じて告知されると思いますので、ぜひご参加ください。

参考:サイエンスキャンプINあやべ 開催報告

 


■物部氏の祖神

 最近、「ニギハヤヒと『先代旧事本記』物部氏の祖神」(戸矢学著、河出文庫、2020年3月)という本を読んだ。大変興味深く、分かりやすい文章で、著者の戸矢さんの調査力、洞察力に感心した。

 先日、2月7日付のblog「今日、人類が初めて、綾部に降りたよ」で約20年前に書いていた文章を掲載したが、その頃は意味もあまりよく理解せずに

「聖徳太子や蘇我氏と争って敗れた物部氏の祖先といわれる饒速日命(ニギハヤヒノミコト)の降臨伝承が『先代旧事本紀』という書物に描かれている」

「日神、月神、星神、その他大勢の神々を従えて、五部および二十五部の天津物部の兵を従え、呪能のある十種の天津瑞宝を携え、天磐船に乗って威風堂々と河内の『哮ヶ峯(いかるがのみね)』に天下った」

と書いていたが、この本を読んで改めていろいろと調べ直してみようと思った。

 

 綾部市は戦後に市町村合併するまでは「何鹿(いかるが)郡」という地名が残っていたが、「何鹿」と書いて「いかるが」と読むというのは、以前からなぜだろう?と考えている。

 綾部市の奥上林地区にある君尾山光明寺の国宝「二王門」は聖徳太子の創建と伝えられており、聖徳太子の建てた奈良の「斑鳩(いかるが)宮」と同じ読み方をする。

 『先代旧事本記』に出てくる河内(現在の大阪府交野市)の「哮ヶ峯」の「いかるが」(「たけるがみね」とも呼ぶ)は獣が「咆哮」するの「哮」の字を使う。

 以前、読んだ本には「厳る宮処」と書いて「いかるが」と読み、「厳粛なる場所」すなわち「都」を指す言葉ではないかと書いてあった。

 

■江戸時代の何鹿郡

 何鹿郡(一部、現在の福知山市の私市と報恩寺を含む)は幕末には7つの藩と10の旗本によって分割統治されていた。

綾部藩(九鬼)、山家藩(谷)、園部藩(小出、京都府南丹市)、柏原藩(織田、兵庫県丹波市)、篠山藩(青山、兵庫県丹波篠山市)、半原藩(安部、岡部藩から改称、埼玉県深谷市)、湯長谷藩(内藤、福島県いわき市)

旗本 十倉谷(谷蔵人)、梅迫谷(谷鐐蔵)、城下藤懸(藤懸左京)、小山藤懸(藤懸伊織)、赤目坂藤懸(藤懸源之助)、杉浦越前守(相模国高座郡→大住郡)、武田兵庫(武田信玄の異母弟・信実の子孫)、川窪賢三(武田流槍術師範、武田兵庫と同族か?)、柴田七九郎(船井郡・氷上郡・何鹿郡に5500石を領有)、太田善太夫(大坂の陣で活躍し、相模国愛甲など加増)

 

 村ごとに領主が違い、村の中でもさらに細分化されているところもあった。

 例えば、今の山家地区では和木町だけは梅迫谷の領地で残りは山家藩、豊里地区の位田町は大半が山家藩で柏原藩と十倉谷の飛び地がある。

 最も分割度の高い「1つの村が4分割されている」ところ私市村(約1105石)と物部村(約2543石)で、私市村は湯長谷藩(166)と杉浦越前守(363)、武田兵庫(176)、川窪賢三(400)の3旗本の領地で、物部村は綾部藩(281)、柏原藩(713)、半原藩(818)と旗本の柴田七九郎(731)となっている。

 私市村、物部村規模の石高を1つの村で持っているところは、他には鷹栖村(1055)、高津村(1119)、位田村(1269)、東栗村(1660)、報恩寺村(1338)、中村(1499)※現在の小畑町、上杉村(1278)あたり。

 私市には私市円山古墳(京都府最大の円墳)があるし、物部も物部の名が付き、室町時代には信州諏訪出身の上原が地頭として治め、物部にもゆかりのある諏訪神社を祀ったり、領内の川を犀川と名付けたりしている。それだけ栄えていた土地であり、古代からの中心地であったのだと感じる。

 この本に触発されて、またいろいろと調べたくなった。


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綾部恵比須神社奉賛会へ、ぜひご入会を!

