勤務終了時刻が夜遅かった場合、翌日は昼出勤になることが多い。しかし、今日は中途半端な時間の朝出勤だったので、久しぶりに電車通勤をした。
途中の駅から、20~30名の小学生と2名の先生が乗ってきた。そして、いきなり男の先生が女子児童たちに向かって「痴漢がいるかもしれないから気を付けろよぉ~」と言った。すると、女子児童たちは「チカンってなぁ~に?」と言った。男の先生には予想外の返答だったのか「そうかぁ… まぁ、まだ知らなくてもいいから…」と困った様子だった。今夜、何軒かの家では「ねぇ、お母さん。チカンってなぁに?」という質問が飛び出していたに違いない。ハハハ…
電車を降りてから徒歩約15分… 営業所の近くまで来たところ、歩道上で一人の若い女性とすれ違う時に、たまたま目が合っただけなのだが… なぜか私はピョコっと頭を下げてしまったのである。まったく知らない女性に対して、私がいつもそんなことをしているわけではない。これまでにも“自分でも理解不能な言動や行動”が何度かあったけれど… またやってしまったという感じである。
女性だって、いきなり見ず知らずのオッサンに頭を下げられても、無視するのが自然の… と思ったのだが、その女性はちょっと驚いたような表情を見せながらも「おはようございます」と言ったのである。逆に驚いた私は、慌ててしまって「おはござす」と言うのが精一杯だった。
それこそ、相手が小学生ならば“あいうえお運動(あ=あいさつ、い=以後省略…)”の一つだろうと思って、私も驚くことはなかったけれど… 何かいいことあるかも…(ねぇよ!)