バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

心の準備が…

2008年10月02日 22時24分49秒 | バス運転士

朝一番の某所発、某駅行きを担当しました。始発点には乗客ゼロ、次もゼロ、その次に一人の男性が立っているのを発見した。乗車口(中扉)を開けて「おはようございます」と言った。そして、男性が乗車口付近に着席したのを確認してから発車したのだが… すぐに運転席までタバコの臭いが漂ってきたのである。私がそのバス停に到着する前、その男性を視界に捉えた時には、まったくタバコを吸っているような様子はなかったのに… 私が見る直前まで吸っていたということなのでしょう。私は予期していなかった“悪臭”によって、気分が悪くなってしまった。すぐに運転席の窓を開けたけれど、ほとんど意味がなかった。換気のスイッチを入れようと思ったけれど、朝一番でまだまだ肌寒いのに、車内に「ゴォ~!」なんて風を吹かせるわけにもいきません。そこで、その後のバス停で乗車口(中扉)を開ける時に、降りる人がいないのに降車口(前扉)も開けて、少しでも空気を入れ替えるしかなかった…

私はタバコを吸ったことがありませんし、吸いたいと思ったこともありません。父も私に競馬&競艇やお酒などは勧めましたが、タバコだけは勧めませんでした。だからというわけではありませんが、私はタバコが嫌いです。しかし「タバコの臭いが漂ってくる可能性が高い」と予期できる場合は、それほど苦痛ではありません。ところが、今朝のように心の準備をしていないと… 不意を突かれると… 一気に苦痛になってしまうのです。バスに乗る5分前には喫煙をやめて、大きく深呼吸を30回… なぁ~んて無理な話ですよね。ハハハ…