2025年02月23日 | 寺社行事

23日㈰雪が降ったり、止んだりの一日。午後から事務所に行き、ブログ書きや手紙書き、書類整理。

 週明けからは予算特別委員会の書面審査も始まるので、資料に目を通して質問の構想を練る。久しぶりの予算特別委員会への出席だが、もう4期目で質問時間を譲る側に回るため、いくつかの部署にだけ質問する予定。皆さんの質問を聴いて勉強したい。

 

 18時半から亀甲家にて、綾部恵比須神社奉賛会(会長:四方源太郎)反省会に出席。平野正明副会長の進行により、まずは会長として開会挨拶をして1月9日、10日の初ゑびす大祭への協力に対して御礼を述べ、来年に向けてのご協力もお願いした。

 その後、田所卓監査の発声で乾杯し、懇親会となった。懇親会の冒頭ではYouTubeで公開されているFMいかるの番組を平野会長がDVDにダウンロードしたものを放映された。下記、ご参照ください。

撮れたてあやべ第272回「商売繁盛と家内安全を願う新春の風物詩 あやべ初えびす大祭」

 

 昨年、今年から初めて加わってもらった若い世代の皆さんにもたくさん参加していただき、世代を超えて今後も継続していこうという良い流れができつつあると感じている。

 今は数時間のお手伝いでも関わっていただくことが祭の継承にとって重要だと思って、声をかけている。

 森田和行会計から大まかな決算状況の報告があり、今年も黒字で終えることができそうだ。

 閉会前には毎年、威勢の良い口上で境内を盛り上げていただいている石原義信さんから「一本締め」の講習会をしてもらった。

 「一本締め」と「一丁(一発)締め」を混同している人があり、今年、手締めがうまくいかなかった反省から、奉賛会のメンバーは全員覚えておいてほしいということで。

 講習会は思いのほか時間がかかったが、最後は志賀利幸副会長の閉会挨拶で締めくくられた。

 

■綾部恵比須神社奉賛会とは…

 令和に入ってから私が三代目会長を務めている綾部恵比須神社奉賛会は、もともとは大本通り商店街とイコールの組織でしたが、二代目の由良源太郎会長時代に組織上は別のものとなりました。

 実際には、その後も大本通り商店街の皆さんが主体としてこれまで継続されてきましたが、今年度で大本通り商店街は解散される方向のようで、今後は奉賛会が初ゑびす大祭の名目も実質も主体になる必要があります。

 そのため組織強化を図るために、綾部恵比須神社奉賛会では会員を募集しております。1月9日、10日の初ゑびす当日とその準備、片づけ等に、数時間でもお手伝いいただける方はぜひ綾部恵比須神社奉賛会にご入会ください。会費は無料、義務も特にはありません。

 祭の業務は「会場設営」「吉兆管理」「広報宣伝」「福娘の募集と選考」「福引き運営」「休憩室接待」「会場盛り上げ」「焚き火管理」「祭礼の来賓受付、進行」「総務」「会計」「渉外」などがありますが、最初から部門の責任者をしていただくことはありませんので、まずは部門責任者と一緒にお手伝いいただくことから始まります。恵比寿さんの顔がプリントされたハッピを着て、会場をウロウロしていただくことがスタートです。

 

 会員特典としては、商売繁盛、家内安全、縁結びの御利益があると信じております。「信じる者」と書いて「儲」かるという字になります。

 特に神社の参道である本町通にゆかりのある方(在住、出身、親類縁者がいるなど)や商工業に関係しておられる方は大歓迎です。

 先日も1名、今日も新たに2名の方にご入会いただきました。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 商売繁盛で笹持って来い!笑う門には福来る!円満幸福、開運招福、福の神!さあいらっしゃい、いらっしゃい!


