バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

へっ!? そんなことで???

2015年09月26日 20時43分24秒 | バス運転士
つい先日、委託元の某営業所に「(ある押しボタン式信号機付きの横断歩道で)バスが信号無視すると警察へ何度も言っとるのに、どうして新聞に載らんのぉ~!」と苦情を言いに来た人がいたらしいのだが… その人が見ている時だけ“何度も”偶然に起こるとは考えにくい。

多分、その人は… バスが来るのを見計らってボタンを押しているに違いない。だから、もしも“その人の顔を覚えている”運転士さんがいたら、直前で信号を変えられても止まらないだろう。横断歩道を過ぎてすぐにバス停もあるし… 私も、その人の顔を覚えていたら、同じことをするだろう。(ボケ脳には無理だろ!)

また、“バスに乗った人(または乗ろうとした人)”が自分でコケタ場合… これまでは、「運転士の身を守るため」ということで、【まずは運転士が営業所へ電話をする→営業所から警察署へ電話をする→参考案件として受理される】という流れだった。ちなみに、後になってコケタ人が名乗り出てきてゴチャゴチャしたという話は… 少なくとも、このボケ脳には記憶されていない。(ボケだからなぁ…)

しかし、警察署の対応が変わったらしく… これからは【そのバスの運転士が勤務終了後に警察署へ行って届け出をする】ということになったとか… 「はぁ~~~???」である。例えば、夜8時頃に“乗客が自分でコケタ”として… 勤務が夜11時半頃に終わって… それから警察署へ行って届け出して… 何時頃に帰宅できるか分からないけれど、翌朝8時半に出勤しなければならないとしたら…

「自宅が警察署の隣にある!」なんて人は、そうそういるものではないので… 仮に、翌日の勤務を“出勤時間の遅いモノ”に変更するとしても、そのシワ寄せがあちらこちらへ波及することは明らかである。そもそも、自分でコケタ場合… 基本的には「大丈夫!」と言われるんだし… 後になってゴチャゴチャする可能性は低いし… 万が一の場合に備えて“乗客が自分でコケタ瞬間のドライブレコーダー映像を保存しておく”だけでいいと思うのだが… そうすれば、運転士も警察も負担が軽くなるんだけどなぁ~