バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

拒“触”症!?

2008年10月09日 22時15分05秒 | バス運転士

平日の朝10時前ということもあって、某大手ショッピングセンターの駐車場もガラガラで、人影もまばらであった。私はあと5分ほどで発車時刻になるシャトルバスの運転席にいた。不意に窓の外から「おはようございます!」と、元気なおばさんの声が聞こえた。それは駐車場の誘導員であった。私はちょっと驚きながらも「おはようございます」と言った。それからわずか1~2分後、ある母子が駐車場に停めた車からショッピングセンターの入り口へ向かって歩きだした。そして、ちょうどその母子がバスの前を横切ろうとした時、誘導員のおばさんは先程と同じように… 否、子供を意識してもっと元気よく「おはようございまぁ~す!」と挨拶をした。しかし… その母子は知らん顔して行ってしまった… ひょっとして聞こえなかった? 自分たちに言われたとは思わなかった? いやぁ… 周囲には他に誰もおらず、とても静かだったけど… ただ単に挨拶は苦手!? いずれにせよ、見ていた私がブルーになってしまった。