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第3回「児童相談所のあり方を考える勉強会 関西大会」

2025年02月22日 | 議員活動

22日㈯朝7時53分発の特急で京都、そして大阪へ。家を出た頃には雪は降っていなかったが、綾部駅に近づくと結構激しく降ってきた。

 大阪駅から環状線で天王寺駅の一つ手前の寺田町駅で降りて、大阪教育大学天王寺キャンパスへ。今は大学の大半は大阪府柏原市にある柏原キャンパスに移っている。

 ここには大阪教育大学附属天王寺中学校・高等学校が隣接して設置されている。IPS細胞の山中伸弥教授の母校でもある。

 

 10時半から開催された第3回「児童相談所のあり方を考える勉強会 関西大会」に出席した。この勉強会は、私も加わっている児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会(代表:岩波初美千葉県議)が主催した関西では初めての事業となる。

 今回は「行き過ぎた親子分離を抑止するために」というテーマで、まさに私が12月議会で質問した「児童相談所の一時保護」に関する内容だった。

参考:2024年12月9日付blog「児童相談所による誤認保護を質問」

 

 岩波代表の開会挨拶の後、大阪弁護士会所属の秋田真志弁護士が「面会制限違法国賠および里親・里子分離違法国賠から見えてきたこと」というテーマで講演をされた。

 秋田弁護士は刑事弁護人として活動しておられ、特にSBS(乳幼児揺さぶられ症候群 Shaken Baby Syndrome)に関する事件を多く取り扱っておられるとのこと。

 2015年に最初のSBS事件(児相による親子分離もあり)を受任され、2019年には大阪市で孫を揺さぶって殺害した罪に問われた山内泰子さんを逆転無罪とすることに尽力され、その後の賠償訴訟にも勝訴されている。

参考:SBS特集(関西テレビ、2019年11月4日)

 この事件で大きな証拠とされた法医学者のT医師による医学鑑定書(T鑑定書)が全く内容のないものだったことなどを説明していただき、「行政が一度決めたら修正できないという体質が冤罪や児童相談所による誤認保護問題を起こしている」と指摘された。

 私もそれは12月議会でも指摘しているが、行政は間違いを犯した時、それを反省することを極度に嫌がる。臭い物に蓋をして終わらせようとするので、有効な再発防止策もできていない。

 これが後から賠償できることなら、まだ許容できても「人生」、特に「子どもの人生」という取り返しのつかない時間を奪ってしまう児童相談所による虐待とも言える「誤認保護」「一時保護の長期化」に国民の皆さんの目がもっと向いてほしいと切に願っている。

 

 今日は他にも、子どもが児童相談所に不当に一時保護された当事者の方々や幼稚園児のお子さん自らもマイクを握り、「(虐待した)ママのところには帰りたくない。パパと一緒にいたい。児相には行きたくない」と必死に訴えていて心が痛んだ。

 「児童相談所は子どもの発言を簡単に捏造する。許せない」と何人もの方がおっしゃっておられた。

 他にも、虐待したと殺人犯にされ、5年以上拘留された後、控訴審で無罪が確定したという方など、壮絶な経験を持つ様々な方からの報告や提案が行われた。保育園の経営者や法医学医師からの発言もあった。

 今の日本にこんなめちゃくちゃなことが存在しているということに、今日もショックを受けた。

 公明党、立憲民主党の国会議員が来ておられたり、公明や立憲の大阪府議、無所属の箕面市議なども参加しておられた。(維新の国会議員はリモート参加)政治の世界でもさらに理解を進めていかなければならないと感じている。

 

 帰りは大阪~京都のダイヤが乱れ、山陰本線もダイヤが乱れていたが19時過ぎには家に着いた。綾部は雪が積もっていた。雪は激しく降ってもいた。


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綾部は雪、京都は晴れ

2025年02月19日 | 京都府議会

19日㈬朝から雪。先日に比べると若干少ないか。家の前と事務所前を雪かき。

 いつもよりは少し早めに綾部を出て京都へ。京都は全く雪なし。日射しで少し暖かいくらい。

 12時半から議員団会議13時15分から本会議で一般質問(初日)本会議後、常任委員会で議案の採決など。

 夕方には農林水産部に調査依頼していた案件について、それぞれの課長から報告を聴く。

 夜は京都泊まり。

 

