バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

某大手ショッピングセンター 三本立て

2008年10月05日 09時39分00秒 | バス運転士
昨日は某大手ショッピングセンターのシャトルバスでした。A駅を出発して、B駅に寄って、ショッピングセンターへ向かいます。そのB駅を発車しようとしたところ、そこに立っているショッピングセンターの案内係りのおじさんが「ちょっと待って!」と手を挙げた。一人の若い女性が走ってきたのである。当然、私はその女性を待ってから再び扉を閉めて発車… と思ったら、またもおじさんが手を挙げた。一人の若い野郎が歩いてきたのである。おじさんが「早く早く!」と手招きしているのに、最後までしっかりと歩いてきた… おじさんがいなければ、間違いなく発車していますよ。

ショッピングセンターの乗り場で、一人の女性が話しかけてきた。「このバスはB駅まで何分くらいかかりますか?」と言ったので、「そうですねぇ… この時間であれば15分くらい… 予想以上に渋滞していると20分くらいかかりますかね」と答えた。「このバスは○○を通りますか?」と言ったので、「いいえ、△△の前を通ります」と答えた。その後も「××を通るかどうか」という質問が続いたので、「いやぁ… 何処を通るにしても、B駅までは途中で降りられませんので… すいません」と答えたところ、引き下がりました。

走行中には「おっ! ☆☆行きのバスだ」と、私のすぐ横から声が聞こえてきた。対向車線を他社バスが走ってきたのである。どうやらバス好きな青年二人組らしい。その後も、何やらバスに関する会話を繰り返していた。車内モニターが乗っていても何とも思わないが、こういう人たちが見ていると思うと… ちょっとした緊張が走る。B駅で降りる時には、とても元気よく「ありがとうございました!」と言った。やっぱり… イオンでの買い物が目的ではなく、バスに乗るのが目的だったのかな???