バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

運行阻害システム!?

2016年01月22日 20時42分24秒 | バス運転士
先日の乗務終了後、ある運転士さんに「夜の○○行きって、こんなに人が乗らなかったっけ?」と声を掛けると、「○○行きでしょ? 乗らないよぉ~」と言われ、私が「途中で何度も“早発してないよなぁ~”と確認しちゃったよ」と言った時のこと…

その運転士さんが「そんなモノ(運行支援システムの画面にあるデジタル時計)を信用したらダメですよ! この前なんか2分以上も早くなりましたからね」と言ったのである。驚いた私が「えっ!? それは(様々な機器に不具合が生じる寒い朝の)点検の時に?」と尋ねると、「うんにゃ! 突然、地下鉄某駅で…」と答えたので、私は二度ビックリした。

我々運転士は、その画面を信用して運転しているのに… そのまま2分も早く発車したら、乗れないお客さんが何人も出てしまうだろうに… そんな恐ろしいことが起こる可能性があるとは驚きである。しかし、そういう話は正式には全く伝わってこない。実際、何人かの運転士さんに話したのだが、誰も知らなかった。

実は、以前から… このボケな私でさえ、そのデジタル時計の数字の変な動きには気が付いていた。例えば、普通は「・・23・・・24・・・25・・」というリズムで秒数がカウントされているとして、なぜか「・・23・・・・・24・25・・」というようなリズムになることが多々あり、それが59から00になる瞬間に起こると、まだ秒数が59のままなのに“分の方が先に1つカウントされる”という光景が見られるのだ。

2~3か月前に“新システムの画面がフリーズ(バス停表示もデジタル時計もストップ!)して、私がプチパニックに陥った話”を書いた記憶があるけれど… その他にも、複数の運転士さんから「走っている途中で、いきなりバス停表示が始発地点に戻ってしまった」という話を聞いたし… 一体、どうなっとるんだ! この機械はぁ~??? 発注の時に、かなり値切ったのかもしれないなぁ…

冒頭の運転士さんは「一応、上司には伝えたんだけど… その内に直るんじゃない? バージョンアップみたいな感じで…」と言っていた。なるほどぉ~ バージョンアップねぇ… いっそのこと、このボケもバージョンアップしてもらいたいなぁ~! あ、それはアップさせちゃいけないのか! ハハハ…