20日㈭12時半から議員団会議

 綾部市明るい選挙推進協議会の呼びかけで「府政を見る会」の傍聴の方々が来られており、挨拶に伺った。

 13時15分から本会議で一般質問(二日目)終了後、予算特別委員会全体会で先議する議案の採決。

 公舎会にて、北部府議と知事らで懇談。京都泊。

 北部府議での二次会の後、舞鶴市の池田正義府議と歩いて帰る。「今から思えば1期、2期の頃は楽しかったですね。井上先生、池田先生と中丹3市が同期で僕は本当に良かったと思ってます。今から考えるとあの日々は人生の中でも相当楽しい時間でした。また今度、井上先生を誘って久しぶりに三人で飲みましょう!」などと話しながら。

 

21日㈮昼に蕎麦を食べに行こうとしたら、「人手不足で閉店」との貼り紙。府庁の周りでも1軒、また1軒と店が減っている。

 12時半から議員団会議13時15分から本会議で採決一般質問(三日目)

 その後は予算特別委員会の全体会と小委員会。来週から予算特別委員会が始まる。

 

 終了後、綾部に戻り、事務所で溜まっていた書類を整理した後、あやテラスにて日本財団「職親(しょくしん)プロジェクト」京都北部説明会に出席した。

 いわゆる更生保護雇用主の活動だが、神様のような崇高な活動をしておられる企業家の方がたくさんおられることを知った。

 良いお話を聴かせていただき、終了後は懇親会にも出席した。

 綾部、福知山、舞鶴、亀岡などから若手の企業家がたくさん参加しておられた。こういったつながりが盛り上がっていってほしいと願う。


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厄神さんと綾部市PTA連絡協議会

2025年02月18日 | 教育・子育て

18日㈫9時、上野町の若宮神社(四方義規宮司)境内にある厄除神社「あやべ厄除大祭」を参拝。「厄神さんまでは雪が積もる」と綾部では言い伝えられており、今朝もやはり雪が降っていた。

 祭礼の後若宮神社の禰宜や役員、綾部観光協会長、綾部商工会議所専務など来賓の皆さんとお茶をいただきながら、しばし懇談。

 事務所に戻り、手紙を書いたりした後、京都に向かった。京都は晴れていた。

 12時半から議員団会議。13時から代表質問(二日目)に出席。

 維新・国民会派上倉府議(伏見区)原発問題を質問してくれていた京都府は原発立地県ではないのにUPZを抱える唯一の都道府県であり、かつ立地県の福井県よりもUPZ内の人口は多い。綾部市も市域の半分ほどがUPZに含まれている。

 それなのにほとんど対策されない京都府内の避難路整備を進めることや福井県同様に同意権を要求すべきだということはまさにその通りで、京都府も上品に申し入れるだけでなく、いつまでも無視されている訳にはいかない局面に来ていると思う。

 

 代表質問後、綾部に戻り、19時から綾部市PTA連絡協議会の臨時総会に出席した。

 昨年7月の臨時会長会で提案したように、今日の総会では形骸化していた専門委員会を廃止し、新たに会長会を新設すること、1学期に開催する会長意見交換会を綾部市PTA研修会に位置づけて、秋に行っていた研修会を廃止すること、綾部市の各種委員会への当て職は毎年、各単位PTAに割り振って、その中から誰かが出向することなどが規約改正などされて決められた。

参考:2024年7月6日付blog「綾部市PTA連絡協議会の改革」

 

 提案したのはPTA役員の負担を減らすためではあるが、「何もするな」という意味ではなく、何かしたいことが出てくればどんどん挑戦してほしいと思うし、綾部市PTA連絡協議会の活動を減らした分、単位PTAの活動を充実させたり、単位PTAの役員相互の交流会などはもっと行われても良いのではないかと思う。

 私は末っ子が中学校を卒業するため、綾部市PTAからは卒業することになるが、最後に2年連続で綾部中学校PTA会長を務めたことで、こういう改革もできて良かったと感じている。

 

 教育については、家庭が「自助」、学校が「公助」、PTAが「共助」だと思う。

 「共助」であるPTAが豊かな地域は、子どもの成長にとっても、教育にとっても良い地域だということを14年間のPTA経験を通して、今、改めて感じている。

 PTAの経験や理解は人それぞれだが、理解できないことは放っておいたらいいのに、PTAを攻撃しないと気が済まない人達(議員も)が全国にはそこそこいることも分かり、良い勉強にもなった。

 

 会議の後は事務所に戻って、20時半頃までブログ書きなど。


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